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›2009年03月21日

戦極フェザー級GP開幕!スーパー高校生は敗れ、ZST最強の男や修斗の子が勝ち上がり

Posted by TEAM-angle at 03:00 / Category: 【格】SRC・戦極 / 0 TrackBack

090320_Sengoku7-1.jpg 20日、国立代々木競技場場 第二体育館で行われたワールドビクトリーロード『戦極〜第七陣〜』。この大会から戦極フェザー級グランプリ2009が開幕。全試合の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 満を持して大舞台に出てきたTKO世界フェザー級王者の日沖発。戦極側も今大会のパンフレットの表紙やポスターに、この日沖を抜擢。期待の大きさが伺える。煽りVでは「成長のすべてを修斗に捧げた男」と紹介された日沖だが、「これからの時代は僕がやっていかなきゃいけない」と堂々フェザー級を背負って立つ発言。最後は同時期に同階級のGPを開催しているライバル団体を若干意識したかのような「日沖のいないトーナメントでフェザー級世界一は決まらない」というナレーション。ちなみにKIDのキャッチコピーは“神の子”だが、日沖は“修斗の子”だった。
 対するはATTのクリス・マニュエル。早々にグラウンドに持ち込み、腕十字を狙った日沖だが、マニュエルも回転して脱出。しかし177cmと、この階級では長身の日沖は長い足をうまく使ってマニュエルを逃がさず、今度はアームロックの体勢へ。
 これも極められる前に逃れたマニュエルだが、日沖は横四方の体勢から両足でガッチリとマニュエルの腕をフックすると、パウンドを打ちながら再び腕十字の体勢に。フックしてどうにか堪えるマニュエルだが、日沖は両足で三角絞めのようにマニュエルの上半身を固定。その状態で上になってパンチを打ち込んでいき、嫌がったマニュエルがうつ伏せになった瞬間、今度こそ腕十字を極めた日沖が勝利!
 見事な動きで完勝した日沖は、試合後マイクを向けられると「すごいプレッシャーでしたけど、終わってみれば、それを含めて楽しめました。(フェザー級最強までは)まだまだです。僕が65kg日本人最後の砦になります!」と頼もしい発言をして、名古屋から応援にきた仲間たちを大いに沸かせた。

090320_Sengoku7-2.jpg 2年近くも白星が挙げられず、UFCでも2連続判定負けを喫した吉田道場の小見川道大が、勝負を懸けて戦極フェザー級GPにエントリー。総合格闘家になってからは70kg台で試合をしていた小見川だけに、65kg級に絞るとかなりスリムになった印象。対するは新興格闘技イベント『TITAN FIGHT CHAMPIONSHIP』のフェザー級王者のL.C.デイビス。
 かなりの実力者だという触れ込みのデイビスは、前傾姿勢に構えて小見川にプレッシャーをかけていく。デイビスの鋭いパンチをかいくぐり、組み付いていった小見川。いかにも腰が重そうなデイビスだが、さすがは柔道家の小見川。見事に足をかけてテークダウンを奪うと、マウントパンチや腕十字、さらにバックに回ってのスリーパーを狙っていく。しかし、デイビスも完全に極めさせない。
 3R、小見川の柔道殺法でずいぶんとスタミナを使った様子のデイビス。小見川はテークダウンを奪うと、立ち上がろうとするデイビスをフロントネックロックで捕獲。決まったかに思えたが、デイビスは脱出。そのまま試合終了のゴングが鳴ったが、判定の結果3-0で小見川が勝利。
 リングサイドで観戦していた吉田秀彦も思わず身を乗り出して声を出していたが、小見川の勝利を見届けると、少し離れたところに座って観戦していた秋山成勲の側に行き、隣に座って何やら会話を交わした。結婚祝いの言葉か? それともUFC参戦に関してか? 小見川もマイクを持つと、「ひと言だけ言わせてもらいます。ちょっとショボイ試合だったんですけど、まず俺が負けると思った奴ら、クソッタレ!」と、久しぶりの白星にこれまでの鬱憤を爆発させた。

090320_Sengoku7-3.jpg この春に高校を卒業したばかりの“スーパー高校生”山田哲也はGP1回戦で、デビュー以来13連勝を記録した“イギリスの侍”ロニー・牛若と対戦。高校を卒業したからか、茶髪になって登場した山田だが、いきなりロニーにマウントを取られてしまう。しかしTKシザースで切り返すと、三角絞めを狙う。ロニーが脱出すると、山田はサイドキックからの飛びヒザ蹴り。しかし山田がジャンプした瞬間、胴タックルで迎え撃ったロニーはテークダウン。
 だが、グラウンド勝負では不利と見たロニーは、自ら立ち上がってスタンド勝負へ。3Rになると、低く構えるロニーが前に出るところに、うまく山田がミドルキックを合わせていく。ロニーは倒れまいとタックルを見舞っていくが、山田は腕を取ってアームロックの体勢へ。これを逃れたロニーだが、またも低い姿勢で前に出ようとしたところに、山田がミドルキックを合わせる。
 それでもロニーは強引に押し倒してアンクルホールドへ。山田も足を取り返し、アンクルで捻り上げるが、お互いに極められないまま試合終了のゴング。判定の結果、ロニーが辛くも勝利。スーパー高校生はGP1回戦で姿を消したが、試合後ロニーは「18歳、とても強かったと思う。アリガトウ」と山田の才能に脱帽気味に語った。

 また、“ZST最強の男”金原正徳は、韓国のキム・ジョンマンと昼間のWBCに続く、日韓対決を行った。金原は1Rにパンチでダウンを奪い、ジョンマンの左目を腫らしてみせたが、イマイチ積極的に前に出ることが出来ず、見合うシーンが目立った。3Rには両者に消極的ファイトということで注意が与えられたほど。結局、判定で金原が勝利したが、ZST最強の男らしいところはあまり見せることが出来ず。
 試合後、金原は「スミマセン、ちょっと最後勝ちに走ってしまい、膠着というか、ちょっと自分から攻めていけませんでしたけど、次は必ずKOで勝ちますので、また応援に来て下さい!」と反省気味なマイクアピールをしてリングを降りた。

 休憩前にリングに上がった五味隆典が、5・10修斗JCBホール大会で修斗ウェルター級チャンピオンの中蔵隆志と対戦することを戦極ファンに報告。「最近あんまり勝ってないんですけど、しっかり練習してまた戦極のリングに帰ってくるんで」と言って、足早にリングを降りた。
 また戦極ライト級王者の北岡悟も休憩明けにベルトを持ってリングに上がり、「このベルトの防衛戦、たぶん8月にやります。たぶんその前に1試合やります。誰が相手でもけちょんけちょんに倒してやりますので、楽しみにしていてください」と挨拶した。

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