プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2009年04月10日

世間の流れに合わせてDREAMがチケット料金を値下げ!あっと驚く超ド級の企画も用意

Posted by TEAM-angle at 15:09 / Category: 【格】DREAM / 0 TrackBack

090410_Dream9-1.gif 10日、都内のホテルで『DREAM.9 フェザー級グランプリ 2nd ROUND』(5月26日、横浜アリーナ)の記者会見が行われた。発表されたフェザー級GP2回戦の組み合わせや、会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 ケガによる長期欠場で、フェザー級GP“シード枠出場”となった山本“KID”徳郁が満を持して参戦してくるわけだが、KIDの相手は対戦を希望していた優勝候補チェイス・ビービを破ったジョー・ウォーレンに決定。そのKIDの一番弟子である山本篤を1回戦で破った今成正和は、「噛み合うかもしれない相手。黒帯の中の黒帯みたいな人なので、どれほどのものか体感したい」というビビアーノ・フェルナンデスとの対戦が決定し、1回戦では不発に終わった足関を狙っていくことを予告。
 1回戦は緊張して50%の力しか出せなかったという前田吉朗は、高谷裕之との日本人対決が決定したのだが、自身が朝早く起きて大阪から来て会見に出席したのに、高谷が会見を欠席したことで「番長はなんで来てないんですか? 僕のことナメてるんですか? いい試合なんて期待しないでください! 番長とバッチバチやり合います」と不満を爆発! だが、その一方で「(2回戦の相手は)8割方エイブルだと思っていたので、(高谷と聞いて)正直ビビりましたね。喧嘩番長来たよって(笑)。やりたくない相手というよりは、久しぶりに対戦相手が怖いと思いました」と意外にも弱気な発言も……。
 また、4・5『DREAM.8』で行われたフェザー級GP1回戦で、所英男を下したDJ.taikiが右眼窩底及び眼窩壁を骨折したためGP2回戦を欠場することが決定。GPルールではKO負けをしていない場合、敗れた選手が2回戦に進出するとなっているため、DJに代わって所が2回戦でエイブル・カラムと対戦することになった。所は会見には出席しなかったものの「自分の格闘技人生にとって“ラストチャンス”だと思う。WBCの侍ジャパンのように逆転を目指したい」という悲壮な決意が感じられるメッセージを寄せた。

090410_Dream9-2.gif 「1年半ぶりくらいの試合なんで、早くやりたくてしょうがない。楽しみにしているんですけど、前回みたいに試合何日か前にケガをしないように、今回は落ち着いて試合に向けて頑張ります」と意気込みを語ったKIDだが、レスリングでは輝かしい実績を誇るウォーレンとの対戦ということで、「(レスリングの)世界選手権で優勝したっていうのはスゴイこと。全日本で優勝するのもスゴイことだと思っていたから、どれだけの力を持っているのか。組んでみないと分からないけど、組みたくはないです(笑)。そりゃあっちのほうが力があると思うけど、でも組んでも大丈夫……かな?(笑)首のいなしが相当じゃないですかね。だから首は取られないようにしたい」と警戒しつつも、「それよりも自分のことをしっかりやらないと」と久しぶりの試合だけに相手のことよりも、まず自分が万全の状態に仕上げることが大事だと語った。
 また、04年の大晦日に対戦した魔裟斗が今年いっぱいで引退することに関しては、「ご苦労様と言いたい。ハードな試合をしてきたから、あとは体を休めて第2の人生を頑張ってくれと(言いたい)」とメッセージを送ったのだが、7・13日本武道館大会での対戦が総合の選手になりそうなだけに、魔裟斗との対戦の可能性を聞かれたKIDは「俺? 俺!?(笑) それ呑んでても知らない街の人に言われるもんなぁ(苦笑)。でもそれは考えてないですね、いまは。そんなこと考えている暇があったら、トーナメントのことを考えないと」と、いまは魔裟斗との再戦よりもフェザー級GPが大事な様子。
 それというのも、3・8『DREAM.7 フェザー級GP開幕戦』が、どの選手も本領が発揮できず盛り上がりに欠けただけに、今度こそフェザー級らしい試合を見せて盛り上げたいという気持ちが、選手サイドも主催者サイドも強いからからだろう。
 KIDも「俺が出て盛り上がればいいなって思うし、そのためにも万全(な状態)に用意したい」と語る一方で、「面白い選手は出てきてると思うんで、俺一人で盛り上がるのは限界があるから、みんなで盛り上げていったほうが俺がラクかな(苦笑)。(KIDがいないと盛り上がらないって)聞くと嬉しいですね。『本当にぃ?』みたいな。これで俺が出て、視聴率があんま取れなかったらどうするんだろう。恥ずかしいわ。でも頑張ります」と、さすがにKID一人にアレコレ背負わされるのはシンドイのか、DREAM全体で盛り上げていくことを希望した。

090410_Dream9-3.gif そんなKIDの願いに応えるように、総合格闘技を盛り上げるための手段として、FEGがこの大会から実験的な試みを導入することになった。珍しくDREAMの会見に出席したFEGの谷川貞治代表が「今日、私が会見に出させてもらったのは、FEGはこれまで総合格闘技に関してコアなファンに向けて戦略を練ってきたが、世界的に不景気な流れということと、よりマスの人にも総合格闘技を見てもらいたいということで、チケットの料金を一気に下げることにしました」と発表!
 VIPが10万円というのは今まで通りだが、PRIDE時代からずっと固定されていたチケット料金が、RRSが3万円→2万2000円、スタンドSが1万7000円→1万円、スタンドAが7000円→5000円と、幾分“買いやすい”料金に引き下げられた。谷川代表は「ユニクロじゃないが、低価格にすることでより多くの人に来てもらいたい。ファイトマネーが下がるわけじゃないので、我々運営側にとっては大変になるが、中身に関しては断言するが、安くしたからといって質を下げるのではなく、より質を上げていきたい」と宣言。
 その証拠にフェザー級GPだけではなく、この大会には大晦日級の豪華メンバーを投入するという。DREAMにとって今年最初のゴールデンタイム地上波中継が行われる大会ということもあり、フェザー級GP2回戦の4試合に加えて、“世間があっと驚くような超ド級の企画”4試合+タイトルマッチ級のワンマッチ2試合の計10試合を予定。気になるのは“世間があっと驚くような超ド級の企画”だが、「お茶の間にお馴染みの選手が出てきて、格闘技を見たことがない人でも楽しめる内容」ということ以外のことは一切明かされず、来週詳細を発表するとのこと。
 値下げ効果と超豪華メンバーの投入で、1万人超えの満員を目指しているという谷川代表は「当面は世の中に合わせて安くしようかなと思ってます。高いよね、3万とか(笑)。赤字になって続かなくなるのは避けたいが、安くなったことでたくさん入ってくれるならドンドン安くなっていくし。セブンイレブンから西友からドンドン安くなるし、ノアとかでもやっているんでしょ? 何を持って行ったら安くなるとか。劇団四季も。ああいうのいいよね。ああいうのを研究してやりたいなと思ってます」と語り、『DREAM.9』での反応を見て今後料金を調整する可能性はあるが、K-1でも同様に値下げをする予定があることを示唆した。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif