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›2009年03月13日

「人生が変わった」という自演乙が世界Tに出場!佐藤は「これからは俺がメイン!」

Posted by TEAM-angle at 17:59 / Category: 【格】K-1 MAX / 0 TrackBack

090313_K1Max-1.jpg 13日、都内のホテルで行われた『K-1 WORLD MAX 2009〜World Championship Tournament FINAL16〜』(4月21日、マリンメッセ福岡)の記者会見が行われた。会見の詳細や発表された対戦カードなどは、ナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 昨年の優勝者・魔裟斗、ベスト4に入った佐藤嘉洋、今年の日本トーナメント優勝者の小比類巻太信はすでにFINAL16への出場権を獲得しているが、谷川EPは「いつも同じメンバーなので」ということで、オフィシャルサイトでのファン投票によってもう1人日本人選手を出場させることに。するとその結果は、まぁ当然のように長島☆自演乙☆雄一郎が断トツのトップ! 谷川EPは「認識不足だった。ネットでやったのが間違いだった」とやや後悔している様子だったが、その話題性やインパクトはもちろん、日本トーナメントでの試合も高く評価し、自演乙を推薦選手として世界トーナメントに出場させることを決定!
 しかし、いきなりMAX初代世界王者のアルバート・クラウスと試練の勝負を行うことになった自演乙。この日の会見には日本トーナメント決勝で着るはずだった『マクロスF』のランカ・リー<最終回バージョン>のコスプレで出席した自演乙は、まず「ファン投票っていう形で選んでいただいたファンの皆様にひと言……別に嬉しくなんてないんだからね! でもアリガト」と“ツンデレ”モードで挨拶。
 さらに2月の日本トーナメントでスーパーファイトに出場したクラウスが、自演乙を見て「なぜ注意しないんだ! あんな格好で出していいのか?」と怒っていたことが谷川EPから明かされると、同じく会見に出席した佐藤からは「会見のときにクラウスが隣にいたんですけど、『彼はゲイなのか?』って耳打ちしてきたので、『たぶん違う。His Hobbyだ』と言っておきました」という秘話まで明かされた。
 まぁクラウスから見ると、自演乙は神聖なるMAXのリングを汚すイロモノに見えるのだろうが、当の自演乙は「結構いい試合というか、面白い試合が出来ると思うんですよ。パンチで殴り倒してくる選手だし、ボクもそれに応じて3R全部打ち合いたいし、どちらかが倒れる試合をしたい」と、パンチの技術の高さには定評のあるクラウスと真っ向からのド突き合いを宣言! 怒りモードのクラウスと自演砲を乱れ打ちする自演乙の一戦は、MAX初進出の福岡を大いに盛り上げてくれそうだ。

090313_K1Max-2.jpg 昨年、2度目の世界王者に輝いた魔裟斗。その後“燃え尽きた”感もあり、トーナメント撤退を臭わせるような発言もしているが、谷川EPは「数回話し合った中で方針は決まっているが、まだ選手が出揃っていないこともあるので、東京マラソン以降に発表したいとのことです」と語り、谷川EPも魔裟斗も出場する今月22日の東京マラソンを走り終えてから、魔裟斗自身の口で今年のトーナメントに出場するかどうかを明言するとのこと。
 魔裟斗が出る・出ないに関わらず、今年の世界トーナメントには新顔を積極的に投入すると語った谷川EPは、ヨーロッパや韓国にもいい選手がいるとのことで「16名をオーバーしそうで出場選手を選出するのに難航している」とも。そんな中、日本No.2の佐藤は「今回メインを任せてもらえるそうなので、メインらしい試合をして、今年……じゃなくて、これからはメインを譲りません! これからはずっと僕がメインです」とフライング(?)宣言。
 谷川EPは「佐藤君のメインも魔裟斗君が出ないっていうのも決まったわけじゃないです。僕から佐藤君にも長島君にも言いたいのは、この間のDREAMフェザー級GPもそうだったんですけど、KID君がいるからってことで安心して勝ちに徹するような試合をしていたら、いなくなったらどうするのって。そういう意味で(魔裟斗がいないMAXを)考えていかなきゃいけない。例えばクラウスに長島君がKOで勝ったら7月にメインにするかもしれない。そういう意味で佐藤君がメインになる可能性もあるが、魔裟斗君(が出た場合)は絶対にイージーな試合はしない」と説明。要は“魔裟斗のいないMAX”のことを考えたら、今大会は実験的に佐藤をメインにする可能性もある。その上で魔裟斗が出場することになっても、メインじゃないからってイージーな相手とやらせるつもりはない、ということのようだ。
 なお、メインを任される可能性が高い佐藤はドラゴとの対戦が決定。佐藤曰く「昔からドラゴ選手のファイトスタイルはもちろん、人間的にも尊敬していたので、いつか戦いたいと思っていた。アグレッシブにガンガン倒しに来ると思うので、こっちもKO狙っていきます」と、ドラゴとのならメインに相応しい試合が出来るという手応えはある様子。ただしみんな魔裟斗選手の影を追っているが、それではしょうがない。これまでは魔裟斗選手が引っ張って道を作ってきたと思うが、僕はその道を受け継ぐ気はない。脇道逸れて佐藤嘉洋だけの道を歩んでいきたい。3RくらいでKOしようかなと思います。僕はキレがないので、コツコツやって3R目で倒す。その良さってあると思うんで、それを見せる」と、佐藤流のメインイベンター像というは、意識的に派手な技を使うとかではなく、自分のファイトスタイルを貫き通した上でキッチリKOするという方向を重視している様子。
 本人も言う通り、昨年のトーナメントでドラゴをワンサイドで圧倒した魔裟斗とは違うエース像だが、佐藤は「(魔裟斗と)比べられるのもシャクに障るんですけど、そういう周りがごちゃごちゃ言うのを黙らせるためにも倒しにいきますNo.2っていうのも言われたくないですね! いまは自分がNo.1ですよ。(魔裟斗は)出ていないんですからしょうがないですよ」と、昨年末から魔裟斗との再戦を訴えてきた佐藤だが、魔裟斗がそれに応じそうにないと見るや不満を爆発させていた。

