プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2009年06月28日

飯伏の代打・澤が強行日程&試合中の負傷にも関わらず熱戦を展開!蝶野が両国大会参戦

Posted by TEAM-angle at 23:25 / Category: 【プ】DDT・マッスル / 0 TrackBack

090628_DDT-1.jpg 28日、後楽園ホールで行われたDDT『KING OF DDT 2009』。いよいよ8・23両国大会に向けてメインカードが決まりつつある状況の今大会だが、全試合の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 本来であれば6・7新木場大会で行われた『サバイバルトーナメント』を勝ち上がった高木三四郎と飯伏幸太が、両国大会のメインで行われるKO-D無差別王座への挑戦権を賭けて対戦するはずだったが、大会直前になって飯伏がウイルス性の急性咽頭炎で緊急入院! そこで三四郎は代打としてバトラーツの澤宗紀に出場をオファー。澤はこの日ZERO1の郡山大会に出場したのだが、そのまま東京へと直行して何とか休憩前にホールに到着した。
 代打出場とはいえ、メインで三四郎と対戦することになった澤は気合い十分。三四郎も興行を成功させるためにもメインらしい試合をキッチリしなければならない立場。それだけにいきなり澤を場外に連れ出して豪快な場外乱闘を展開。だが、ラリアットはかわされて鉄柱に自爆。リングに戻った澤はすかさずその右腕に狙いを定め、関節技で追い込んでいく。
 だが、再び場外戦に持ち込んだ三四郎はスピコリドライバーで叩きつけると、テーブルの上に澤を寝かせてコーナーからテーブルクラッシュダイブ! さらにリングに戻ってもテーブルの破片で殴打していったのだが、澤は伊良部パンチで迎撃。しかしテーブルの堅い破片を殴ってしまった澤は、右手から大出血!
 それでも蹴りで迎撃した澤は破片を奪い取って逆に殴打。三四郎も澤のシャイニング・ウィザードを腕でブロックすると、パワーボムで叩きつけていく。しかし澤は下からの三角絞めから足取り腕ひしぎ逆十字へ。三四郎が辛くもロープに脱出すると、澤は血が滴れ落ちている右手で伊良部パンチ! さらに血を飛び散らせながら張り手合戦を展開すると、そこからハイキック。三四郎も倒れずにクローズラインを返したが、すぐに起き上がった澤は今度こそシャイニング・ウィザード。
 さらにジャーマン、情念卍固めで三四郎を追い込んでいった澤だが、卍をかけられながらも持ち上げてデスバレーのように叩きつけた三四郎はコーナーへ。これはジャンピングキックで蹴落としてみせた澤だが、体格とパワーで勝る三四郎はクローズラインの連打で再び流れを呼び戻すと、シットダウンHIMAWARIボムの体勢に。
 しかし澤はこれも回転して腕十字に切り返す。だが、三四郎は強引に持ち上げていき、マットに叩きつけて脱出。試合時間は20分を経過し、両者ともに開始直後から全力で飛ばしていたためフラフラ。だが、ショートレンジラリアットを叩き込んだ三四郎が、クローズライン・フロム・ヘブンを決めて熱戦に終止符を打った。試合後、客席からは東北地方から駆け付けて、この日2試合目、しかも試合中に右手を裂傷してしまうアクシデントに見舞われながらも、全力ファイトを見せてくれた澤に惜しみない拍手と「澤」コールが送られた。

