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›2009年04月30日

歳三&稔が反則攻撃を駆使してJrタッグリーグを制覇!あの男がついに三冠挑戦を表明!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

090429_AllJapan-1.jpg 29日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『2009 GROWIN'UP』最終戦。今シリーズはジュニア・タッグリーグ戦が開催されたが、公式戦&優勝決定戦のほか全試合の詳細はバトル三昧をご覧下さい。
 『2009ジュニア・タッグリーグ戦』優勝決定戦に駒を進めたのは、カズ・ハヤシ&近藤修司のTEAM246と稔&歳三のブードゥー・マーダーズ(以下VM)。この日の第5試合、公式戦最終戦でも激突した両チームだが、30分時間切れ引き分けに終わった。その結果、両チーム得点6(1位)で並んだため、優勝決定戦で再戦を行うカタチになった。
 第5試合で左ヒザを破壊された近藤と、額を叩き割られて大流血したカズ。満身創痍の状態で優勝決定戦のリングに立つ。対するVMは実に老かい。セコンドのTARUやヘイトが介入し、天敵・和田京平レフェリーが厳しく注意している間に、リング上では稔や歳三が凶器攻撃や反則攻撃を繰り出すというパターン。さらに稔が近藤のKUBINAGEを回転エビ固めに切り返したり、歳三がカズのファイナルカットを飛び付き腕十字に切り返すなど、随所でテクニックも披露。
 こうなっては優勝候補のTEAM246も厳しい試合展開に。稔の迷子の子猫ちゃん→FIREBALLスプラッシュ→歳三のスーパーフィッシャーマンバスター→シャイニング・ウィザード→スーパーフィッシャーマンバスターと一気にたたみ込まれたカズだが、辛くもカウント2で返して逆に雪崩式ファイナルカット→正調ファイナルカット。そしてTEAM246は必殺のデンジャー246を決めるが、続くパワープラントを京平レフェリーの服を掴んで阻止した歳三は、ハイキックからのスーパーフィッシャーマンバスターでカズから3カウント。
 因縁の相手であるカズから3カウント奪って優勝した歳三は、“誠伐”と書かれた紙をカズの顔に貼り付けてダメ押しのハイキック。するとTARUが「カズよ、“誠伐”された気持ちはどんな感じ? 悔しいやろうな。なにせ土方、いや歳三に獲られたんやからな。その気持ちリベンジさせてやってもええぞ。ただしお前の持っている世界ジュニアのベルト懸けてもらわんとな」と、カズに向かって歳三との世界ジュニア戦を要求。最後に稔と歳三が優勝トロフィーをリング上から場外に投げ捨てるというバッドエンドで、今年のジュニア・タッグリーグ戦を締めくくった。

090429_AllJapan-2.jpg 今年の『2009ジュニア・タッグリーグ戦』は最終戦を迎える前の時点で、第1回大会優勝者のNOSAWA論外&MAZADAの東京愚連隊、TEAM246、稔&歳三の3チームが1位(5点)で並び、大和ヒロシ&KAIのF4が4点で追うという状況。何としてでも勝って優勝戦線に食い込みたいF4は、最終戦でチームTNAカナダと対戦したが、大和がピーティー・ウイリアムスのカナディアン・デストロイヤーに沈み脱落。さらに前年度王者チームの愚連隊も、エル・サムライをおちょくり過ぎたためか渕正信の首固めに丸め込まれて敗退。
 愚連隊が自力で優勝決定戦進出を決められなかった状況で、TEAM246とVMが最後の公式戦で激突。優勝候補のTEAM246に対し、VMは近藤の左ヒザを集中攻撃で破壊し、歳三が鉄製の凶器を仕込んだ腕で放った裏拳によってカズが額から大流血! それでも粘りに粘ったTEAM246は必殺の合体技デンジャー246を決めることが出来ないまま、何とか時間切れのゴングを聞いた。
 完全にVMペースに持ち込まれた上、満身創痍の状態にされたTEAM246だが、上記の通り優勝決定戦でも敗れてしまう。勝ったVMはインタビュースペースで稔が「結果見て分かった通り、公式戦のときにアイツら2人(=カズと近藤)が組んだら反則だって言ったけど、俺らには反則すら通用しないよ。分かったか、アイツら? ヒザぶっ壊して、血流して、勝てるわけがない。(公式戦と優勝決定戦)合計50分くらいかけて、俺らを倒すことは出来なかった。俺らは倒したからね。完勝したからね。世界ジュニア、歳さんに行ってもらう。もしそれで歳さんが獲れなかったら俺が行くかもしれないけど、間違いなく歳さんが行ってくれると思う」と一気にまくし立てた。
 稔が先に控室へ入っていくと、歳三は優勝トロフィーをぼんやり眺めながら「(タイトルマッチをやる)時間と場所を用意しろ。道場でも構わん。内容なんてどうでもいいんだよ。勝ちゃあいいんだよ。こんなトロフィー欲しくてプロレスやってんじゃねぇんだよ。場所と時間用意しろ。殺す気でやってやるから。殺してやるよ」と不気味な発言を残して立ち去った。

