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›2009年05月03日

日沖とサンドロが危なげなく準決勝進出!病院直行だった毛利が4日後の飯伏戦を強行?

Posted by TEAM-angle at 03:00 / Category: 【格】SRC・戦極 / 0 TrackBack

090502_Sengoku8-1.jpg 2日、国立代々木競技場第二体育館で行われたワールドビクトリーロードの『戦極〜第八陣〜』。全試合の詳細&試合後のコメントはナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 戦極フェザー級GP2009は2nd ROUNDに突入。1回戦で噂通りの実力を見せた“フェザー級最強の男”日沖発は、1回戦で“スーパー高校生”山田哲也を完封したロニー・牛若と対戦。「ヒオキ選手はもっとスタンドに付き合ってくれると思っていた」というロニーは、まずスタンドでの殴り合いを挑んでいったが、日沖はすぐにグラウンドに持ち込むと、マウントから三角絞めの体勢に入り、ギリギリと絞め上げながらパンチを入れていき、最後は三角がガッチリ入ったロニーがアップアウト。またも日沖は完勝だった。
 また、マルロン・サンドロとニック・デニスの“無敗同士の対決”では、フェザー級キング・オブ・パンクラシストのサンドロがロープを背にしたデニスに、アッパーからのフックを叩き込んでダウンさせるとパウンドを振り下ろし、わずか開始19秒で勝利。日沖も「サンドロはやはり強いなと思いました」と語っていたが、日沖とサンドロが準決勝以降対戦するかどうかは注目だ。
 1回戦で韓国のキム・ジョンマンを下した“ZST最強の男”金原正徳と、同じく1回戦では日本の石渡伸太郎を下した“コリアン・ゾンビ”ジョン・チャンソンの一戦は、日韓戦らしい壮絶な意地のぶつかり合いとなった。辛くも判定で金原が勝利したが、判定の結果が発表された瞬間、悔しさから顔を覆って倒れ込んだチャンソン。一方の金原もリングを降りて引き揚げていく途中で思わず涙を流し、座り込むシーンも。煽りVで金原は「これに勝って日沖に挑戦状を叩きつける」と語っていたが……
 1回戦で優勝候補のL.C.デイビスを破り、「俺が負けると思っていた奴、クソッタレ!」と叫んだ小見川道大は、またも強敵ナム・ファンとの対戦となったが、ロープを背にしたナムにパンチの連打で一気にラッシュをかけると、テイクダウンを奪ってからパウンドを叩き込んで1R終了間際にTKO勝利。國保広報も「小見川選手は総合の勝ち方が分かってきたんじゃないかな」と評価していた。この結果、8月2日のさいたまスーパーアリーナ大会では、日沖、サンドロ、金原、小見川の4選手で1DAYトーナメントを行い、フェザー級王者を決めることになった。

090502_Sengoku8-2.jpg 昨年の9・28『第五陣』で、総合デビュー戦にしてノアの杉浦貴を下した現役柔術世界王者のシャンジ・ヒベイロ。今回はGRABAKAの重鎮・KEI山宮との対戦となったのだが、戦前山宮は「このカードを聞いてヒベイロを売り出すために、僕は噛ませ犬だなと思いました」と語っていたが、ただの噛ませ犬で終わるわけにはいかない。
 すると山宮は恐らく“顔が似ているから”だと思われるが、『ハッスル』で活躍しているTAJIRIそっくりのパンタロン姿で入場。客席からも「タジリ〜」という声が飛んでいたため、まずはツカミはOKというところか。同じライトヘビー級ながら対峙してみると、両者の体格差がかなりあるように見える。体格で勝るヒベイロは思い切り突進してタックル。
 山宮も堪えるが、足を刈ってテイクダウンを奪ったヒベイロはマウントを取ってパンチ。山宮がカメになって防御しようとすると、今度はバックに回ってスリーパー、さらに腕十字と柔術王者らしいテクニックを見せるヒベイロ。体勢は完璧ではなかったものの、腕を取られて苦しそうな表情を浮かべた山宮だが、辛くも1R終了のゴングに救われた。
 しかし2Rの途中からスタミナが切れたのかヒベイロの動きが格段に鈍り出し、逆に山宮がプレッシャーをかけながらパンチを打っていくカタチに。3Rも同じような展開となる中、ヒベイロもパンチやハイキックを返していくが、ジリジリとロープ際まで追い込んだ山宮がアッパーを狙って前に出たところに、ヒベイロの右フックがドンピシャで合ってしまい、山宮は後方にバターンと倒れ、そのままヒベイロがパウンドを振り下ろしたところでレフェリーが試合をストップ。
 柔術世界王者を追い込み、観客を沸かせた山宮だったが、インタビュースペースでは「結果的に噛ませ犬でしたね。試合前の前評判通りに負けてしまったということで」と、自分に厳しい評価。というのも2Rの途中から記憶が飛んでいたという。

090502_Sengoku8-3.jpg 第1試合にはプロレスファンにもお馴染みの毛利昭彦が戦極初登場。戦極育成選手の真騎士と対戦した毛利だが、先にテイクダウンを奪われたものの下からの腕十字を狙う。これが極まったかと思われたが、真騎士はクルクルと回転して脱出。スタンドの勝負になると、今度は真騎士のパンチがヒットして毛利がダウン。
 踏みつけからのパウンドで一気に勝負に出る真騎士だが、毛利も何とか回避。再びスタンドになり、パンチの打ち合いになったのだが、またも真騎士の右フックがクリーンヒットし、思わずヒザをついた毛利。一気にトドメを刺そうとして真騎士だが、ダメージの大きい毛利は立ち上がろうとしても出来ず、前に手をついてしまう。
 そこに真騎士のサッカーボールキックが毛利にヒット! だが、毛利が立ち上がれずマットに手をついた時点で4点ポジションになっており、真騎士のサッカーボールキックは反則。真騎士は自分のサッカーボールキックでTKO勝ちを収めたと思ってコーナーからバック転まで披露したが、発表された裁定は毛利の反則勝ち。
 だが、毛利は大の字に倒れたまま動けず、ドクターがチェック。それでも毛利は倒れたままマイクを受け取り、「どうしても勝ちたかったです。道場の仲間が今日結婚式だったんで……」と何と倒れたままマイクアピール。そのまま担架に乗せられて運ばれ病院に直行した。
 休憩時間のとき、病院でCTスキャンを撮って戻ってきた毛利は「サッカーボールキックで側頭部が腫れていますが、頭の中はダメージがないみたいなので大丈夫です」と気丈に語った。毛利といえば5・6北沢タウンホールの『ハードヒット』で、飯伏幸太との決着戦が控えているが、このダメージでは出場は難しそう。ところが、そのことを聞かれた毛利は「頭の検査をして大丈夫だったんで、今日と明日様子を見て。勝ちたいですね」と、何と出場に前向き。飯伏戦はメイン級カードではあるが、ここはあまり無理をせず、ぜひベストコンディションのときにやってほしいが……

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