 澤の頑張りに感動ムードも漂う中、三四郎も「澤、ありがとう! 今日の興行がちゃんとやれたのも澤宗紀、キミのお陰です。本当にありがとうっ!」と叫んだ。すると澤は「三四郎さん、凄い気まずい仕事をどうもありがとうございました! こんな仕事をほかの会社からオファーいただくなんて、働く男冥利に尽きますよ」と、いかにも澤らしい発言で返して苦笑い。だが、澤は「2005年にランジェリー武藤でDDTに出させてもらったのが、お仕事をもらえるようになるキッカケになったんで、いつかお礼を言おうと思ってました」と言って三四郎に頭を下げた。スーパージュニア帰りの飯伏欠場という大ピンチだったが、大会前に「ピンチをチャンスを変える!」と宣言した三四郎の言葉通り、澤が見事に救ってみせた。
 それだけに三四郎は「澤君、8月23日空いてる?」と、何とその場で両国大会出場をオファー! 澤も「バッチリ空いてます!」と答え、澤の8・23両国大会出場が決まった。さらに澤は花やしきプロレスやキャンプ場プロレスへの出場にも色気を見せた。そんな澤と健闘を称え合った三四郎は、最後に改めて直前になってメインカードが飛んだことを詫びると、「それでもメインはよかっただろ? DDTは8・23のあとも突き進んでいくぞー!」と叫んだ。

090628_DDT-2.jpg 6・7新木場大会で三四郎から「お前は“呪文ED”なんだよ!」と言われたポイズン澤田JULIE。その呪文EDが治せるようなパートナーを用意しておくと言った三四郎だが、ポイズンのパートナーでした現れたのは実はポイズンとは同期の後藤達俊!
 後藤と組んで松永智充&佐藤光留と対戦したポイズンだが、相変わらず呪文が通じないことで、完全にポイズンを捕まえた松永&佐藤はコーナーの後藤に中指を立てるなどして大胆な挑発をしていく。だが、我慢の限界に達した後藤はロープに走った佐藤の背後から蹴り。これでようやくポイズンが脱出して後藤にタッチ。
 しかし松永&佐藤は連係攻撃でポイズンを捕まえていく。ここで後藤はカットに入ったが、だらしないポイズンにも一撃入れて喝! するとポイズンは襲いかかってきた松永&佐藤の動きを、呪文で止めてみせる。すかさず松永を後藤がバックドロップで投げていき、ポイズンがキャトル・ミューティレーションを決めて勝利。
 呪文が復活したポイズンは「後藤さん! 呪文が使えたよ、後藤さんのお陰でさ。やっぱり後藤さんは俺の心の蛇だ!」と礼を言うが、後藤は「(心の蛇は)嫌だ」と言ってあっさり帰ろうとする。そんな後藤をポイズンが呼び止めると、後藤は本当に呪文が復活したのか自分で試せと提案。殴りかかってきた後藤をポイズンが見事に呪文で止めると、後藤は「だいじょうV」と言って去っていった。
 するとポイズンは6・7新木場大会で男色ディーノに言われて書いた願いである「両国での蝶野正洋戦」を改めてアピール。ディーノから「(ファイトマネーが)高い!」と一蹴されたはずだが、何とスクリーンに正真正銘本物の蝶野が登場!
 アリストトリストの前から「オイっ! ポイズン澤田JULIE! 勝手に人の名前を出してるんじゃねぇ! 8月23日? 俺、スケジュール空いてねぇんだ。無理だな。150年早いんだ!」と一方的に叫ぶ蝶野。だが、蝶野がまるで生中継をしているかのように「オイ、お前ら本当に俺とポイズン澤田JULIEの試合が見てぇのか?」とDDTファンに向かって呼び掛けると、当然場内は大歓声。これを聞いてか聞かずか蝶野は「ガッデーム! よし、やってやろうじゃねぇか! DDT、両国、150年早いんだ、全部飲み込んでやる! ガッデム!」と何と対戦を受諾! “黒のカリスマ”蝶野がDDT両国大会に参戦することが決定した。

 また、両国大会ではKO-Dタッグ王座戦が行われることも決定したが、現タッグ王者のトーゴー&PIZA組に対して、反乱軍のマサ高梨&星誕期、ヤスの呼び掛けによって再びタッグを組んだヤス・ウラノ&KUDO、さらにこの日本格的なタッグ結成を宣言したMIKAMI&葛西純のスクールモンキーが挑戦を表明。するとアントンが3WAYタッグ戦をやって次期挑戦者を決めろと言い放った。

