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›2009年05月25日

公開計量で川尻がカルバンとの握手を拒否!ホンマンと対峙したカンセコは「正直怖い」

Posted by TEAM-angle at 20:08 / Category: 【格】DREAM / 0 TrackBack

090525_Dream9-1.jpg 25日、JR新宿駅前の新宿ステーションスクエアで『DREAM.9 フェザー級グランプリ 2nd ROUND』(26日、横浜アリーナ)の公開計量&公開直前会見が行われた。会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 平日の夕方にも関わらずおよそ5000人の人々が見守る中、会見に先立ち公開計量が行われたのだが、公衆の面前ということもあってズボンを履いたまま体重計に乗る選手が続出。それでも皆計量をパスしてみせたが、メインでホナウド・ジャカレイとミドル級のベルトを争うジェイソン“メイヘム”ミラーは『MIB』ばりに黒いスーツにサングラス姿で登場すると、それらをすべて脱ぎ去って髪に入れたメッシュと同じ真っ赤なブーメランパンツ姿を披露!
 てっきり会社帰りの人たちが足を止めて見物しているのかと思いきや、そんなメイヘムやジャカレイ、さらにミドル級のベルトを返上してハルクトーナメントに出場するゲガール・ムサシに大きな声援が飛んでいたところを見ると、格闘技ファンがかなり見に来ていたようだ。
 とはいえ、やはり山本“KID”徳郁が登場すると、一番大きな声援が飛んだ。久し振りの試合となるKIDだが、対戦相手のレスリング王者、ジョー・ウォーレンと対峙しても「俺のほうが強いなぁと思っちゃいました。ホントです」と相変わらずのKID節を炸裂。そんなKIDの言葉を聞いて集まったファンからも歓声が挙がった。笹原圭一イベント・プロデューサーもそんなファンに向けて「皆さんから熱い熱気というかパワーを感じます。格闘技がお好きな方はもちろん、あまり触れたことのない方も格闘技の面白さを満喫できると思います。昨今、インフルエンザとか景気が悪いとか言われていますが、DREAMの熱でその弱い声というか不景気の声をぶっ飛ばしたいと思います!」と力強く語った。

090525_Dream9-2.jpg 今年いっぱいで引退する魔裟斗との対戦が噂され、俄然注目度が高まっている川尻達也。明日の大会ではライト級のベルトを狙う川尻にとって、どうしても倒しておかなければならないJ.Z.カルバンと対戦するが、計量の際にカルバンから握手を求められた川尻は、何と拳を握って握手を拒否! 笑顔だったカルバンもさすがに一瞬表情を曇らせたが、会見が始まると「明日は自分の力と共に“家族愛”を見せるよ」と平静な感じで意気込みを語った。
 だが、川尻は“家族愛”というお馴染みのフレーズを出したカルバンに対し、「明日、ハルクトーナメントはきっと面白い試合になると思います。フェアー級GPはしのぎを削り合うような素晴らしい試合になると思います。ミドル級タイトルマッチはもちろんハイレベルなスゴイ試合、面白い試合になると思います。ただ僕もその試合に負けないように情熱を持ってリングですべてを出し切りたいと思います。僕は“格闘技愛”でリングですべてを出し切りたいと思います」と“格闘技愛”というフレーズを持ち出してカルバンを牽制。その言葉には恐らくカルバンだけでなく、「ほかのどの試合よりも格闘技の試合らしいスゴイ試合をやってやる」という対抗心みたいなものも含まれているだろう。
 さらに川尻は握手を拒否した理由を「もちろん尊敬する強い選手だと思うが、いまから明日の試合が終わるまでは全力で叩き潰す相手だと思っているので、試合が終わるまでは握手も何もする気はありません」とキッパリ。これを聞いたカルバンは「別に気にしていないよ。彼とは考え方が違うのだろう。カワジリは『MMAを愛している』と言い、自分は家族を愛していると言った。自分にとって家族とは皆さんも入っている。MMAも、MMAファンも皆家族なんだ。だからみんなをリスペクトしているよ。いまカワジリは自分のことを『リスペクトしている』と言ってくれたが、明日の試合が終わったあとには本当にリスペクトしてもらうことになるよ」と言い返し、バチバチムードを漂わせた。

090525_Dream9-3.jpg そしてスーパーハルクトーナメントに出場する元メジャーリーガーのホセ・カンセコだが、「明日はMMA版満塁ホームランを打ってみせるよ。そして45歳の男が何を出来るか見せてあげるよ」と意気込みを語ると、会見中終始「昔からファンだった」というボブ・サップとにこやかに談笑。対するチェ・ホンマンはK-1から一時撤退し、MMAに専念することを宣言しただけにここで負けるわけにはいかず、会見中も終始厳しい表情のまま。
 だが、改めて大巨人ホンマンと対峙したカンセコは「いままでサップ以上に大きな選手を見たことがなかったので、正直言って怖い。相手は巨大だが、私は45歳のルーキーだ。だからこれはチャレンジなんだ。いままで野球でもいろいろなチャレンジをしてきて、いい成績を残してきた。明日は大好きなMMAの選手との対戦なので、いい試合をしたい」と、思ったよりも謙虚なコメント。
 会見終了後の囲み会見でも「非常に興奮しているよ。先も言ったが、MMAでは新人の45歳の男だからね。これは生まれて初めての体験になるんだ。MMAの練習は長い間やってきたが、あんな巨大な選手と闘うのは初めてなんだ。でもMMAが生まれた国で闘えるのは名誉なことだし、ファンに喜んでもらえる試合をしたい。45歳の新人が何が出来るかを見てほしい! スーパーハルクトーナメントに出られたことは本当に名誉なことだ。
 サップやハント、ノルキアたちも実際に会ってみて本当にナイスガイだし、ファンも心から選手のことをリスペクトしている。ただこうした規模の大会に出て、これだけの強豪を試合をするのは初めてなので、1試合1試合を大事に闘っていきたい」と、日本での大きな大会でMMAデビューすることに感激している様子。
 だが、「メジャーリーグデビューの時はトリプルAのワシントンから、いきなりメジャーのボルチモアへ飛んでいって、着いて1時間〜1時間半で『今日の試合に出る』と言われてピンチヒッターで出たんだ。1打席しかなかったけど、本当に興奮してアドレナリンがドンドン出て抑えるのが大変だったんだ。何でも初めてのときっていうのはあるが、自分のメジャー初体験のときはそうだった。今回も日本に到着して以来、アドレナリンが出っぱなしだよ(笑)。みんな本当に私に良くしてくれるし、明日リングに上がってゴングが鳴ったら体中からアドレナリンが溢れて出てくるだろうから、コントロールするのが大変だと思うよ」と、メジャーリーグデビュー戦のとき以上に興奮しているようで、45歳でのチャレンジがどのようになるか注目される。
 ちなみにホンマンをメジャーリーガーに例えると、ランディ・ジョンソンだそうだ。理由は「身長も高いし、スライダーが強力でなかなか打てない。対面すると打者をビビらせる雰囲気があるので、例えるならランディだね。メジャーリーグ時代、彼との勝負ではあまり打てなかったけどね(苦笑)」とのこと。

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