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›2009年07月06日

Apollo55が熱戦を制してモーターシティから至宝奪還!田中将斗が乱入して棚橋を襲撃

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 5日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『Circuit2009 NEW JAPAN SOUL』開幕戦。6
・20大阪でのビッグマッチを終え、7・20月寒でのビッグマッチに向かうシリーズ開幕戦の詳細は、バトル三昧をご覧下さい。
 メインは1・4東京ドームでNO LIMITから奪取して以来、すでに3度王座防衛しているモーターシティ・マシンガンズ(クリス・セイビン&アレックス・シェリー)の持つIWGPJr.タッグ王座に、ユニオーネとの挑戦者決定戦を制したApollo55(田口隆祐&プリンス・デヴィット)が満を持して挑戦する一戦。試合前から今年のスーパージュニアで準優勝しているデヴィットの人気がかなり高く、デヴィットも思わず笑顔。一方の敵地に乗り込んできたモーターシティにはブーイングが飛び、怪訝な表情。
 だが、試合が始まるとモーターシティの連係技が冴えに冴え渡る。パートナーを踏み台にしての串刺し攻撃はもちろん、場外に出たデヴィットにセイビンがダイブすると見せかけてバック転のフェイントを見せると、シェリーがダイビングニー、さらにセイビンがバックブリーカーに捕らえたところに、シェリーがダイビングニードロップを投下するなど、あまりにも見事な連係技にApollo55への声援一辺倒だった場内も思わずどよめく。
 田口もモーターシティの2人を捕らえ、リバースDDTでまとめて叩きつけると、スリーアミーゴスからデヴィットとのダブルインパクトへ。しかしセイビンは肩車された状態で飛んできた田口をエルボーで迎撃! 再び連係技で形勢逆転したモーターシティは、シェリーがケブラーダにいくとみせかけて、股の間からセイビンがトペを放つお得意の攻撃。だが、その直後にデヴィットが鉄柵越えトペコンで逆襲!
 その後もモーターシティの連係&合体技に苦しめられたApollo55だが、田口が雪崩式どどんという大技を繰り出す。さらにデヴィットがプリンスズスロウンを決めるが、これでもモーターシティからは3カウントが奪えない。逆にモーターシティは合体フェースバスターやダブルのスーパーキックを決めると、セイビンが田口にクレイドルショックを、そしてシェリーがデヴィットにシュバインを同時発射!
 しかしカウント2で返したApollo55は、トドメのメイド・イン・デトロイトを狙ってコーナーに登ったセイビンを場外に叩き落とすと、シェリーにブラックホールバケーションを決めていき、さらにデヴィットがスーパージュニア最終戦で飯伏幸太に決めたカナディアンバックブリーカーの体勢から叩きつける、新型プリンスズスロウンを決めて3カウント! ついに至宝を新日本に取り戻した。

 試合後、Apollo55が祝杯をあげていると、そこにこの日の第1試合でライガー&AKIRAという強豪チームから勝利を奪ったユニオーネが登場。口では「おめでとう」と言いながらもタイチは「分かってんだろうな」と早くも王者チームに宣戦布告。田口は「新日本の中だけじゃなくて、TNAのほかのチームでも世界の選手でもいいし、メキシコから来たっていいし。俺らは地球規模じゃなくて宇宙規模のタッグですから。だから宇宙人が挑戦者でもいいし、誰の挑戦でも受けますよ」と言い放った。