090628_DDT-3.jpg 4・5後楽園大会で「両国大会までにどの大会でもKO-D無差別級王座に挑戦できる権」をゲットした矢郷良明は、勿体ぶってなかなかHARASHIMAに挑戦してこなかったが、6・7新木場大会では長井満也と合体。さらにこの日、卍マークっぽいロゴが入ったTシャツを新調し た矢郷さんは長井と共に、たまたまいたGENTAROを勧誘。いつの間にやらHARASHIMA包囲網として“矢郷第三帝国”なる軍団を作っていた!
 そして満を持して6人タッグでHARASHIMAと激突しようとしていた矢郷さん。だが、ディーノと中澤マイケルが入場直前だった矢郷さんを巻き込んでバックステージで大乱闘! というのも、この日両国大会での8冠戦を目指して、エクストリーム王座、アイアンマン王座に続き、柿本大地に半ば強引に返上させた世界大森級王座を、マイケル、アントーニオ本多、美月凜音との4WAY戦で新王者を決めることに。この試合を新技フットスリーパー(※要は首4の字固め)で勝利したディーノは、これで三冠王者に! そのままエクストリーム王座防衛戦を行ったディーノだったが、リバースのフットスリーパーでアントンを落とそうとしていた直前、すでに落ちていた美月をフォールしたマイケルが漁夫の利でエクストリーム新王者に。さらにマイケルは呆然とするディーノを丸め込んでアイアンマン王座も奪取。一気に2冠王になったマイケルから何とかアイアンマンだけでも取り戻そうと、ディーノはバックステージでも乱闘を繰り広げていたのだ。
 その乱闘に巻き込まれた矢郷さんは入場出来ず、仕方なく長井&GENはHARASHIMA&大鷲透&安部行洋相手にハンデ戦状態のまま試合開始。試合途中、矢郷さんをも巻き込みながらディーノとマイケルが乱闘をしながら乱入したが、3人はそのまま再びバックステージへ。そして大鷲がGENに対して「何で髪の毛切ったんだ!」と執拗に文句を付けながら攻撃していき、新木場大会から因縁が生まれたHARASHIMAと長井が大乱闘という状態に……
 すると矢郷さんのテーマ曲が鳴り響き、いつの間にやらアイアンマン王座を奪取していた矢郷さんがベルトを手に登場(ちなみに公式記録では20時55分に奪取)! ようやくリングに上がった矢郷さんがベルトをアピールしていると、その横でGENが安部にバックドロップを決めて試合終了。結局、矢郷さんは一切試合に参加出来ぬまま終わったのだが、ここで矢郷さんは「両国大会までにどの大会でもKO-D無差別級王座に挑戦できる権」の権利書をHARASHIMAに見せつけ、水戸黄門の印籠ばりに「これが見えるか!」と、いよいよその権利を行使する構えを見せる。
 だが、試合で熱くなっていった長井が矢郷さんからマイクを奪い取って「お前、両国でメイン張れると思ってんのか! 俺たちが止めてやるからな」とHARASHIMAを挑発。再び長井とHARASHIMAが乱闘になると、権利書も放り投げられ、セコンドが割って入って両者を分けてHARSHIMAはそのまま控室へ。結局、権利を行使することが出来なかった矢郷さんは寂しく控室へと戻っていった。
 そしてメイン終了後、スクリーンでは改めて「両国大会までにどの大会でもKO-D無差別級王座に挑戦できる権」とアイアンマンのベルトをアピールする矢郷さんが映し出されたのだが、まだ乱闘を繰り広げていたディーノとマイケルがフレームイン。モノが飛び交う中、矢郷さんは構わずアピールを続けていたが、どさくさ紛れに猫耳を付けられたことでついに激怒! ディーノを一喝した矢郷さんだが、そこに“アンダーテイカーバージョン”のヨシヒコが飛んできて、矢郷さんにフランケンシュタイナー! これでまさかの3カウントが入り、ヨシヒコが第814代アイアンマン王者になったところで、後楽園大会が締めくくられた。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif