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›2009年07月12日

「凄く強そう」と吐露した川尻に対し、獣の目をした魔裟斗は「全然強そうと思わない」

Posted by TEAM-angle at 19:24 / Category: 【格】K-1 MAX / 0 TrackBack

090712_K1Max-1.jpg 12日、JR新宿駅前の新宿ステーションスクエアで『K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL8』(13日、日本武道館)の公開直前会見が行われた。会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 日曜夕方の新宿駅前ということで見物客も当然多かったのだが、K-1ファンだけでなくDREAMファンも多く駆け付けた模様。それだけメインの魔裟斗vs.川尻達也の注目度が高いということだろう。気温30度を超す中、魔裟斗と川尻が登場するとのべ5000人もの見物客からは大きな歓声が飛んだ。
 この試合を含めてあと2試合で引退、これがMAXでのラストマッチになる魔裟斗だが、他流試合ということもあって感傷的なものは一切なく、谷川EP曰く「すでに獣の目になっている」という。最高の状態に仕上げてきたという魔裟斗は体重も70Kgジャスト。一方の川尻も70kgジャストまで体重を落とし、「初めてのK-1 MAXの舞台、楽しみたいと思います」と語った。
 そこにMMAファンと思われる観客から「川尻、やれんのか?」という声が飛ぶと「やれます!(苦笑)自分の拳で新しい時代の扉をブチ開けますんで、応援よろしくお願いします」と語り、MMAファンを沸かせた。だが、お互いの印象を聞かれた川尻が「すごい強そうだなぁと思って。ちょっとビビんないように頑張ります」と本音を吐露すると、魔裟斗は「僕は全然強そうとは思わないですね。普通です(笑)」と余裕たっぷりの表情で語った。なお、谷川EPによると明日の会場にはほとんどのDREAMファイターが来場し、川尻と一緒に入場して総合代表の川尻を後押しするという。

090712_K1Max-2.jpg 魔裟斗、川尻と同じくらい会場を沸かせたのが山本“KID”徳郁。DREAMでの復帰戦で惨敗を喫し、K-1 MAXで原点に返ることになったKIDは、「4年ぶりに、4年ぶりかな? K-1に出れて。まさかK-1にまた出るとは思わなかったんで、とりあえずお祭り感覚ですべて出せるように暴れるつもりで、楽しんでやっちゃいます」とKID節を炸裂させた。
 しかし久し振りのK-1ルールにも関わらず、対戦相手は韓国のムエタイ三冠王という強豪、チョン・ジェヒ。チョンは「2Rで倒す!」と宣言している上、谷川EPも「KID君、頑張ってほしいでよねぇ。ちょっと相手が強いんで」と語るほどだが、KIDは「韓国のムエタイの三冠王ってことで、いやぁ全日本でチャンピオンになっていない俺なんで。闘えるなんてすごく光栄なんで、思いっきりぶつかる感じです。まっいい選手だと思います。2Rっていうのはないと思うんで」と謙虚な発言ながらも「2Rで倒されることはない」という自信も覗かせた。
 そのKIDの一番弟子である山本篤もK-1初挑戦となるが、その相手は“お騒がせボクサー”の渡辺一久。何と渡辺は控室からではなく、新宿の街中から見物客の間を縫って登場! しかもなぜか手には“ピコピコハンマー”を持ち、すでにステージ上で座っていた日菜太の頭をピコピコ叩きながらステージ上へ(日菜太は苦笑い)。
 サングラスにヘビ柄のスーツという強面の出で立ちにピコハンというアンバランスな格好の渡辺は、HIROYAが対戦相手に向かって「Tomorrow, We can make good fight !」 と言ったのを早速拝借し、「明日は普通にパンチで倒します。トゥモロー何とかグッドファイト!」と挨拶し観客を笑わせた。そんな渡辺をあまり表情を変えぬまま見ていた山本は「KOするか、されるかの試合をします」を静かに闘志を燃やした。

090712_K1Max-3.jpg スーパーファイトに出場する選手たちが登場する前には、MAX世界トーナメントFINAL8に出場する8選手と、リザーブファイトに出場する4選手が登場。知名度が高いアンディ・サワー、アルバート・クラウス、ブアカーオ・ポー.プラムックが登場すると、ひときわ大きな歓声が飛んだが、日本人で唯一FINAL8に残った山本優弥には期待を込めた声援が多く飛んだ。
 優弥も「世界トーナメント、(日本人は)僕だけになりましたが、僕はまず日本トーナメントで優勝したわけではないし、決勝で小比類巻選手に負けてしまったんでね。でもこうやって皆さんのお陰でこういった舞台に立てていることをまず幸せに感じています。K-1は日本で生まれたスポーツで、今回も日本で行われるので、それに僕も幸い日本人なので皆さんが応援してくれると思っているので、明日は日本人にしかない大和魂というか、日本の心でドラゴ選手に向かっていきたいと思っているので、応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
 魔裟斗、川尻、KID、世界トーナメントとかなり盛りだくさんな大会なだけにチケットはすでに完売。ギックリ腰になったという谷川EPだが「当日券が300〜400枚くらいは出ると思う。(MAXでは)初めての立ち見ですね。厳しい武道館が許可してくれたので」と、急遽立ち見席が発売できることになりホクホク顔。視聴率のほうも「前回のDREAMが16.2%だったんで、やっぱり15%以上は目指したいな。カード的には非常にいいんで、僕は15はいくと思うんですけどね」と高い目標を掲げた。
 ちなみにこの日ラスベガスで行われた『UFC100』で、秋山成勲がUFCデビュー戦で勝利したことについて谷川EPは「秋山君、勝ったみたいだね。よかったぁ〜」とホッとした表情で語ったが、試合後に左足を痛めて病院に直行したことを記者から伝え聞くと「病院直行!? へー。でもよく勝てたよね」と心配そうに語った。またブロック・レスナーがフランク・ミラに圧勝したことを聞くと、「圧勝なんだ? 強いなぁ〜(笑)。僕の目は正しかったなぁ! その気(=MMAをやらせる気)にさせたのは僕なのに(笑)。チクショー、(UFCに)獲られた」と冗談交じりに語った。

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