090429_AllJapan-3.jpg 今年の『チャンピオン・カーニバル』に優勝した鈴木みのるだが、試合後に「次は三冠挑戦か?」と質問されたことに激怒し、「アホなこと聞くなよ。CCは予選会じゃねぇんだよ! やるわけねぇだろ! ソレとコレは話が違うんだよ、一緒にするな!」とまくし立てた。そのため次期挑戦者未定のままスタートした今シリーズ。武藤社長は小島聡と諏訪魔の奮起に期待を寄せ、最終戦で全日本vsGURENTAI頂上対決として、全日本スリートップの武藤&小島&諏訪魔vs高山&鈴木&ケアが行われた。
 三冠挑戦に向け、相手のGURENTAIはもちろんパートナーの諏訪魔にも負けるわけにはいかない小島は、ゴング前から高山善廣に奇襲攻撃。諏訪魔も負けじとベリートゥベリーで高山の巨体を何度も投げていき、さらに小島が逆水平チョップを見舞っているところに加勢。すると小島が「お前は入って来るな」とばかりに諏訪魔の胸を突き飛ばし、一色触発のムードに。
 思わず武藤が入って来て2人をなだめるが、2人は口論を始める始末。チャンスと見た高山がそこに攻撃しようとすると、パッと反応した小島&諏訪魔は合体ブレーンバスターで高山を投げてみせたが、この日は浜亮太が西村修とシングルで激突して大善戦。西村もその勢いに乗る浜を下してみせる。小島、諏訪魔だけでなく、すぐ近くから西村や浜が迫ってきており、三冠挑戦権を争う戦いは熾烈を究める。
 とにかく試合に勝たないことには三冠挑戦も声高に叫べない全日本スリートップは、高山に対して諏訪魔のジャーマン→小島のラリアット→武藤のシャイニング・ウィザードで一気に勝負に出るが、鈴木がカウント2でカット。逆に鈴木とケアが合体攻撃で武藤を捕らえると、ケアのTKO34th→鈴木がゴッチ式パイルドライバーを決めて武藤から3カウント!
 全日本スリートップを持ってしてもGURENTAIの勢いを止めることが出来なかったわけだが、試合後「武藤! 小島! それから諏訪魔! お前らに三冠挑戦する資格なんてねぇんだよ。早く帰れ。10年早いんだよ」と吐き捨てた鈴木が何と高山のほうを向き、「三冠挑戦するのはテメーら全日本の人間じゃねぇんだよ。完全復活した高山に挑戦するのは、この俺、鈴木みのるだ! お前らも俺たちの試合が見たいんだろ? 次の三冠挑戦者、鈴木みのるで何か文句あっか?」と突如三冠挑戦を表明!
 昨年6月の鈴木みのるデビュー20周年記念大会『風になれ』以来となる両者の一騎打ちだが、今度は高山も本調子な上、三冠王座が懸けられることになった。盟友・鈴木から挑戦表明された高山が「鈴木みのる、GURATNATI対決、本物の戦いをやろうぜ」と言うと、鈴木が高山に近付いて何やら声をかける。すると高山はやや語気を強めて「次はそうはいかねぇんだよ。次のタイトルマッチも高山がいくぞ、ノーフィアー!」と叫んで人差し指を天に向かって突き立てた。
 インタビュースペースで鈴木は「(高山が完全復活した)今じゃなきゃダメなんだよ。誰かに負ける前じゃダメなんだよ。だからムタからベルト獲って、アイツが一番になった時点から、次は俺じゃなきゃいけなかったんだよ、俺の中で。その事実を作るためにチャンピオン・カーニバルを勝ち上がって。決勝がチャンピオン同士でよかったよ。無冠の一般市民のアイツらに来られたら非常に困るよ。じゃあ今まで持っているタイトルはなんだったんだ、マグレかってなっちゃうかたな。
 それで今シリーズのカード見たら、もうココしかないと思ったんだ。ここで勝たなきゃいけない。これで与党と野党、完全逆転だろ? あいつらが政権を持っているわけじゃない。俺らが持ってるから。勝った奴が強い。強い奴が正しい。単純明快でいいだろ? (高山戦は)全日本プロレス三冠王座ではなく、全日本プロレス最強決定戦だ! 文句ないだろ? あれでJCBの時に『高山とやりたい』『高山とやる』って言ったら、チャンピオン・カーニバル自体が本当に予選会になっちまうじゃねーか。違うだろ?
 仲間内のなあなあな選手権はやらない。次のシリーズ開幕戦で前哨戦もやる。シリーズ通して高山と戦って、その総決算でタイトルマッチをやる。高山は『小島や諏訪魔がいくら叫んでも、後ろを振り返ったら誰も見えねぇんだよ』って言ってたんだよ。そりゃそうだよ。だって俺は横走って横目でずっと見てたんだから。今日負けた奴らと走る速度も、立ってる場所も、あと決定的に強さも違う。武藤も言ったコトバを取り消すなよ。『この試合で勝った奴が挑戦者だ』って言ったんだから」と、溜まっていた鬱憤を吐き出すようにまくし立てた。
 王者・高山も「あくまでも(鈴木が)チャンピオン・カーニバルという三冠予選会を優勝したからじゃなく、三冠王者とチャンピオン・カーニバル王者どっちが強いんだっていう戦い。最強決定戦だ。1年前の借りは返す。復活して鈴木みのるを葬り去って、俺が最強だと証明する。(ファンから)支持されて、後押しされる鈴木みのるは真のエース。俺は新参者のチャンピオン。これで政権を変える。GURENTAI政権はそのままだけど、自分の党の中で総理大臣が変わるようなもんだ」と、ほぼ鈴木と同じような内容の発言を残した。

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