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›2009年03月23日

ドラゲー初の両国大会のメインで土井が金本に激勝!完全復活のCIMAはブレイブ奪取!

Posted by TEAM-angle at 01:00 / Category: 【プ】DRAGON GATE・武勇伝 / 0 TrackBack

090322_DragonGate-1.jpg 22日、両国国技館で行われたDRAGON GATE『THE GATE OF ANNIVERSARY』。ドラゲー東のビッグマッチはこれまで大田区体育館で行われてきたが、同所が閉館したため満を持して国技館に初進出! 全試合の詳細はバトル三昧をご覧下さい。
 マス席を撤去し、アリーナにはイスを並べ、向正面をスクリーンとステージ&花道で潰したドラゲー。ところが当日券がかなり伸びたようで、当初黒幕で覆っていた向正面の2階席を徐々に解放。その結果、開始時間が30分遅れてしまったが、2階席はすべて解放され国技館は満員に埋まった。そんな両国大会のメインを任されたのが現ドリームゲート王者の土井成樹。
 土井の持つベルトに挑戦するのは新日本プロレスの“兄貴”金本浩二。かつてこのベルトはライガーも奪取したことのあるベルトだし、前哨戦で土井は金本に対して何も出来なかったことを考えると、再び至宝が他団体に流出してしまう可能性は充分にある。この大一番に金のコスチュームとロングガウンを新調した土井だが、金本は序盤から厳しい攻めを展開。金本らしい喧嘩腰の蹴りや張り手、さらに四方のコーナーで次々に顔面ウォッシュを試みる余裕まで。
 土井も意地で4つ目のコーナーでやられる前に迎撃したが、金本は場外でファルコンアローを決めると、ムーンサルトプレスを投下。これをヒザで迎撃した土井は顔面ウォッシュのお返しから大暴走。さらにDOI555→バカタレスライディングキック→マスキュラー・ボムとつなぐが、前哨戦同様金本はマスキュラーをアンクルホールドに切り返す。
 何度もロープに逃れる土井だが、金本はその度に土井のヒザを破壊してから再びアンクルホールドへ。だが、土井も金本のレガースをズラしてふくらはぎにヒジを落として脱出! だが、20分が経過したところで金本は雪崩式タイガースープレックス! さらにコーナーに登った土井を引きずり下ろしてまたもアンクルへ。さすがにセコンドの吉野がタオルを手にエプロンまで上がってきたが、土井はそれでも諦めずにロープに逃れていく。
 雪崩式フロントスープレックス、タイガースープレックスで土井を追い込んでいく金本だが、アゴの下を切って流血しながらも土井は強敵な粘りを見せる。金本のバズソーキックをモロに食らい、万事休すかと思われた土井だが、アンクルを切り返した土井は背後→正面2連発のバカタレを叩き込み、タイガースープレックスを挟んで渾身のバカタレを叩き込んだ土井は、一気に必殺のマスキュラー・ボムで叩きつけてついに3カウントを奪った!

090322_DragonGate-2.jpg 試合後、両者ともなかなか立ち上がれないほどのダメージを負ったが、立ち上がった金本は土井に歩み寄ると、腰に巻かれたベルトに鍵を付けてガッチリ握手。さらにインタビュースペースで土井が戻ってくるのを待っていた金本は、「おい、チャンピオン! 大一番やってのけたな。まさかお前に負けるとは思わんかったけどよ、でもお前も大一番で勝ってラクになっただろうし、負けたけどすごい充実感があるよ。それで俺は新日本プロレスに戻って、ジュニアでもう1回頂点に立つから、このままチャンピオン防衛して、もう1回俺が(IWGP)ジュニアのチャンピオンになったらダブルタイトルをやろう! その時はよろしくお願いします」と声をかけると、土井も「ありがとうございました! 分かりました! 絶対に守ります!」とその要求を承諾し、ガッチリと抱き合って健闘を称え合った。
 アゴの下の傷からしたたり落ちる血が肩にかけたベルトに落ちる中、土井は「とりあえずホッとしたのが感想ですね。このカードが決まったときから言ってきましたけど、ドラゴンゲート初の両国大会やりました、お客さんが超満員になりました。けど、メインイベントで最後に俺が負けたら、俺はこの大会失敗やと思ってましたんで。たぶん足の靱帯、1本か2本いってると思います。でも今日は靱帯が切れようとも、骨が折れようとも、俺は絶対にギブアップするつもりはなかった。これは俺の意地や。とりあえず最後に金本さんから鍵を付けてもらったことを光栄に思います。絶対にこのベルト、これからも守り抜きたいと思います!」と力強く語った。

