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›2009年03月19日

ウェルター級GP1回戦でいきなりマッハvs青木!笹原EPは「DREAMを救ってほしい」

Posted by TEAM-angle at 15:28 / Category: 【格】DREAM / 0 TrackBack

090319_Dream8-1.jpg 19日、都内のホテルで『DREAM.8 ウェルター級グランプリ 2009 開幕戦』(4月5日、日本ガイシホール)に関する記者会見が行われた。会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 まだ残り4人の出場選手が発表されていないウェルター級GPだが、この日1回戦のカードが1つ発表された。そのカードは当初「1回戦ではやらない」と言われていた桜井“マッハ”速人vs青木真也の日本人対決! 急転直下でこのカードが決まったことについて、「ヤバイ、このままだとDREAM潰れちゃうから、そろそろちゃんとしたカード組まなきゃとか、そんな感じですよね?(笑)」と、本気なのか冗談なのか分からないような発言をした青木に続き、マッハも「(プロモーターサイドは)何も考えていないなぁ、と」とチクリ。
 この発言を聞いた笹原EPは「いま青木選手が言ったことは、ある意味正しい。適切かどうかは分からないが、(この試合で)DREAMを救ってほしい。いまDREAMが本当にピンチというわけではないが、いろいろなイメージや状況も含めて、いま格闘技自体に熱がない状況の中で、2人ならば救世主になってくれるんじゃないかという期待を込めた。何も考えていないわけじゃないです」と、DREAMをはじめ日本の格闘技人気が停滞している中、このままではいかんという危機感からウェルター級GPはもちろん、DREAM全体に火を付けるために、いま必要なカードだと説明。
 さらに「間違いなく素晴らしい試合になると期待している。迫力で言えば川尻(達也)vsエディ(アルバレス)の試合を超えるような、情念というか気持ちでいえば石田(光洋)vs宇野(薫)を超えるような、技術でいえばエディvs(ヨアキム)ハンセンを超えるような、因縁でいえば桜庭(和志)vs田村(潔司)を超えるような試合を、2人ならば出来ると期待しています。我々としては絶対の自信も持っているカード」「いきなり切り札を切るというか、出し惜しみをしても仕方がないので、いまウェルターの中……もしかしたら、いまDREAMの中で出せる一番いいカード、すべてが詰まったカードを組もうと決めた」と、このカードに対する熱い思いを語った。

090319_Dream8-2.jpg そんな笹原EPというか、プロモーターサイドの熱い思いに反するように、マッハ、青木両選手とも「(相手に対して)特別な感情ない」と素っ気ない答え。このカードを聞いたときの最初の気持ちを聞かれても、青木は「またどんな公開練習をしようかなと思いましたね。どんなコスプレにしようかなぁと。全部出すのはマズイですからね。まぁそんな話は横に置いておいて、まぁ(DREAM.7の)試合が終わったときはこのカードはないと言われていたんですけど、2日くらい経ったらガラリと状況が変わって、やってほしいということだったので、まぁ需要があるうちに応えようと思って受けました」と語り、マッハも「さっき何も考えてないなぁって言ったけど、僕もそういう好きなので。僕も17歳から格闘技やっているけど、オファーが来て断ったこと1回もないと思うし、首は縦にしか振らないタチなんで。運命や神様が決めたことだと思っているので、あとはやるだけです」と、お互いに“主催者が決めたことだからやりますよ”的な発言に終始。
 ただ、記念撮影の前にマッハが笑顔で青木に歩み寄っていき、肩をポンと叩いて握手を求めていっても、青木は後輩らしく両手で握手に応じながらも目は一切合わせず、口も真一文字に結んだまま。さらにマッハがカメラマンに向かってポーズを決めている際も、先に座っていた青木は鋭い視線でその様子を見つめるなど、青木側はかなり意識している様子。
 それというのも両者は2005年に修斗のリングで対戦しているが、そのときは判定でマッハが勝利している。あれから月日は経ち、青木はPRIDE後期から現在のDREAMで文字通り“大黒柱”的な活躍を見せている。それだけに「今やれば負けない」という思いは強いだろう。本人も「あのときの僕といまの僕はまったく違うと思っているので、まったく参考にならないと思う」と自信を覗かせた。

090319_Dream8-3.jpg 3・8『DREAM.7』を「やや熱の欠ける大会だった」と反省し、大会終了後の総括でも選手に対して厳しい発言をしていた笹原EPだが、「危機感っていうと、本当に悲壮感が漂うのでアレですけど、すごく評価が低かったのは事実なので。その評価は当然覆したいと思っていますし、当然すべてにおいて僕らプロモーターの責任なので。選手のモチベーションを上げることも、もっと直前のオファーじゃなくて時間をかけてオファーをするとか、周りの環境を整えて、(選手には)よりいいパフォーマンスをしてもらうのが僕らの仕事なので。それも含めて評価が低かったのを考えると、マッハvs青木にはそういうネガティブな評価を吹き飛ばすだけの試合を見せてくれるんじゃないかなと思う。技術的な要素も、因縁という要素も……お互い『意識してない』と言ってたけど、メチャクチャ意識していると思うので、そういうものも含めて色々なものが詰まった試合」と語った。笹原EPの発言からは、マッハと青木ならばそういう主催者サイドの思いも分かった上で、その期待に応えてくれるような試合をしてくれるはず、という絶大なる信頼を感じる。
 それだけに当然、この試合がメインになる予定だが、「東京のファンも新幹線で(名古屋の会場まで)来て、メインを見てもその日のうちに帰れるよう進行します!」とスピーディーに大会を進行するので、関東のファンにもぜひ生でこの試合を見てほしいとアピールした。

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