 抗争が激化する新日本本隊+G・B・Hvs.CHAOSだが、この日は第2試合で矢野と本間がシングルマッチで激突。いつも通り矢野はレフェリーに本間をぶつけてレフェリー不在の状態を作り出すと、イスを使ってやりたい放題。するとそこに真壁が乱入し、矢野にチェーンラリアット! そしてチーム3Dの得意技であるWhatz Up!を本間と共に決めると、矢野から3カウントを奪った。試合後、意気揚々とバックステージに戻ってきた本間は「勝ちは勝ちだ! どんだけお前らが汚いことをやろうが、俺と真壁の友情には敵わねぇってことだ。俺は真壁と突っ走る」と言い放った。
 また、その真壁は天山とタッグを組み、中邑&飯塚と対戦。まるてテンコジタッグのように捕まっていた天山が何とか脱出し、真壁にダイビングタッチするシーンも見られたが、矢野が試合中リング下に来てチェーンラリアットを狙った真壁の足を引っ張ると、すかさず飯塚が天山にアイアン・フィンガー・フロム・ヘルでの地獄突き! 結局、天山&真壁の反則勝ちとなったものの、試合後も飯塚はチェーンで天山を絞死刑にしていき、本間が救出に駆け付けた。
 バックステージに戻ってきた真壁は怒りの表情で「たかがCHAOSS、バカなCHAOS、アホなCHAOSだよ、オイ! 俺、先シリーズよ、テメーらに言ったはずだ。分かってんな、オイ? オイッ! いま巷で流行っている映画知っているか? 『トランスフォーマー』って言うんだよな! 知っているか、ロボットか何かが変身するやつ。オイ、今度のサブタイトル教えてやろうか、オイ! いいか、俺たちと同じだよ。“G・B・Hリベンジ”だよ、この野郎!」とまくし立てた。
 その一方で石井は永田と一騎打ちを行い、ゴング前に奇襲を仕掛けて永田のTシャツを奪い取ってチョーク攻撃こそ見舞ったものの、その後はリング上で反則一切なしの真っ向勝負を展開。しかも永田に何度蹴られても「こんなもんか! 蹴ってこい!」と胸を突き出す姿勢に、客席からは徐々に医師イコールが起こり出す。
 石井の垂直落下式ブレーンバスターには永田もサンダーデスドライバーで対抗し、さらに串刺しニーやハイキックなど厳しい攻撃で石井を何度もダウンさせていく。しかしこの日の石井の気迫は素晴らしく、永田の串刺しニーを食らいながらも強引にパワーボムで叩きつけたり、バックドロップで叩きつけられてもカウント1で返してみせた。
 最後はバックドロップ・ホールドで貫禄勝ちを収めた永田だが、試合後石井に向かって「石井、今日の試合がお前の本来の姿だよ。CHAOSなんてくだらないチーム辞めて1人でやれ。お前にはストロングスタイルができるよ」とCHAOS離脱を呼び掛ける。これに石井は永田の握手に応じると見せかけておいて、パンチで返答! 石井のCHAOS離脱とはいかなったが、バックステージに戻っても永田は「G・B・H、そしていまCHAOSと、軍団に入って悪いことをするっていうのは、新日本に来て逃げるためだったと思いますよ。だけど俺は忘れてないですよ。3年前にここでアイツを徹底的に潰しにかかって、それに耐えて立ち上がってきた石井智宏を。あの闘いで石井は新日本での居場所ってものを作って築いた。強引にねっ! 周りが用意したんじゃなく、自分自身で奪い取った。自分の生きる道を探しながらも、どこかで本来の自分っていうのを探してたんじゃないですか? だから今日(の相手)は俺だったんじゃないですか?」と、いままでヒールをやってきたのは外様の石井が、新日本の中で居場所を作るために仕方がないことで、本来の石井はストロングスタイルが出来る選手と高評価。
 最後には「アイツが否定しようとも、お客さんの拍手は正直だったんじゃないですか。石井コールと。新日本にストロングスタイルがないとか言ってるけど、新日本じゃなくてCHAOSにストロングスタイルがないんでしょ。道は自分で切り開くしかないと思いますね。石井は俺をキャスティングしながらも、どこかで俺との闘いを待ち焦がれてたんじゃないですか? いつでも相手しますよ、やっていて気持ちいいもん! これが新日本の闘いじゃない?」とまで語った。

 また、セミファイナルの試合後に邪道&外道が現れて、棚橋に向かって「俺のダチの話なんだけど、3分あればお前をぶちのめせるってヤツがいるんだよ。どう思う」と挑発。これを「俺は100年に1人の男だぞ。どうだ、この大胸筋、二頭筋!」とナルシスト全開で答えた棚橋だが、背後から忍び寄ってきた男が、棚橋をスピアで襲撃!
 さらに起き上がろうとした棚橋に間髪入れず、スライディングDを叩き込んでKOしてみせたその男は田中将斗! 「久しぶりやな。こんなチャラいチャンピオンに3分もかかるか。ワンミニッツ! 1分や!」と新日本ファンに向かって言いはなった田中だが、昨年の対抗戦のときのようにZERO1を背負ってきた田中と違い、今回は邪道&外道との“コンプリート・プレイヤーズ”つながりでの登場という感じ。ノア・杉浦との防衛戦を控えている棚橋にとって、思わぬ横ヤリが入ったカタチとなったが、棚橋は「いつでもやってやるよ! 絶対だ、この野郎! ふざけんなっ!」と怒りを爆発させながら控室に消えていった。
 なお、この日今年のG1出場メンバーが発表されたが、棚橋、中西、永田、天山、後藤、中邑、真壁、矢野、飯塚、バーナードという新日本トップ選手のほかには、大森とノアの杉浦の初出場が決定。そして残り2枠には他団体の選手が入るとのことだが、そこに入って来るのは果たして…… 

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