090322_DragonGate-3.jpg 一方、土井の盟友である吉野正人は復帰したばかりのCIMAを相手にブレイブゲート王座の防衛戦を行った。吉野は持ち前のスピードを活かした攻撃に出るが、CIMAも吉野のトペをヴィーナスで迎撃し、さらに欠場中に通っていたキックボクシングジムでの成果を発揮するような鋭い蹴りで対抗。さらに吉野のスピードを殺すために足攻めを見せたCIMAは久しぶりにサソリ座固めまで繰り出す。
 だが、吉野はCIMAのヴィーナスもトカレフもスウェーでかわしてみせ、逆にこうもりでCIMAをロープにもたれかからすと、場外を走ってのドロップキックをお見舞い。シュバインも横十字に切り返した吉野は、ライトニング・スパイラル2連発からトルベジーノ→ソル・ナシエンテという必殺フルコースへ。だが、ソル・ナシエンテを決められる前に吉野を担ぎ上げたCIMAはシュバインで叩きつける。メテオラを狙ってコーナーに登ったCIMAを追いかけ、雪崩式ライトニング・スパイラルを狙った吉野だが、CIMAはネジと橋で切り返す。
 そしてインプラントDDTで叩きつけたCIMAは、一気にコーナーに駆け上がり、今度こそメテオラを発射!これがグサリと決まり、CIMAが吉野から3カウントをゲット。ブレイブゲートの絶対王者を破ってベルトを腰に巻いたCIMAは「おい、両国! これでCIMA完全復活や! これからも心臓がバクバクするような試合を見せたるからな」と言うと、WARRIORS-5のメンバーと共に「ウ〜!」。
 さらにそのまま売店に直行し、この日先行発売された自伝『夢の扉の開き方』の発売記念サイン会を行った。長蛇の列を作ったファン1人1人にサインと握手をしたCIMAは、最後に観客と一緒に「ウ〜」。

090322_DragonGate-4.jpg マスクマンでありながらシーサーズのマスクに手を掛けたことから因縁が勃発したサイバー・コングとアンソニー・W・森。一騎打ちではシーサーズのアシストを受けてアンソニーが勝利したが、当然サイバーが納得するわけもなく、その後もサイバーはアンソニーと対戦する度にアンソニーを潰して髪の毛を切るという暴挙に出る。ついにはサイバーのマスクとアンソニーの髪の毛を懸けたマスカラ・コントラ・カベジェラ(敗者マスク剥ぎ&髪切りマッチ)で完全決着をつけることになった両者。
 イスを持ち出してアンソニーを蹂躙していくサイバーだが、気合い十分のアンソニーはイスを奪い取ってサイバーの脳天に振り下ろす。だが、ビクともしないサイバーは突進。アンソニーがかわすと八木レフェリーに誤爆! その隙にシーサーズとリアル・ハザードが乱入してくるが、リアル・ハザードはシーサーズのマスクを剥ぎ取ってしまう。収拾が付かないリング上を見て八木レフェリーはノーコンテストを告げるゴングを鳴らす。
 当然、観客は納得いかずブーイングを飛ばすが、その中でサイバーは「俺はこんな試合、最初から興味ないんじゃ! 俺はコイツが坊主に出来ればいいねん!」と言ってアンソニーの髪切りを強行しようとする。だが、そこに望月成晃とドン・フジイが入って来てサイバーを蹴散らす。その上で望月が「今日は両国国技館大会だぞ! このセミファイナルで、なんだこのみっともない試合は。この試合は完全決着ルールだろ?」と言って再試合を要求。
 アンソニーとサイバーも再試合に応じ、アンソニーがサイバーの負傷している腕を腕十字に捕らえていく。さらに持ち上げて逃れようとするサイバーに対し、三角絞めに移行したアンソニー。だが、サイバーは強引に持ち上げてサイバーボムの体勢に。アンソニーはロープを掴んで防御するが、セコンドがブルーボックスでその手を叩いていくと、サイバーが渾身のサイバーボムで叩きつけ、アンソニーは轟沈!
 サイバーが「お前らこれで納得いったやろ? 完全決着や! 俺はこんなオカマみたいな奴が大嫌いや!」と言うと、アンソニーも覚悟を決めてイスに座る。そしてサイバーは容赦なくアンソニーの“サラサラ王子ヘア”にバリカンを入れていき、アンソニーは見るも無惨な落武者ヘアに! 王子キャラを失ったアンソニーは何処へ行くのか……