090313_K1Max-3.jpg 一方、K-1 WORLD MAXという大舞台に出たことで、「普通に聖地・西宮で飯食っているときも『K-1に出てました?』って声かけられたりして、ホンマに人生変わったなって実感しています」と語った自演乙。何でも近々有名な声優さんとコラボしてCDデビューも決まったそうで、思わず佐藤が「長島選手みたいな一夜で人生を変える選手もいれば、自分はキック時代から階段を一段ずつ登ってきたんで。彼は彼の人生だし、自分は自分の道があるので。食われたら食われたで、社会がそういう時代なら……」とぼやくほどのスピード出世だが、自演乙本人は「多くの人に見てもらうことで、僕のアニメ布教は完成するんで、すごい嬉しいですね」と、あくまでも狙いはアニメ布教。
 とはいえ、世界の壁に挑戦することになるわけで、多少はビビったり驚いたりするところだとは思うのだが、本人は「wktkが止まりません。(前回初めてMAXに出てみて、気がついた反省は)コール前に服を脱ぎはじめてしまうと、コールが終わるまで全部脱げないってことが分かりましたね。とりあえず名前のコールが終わってから、コスプレは脱ごうと。そこが反省点ですね。(コスを)長く見せたいっていうのと、(コール前に)全部脱げなくて、中途半端に靴下だけ脱げなかったりしたんで悔いが残ります。(コスプレの)プロとして綺麗に見せたいですね。(ファイト面の反省は)とくに……。倒れてもいいからいかないと。お客さんはどっちかが倒れる試合のほうが、見てて楽しいと思うんですよ。その代わりボクはめちゃくちゃ強い相手ですけど、フルボッコする気で頑張るんで、フルボッコ返しを食らってもフルボッコする気で行きます!」と、強心臓ぶりをうかがわせる発言を連発!
 怒りモードだというクラウスに対しても「ちょっとアニメ勉強してこいよ! 俺はゲイじゃねぇって言っておいてください。女の子のキャラクターが大好きだから、女の子やってんだよ!」「次も赤(コーナー)で入場したいですね。それで、これが……(笑)日本の……(笑)文化……これが日本の文化だって言ってやりますよ! これがジャパニメーションだった!」と、逆に怒りモード(?)に突入。
 当然、福岡大会では新作コスプレを披露することになるようだが、「前回と比べられると思うので、やっぱりそれを下回るヌクモリティは出せないんで、それを上回るヌクモリティを出さないと」と、いろいろ思案中の様子。日本トーナメント3位の賞金も最近会見やイベントなどに出る機会が増えてきたので、新しい衣装を購入する予定だという。だが、「リアルな話、ちょっと親に何かしら買おうかなと思ってます(苦笑)」と、こんな息子を若干恥ずかしながらも楽しんで応援してくれているという親にプレゼントを買うつもりだという意外な(?)一面も覗かせた。
 だが、記者からプロレスリング・ノアの丸藤正道の実兄が、『マクロスF』の作画監督をしているというマル秘情報を伝え聞いた自演乙は、一瞬にして目を輝かせて「ちょ、ちょっと、丸藤連れてこい! 監督さんにはご挨拶させていただいたんですけど、とりあえず丸藤のお兄さん連れてきてください!」と興奮気味に叫んだ。近いうち、意外な交流が実現するかもしれない。

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