090322_DragonGate-5.jpg 健介オフィス(中嶋&起田&宮原)と6人タッグで激突した絶倫ズ(望月&フジイ&岸和田)。望月と勝彦の蹴り合い、フジイと起田のパワー対決、宮原のバネと岸和田のパワーと両軍も持ち味がぶつかり合い、熱戦となったが、最後は望月が起田に真・最強ハイキックから脳天へのカカト落としを叩き込んで勝利。試合後、望月が勝彦に向かって「中嶋君、いや中嶋勝彦選手、まだまだやり足らねぇな。次は健介オフィスでも武勇伝でもどこでもいいから、この続きをやろうぜ」と言うと、そこになぜか“ハリウッド”ストーカー市川が登場!
 スト市は勝彦に向かって「オイ、なに俺に断りもなく、第2試合やってんだよ! ドラゴンゲートのビッグマッチの第2試合っていうのは、俺のためにあるんだよ! 今日は俺も試合をしないと引っ込みつかないから。そこの兄ちゃん、久しぶり! 最近各方面で活躍しているらしいから、今日は俺が相手したやるから。でもビッグマッチの俺の相手は超大物に限られているから、お前じゃまだ若い! お前のところに鬼嫁いただろ? 俺は過去、あいつに2回も負けてんだよ。借りを返さないとな。どうせ今日も来ているんだろ? 鬼嫁、出てこい!」と、何と勝彦では物足りないから北斗晶を出せと要求!
 ところがその時場内に鳴り響いたのは、『テイク・ザ・ドリーム』。出てきたのは前GHCヘビー級王者の佐々木健介! 久しぶりにドラゲーマットに帰ってきた健介はスト市に向かって「オイ、お前! 俺の愛するチャコさんにそんな口聞いていいのかよ。北斗はちょっと忙しいから、俺が相手してやる」と言うと、帰ろうとするスト市と“緊急決定試合 ストーカー市川暴走10番勝負第8戦”をはじめてしまう。
 スト市も覚悟を決めてチョップを叩き込むが、健介は一気にノーザンライトボムの体勢に。辛くも脱出したスト市は必殺のカンチョーを見舞っていくが、健介はビクともしない。深く突き刺さった指を抜いたスト市は、自らの指の臭いをかいで「クッセー!」と絶叫。これに怒った健介がスト市に容赦ない張り手を見舞い、さらにノーザンライトボムで叩きつけて3カウント。
 健介は「ドラゴンゲートのファンの皆さん、この両国大会、おめでとうございます! 今日は激闘でした。またこのリングに帰ってきて、上がりたいと思いますので、よろしくお願いします」とケンスキー佐々木ではなく、佐々木健介としてドラゲーマットに再び登場するとドラゲーファンに約束した。

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