プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2009年07月19日

矢郷さんが満を持してHARASHIMAに挑戦!両国大会のカードが続々決定した新宿大会

Posted by TEAM-angle at 16:37 / Category: 【プ】DDT・マッスル / 0 TrackBack

090719_DDT-1.jpg 19日、新宿FACEで行われたDDT『What are you doing 2009』。8・23両国大会前の最後のビッグマッチとなる今大会だけに、両国大会の対戦カードが次々に決定! 詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 8・23両国大会のメインで高木三四郎を破った飯伏幸太の挑戦を受けることが決まった現KO-D無差別級王者のHARASHIMA。しかし、気になるのが“両国大会までにいつどこでもKO-D無差別級王座に挑戦できる権”を持った矢郷良明率いる矢郷第三帝国の存在。この日のメインでHARASHIMAは矢郷第三帝国の長井満也と一騎打ちを行ったのだが、試合序盤でハイキックを鉄柱に誤爆し、左足を痛めたHARASHIMAに対して長井は「お前で両国務めるのかよ? 俺が試験教官だ」と挑発しながら厳しい攻撃を繰り出していく。
 リングスや全日本、新日本と数々の団体を渡り歩いた長井はニールキック、ヒザ十字、キャプチュード、ストレッチプラムといった打投極、様々な攻撃でHARASHIMAが痛めた左足を攻撃。それでも必死で食い下がったHARASHIMAは、長井のハイパー・ニー・陸牙をキャッチすると、丸め込みに切り返す。カウント2で返した長井に対し、HARASHIMAはその場跳びの蒼魔刀→正調・蒼魔刀の連続攻撃で辛くも3カウント。
 敗れた長井が潔く「立派なチャンピオンだったよ」と言ってHARASHIMAと握手を交わすと、スクリーンに映し出された中澤マイケルから「長井、お前は所詮捨て駒だ」と言われ、第三帝国から裏切られたことが発覚。そこにマイケルと共に矢郷さんが登場すると、何と長井との15分以上の激闘を終えたばかりのHARASHIMAに対して矢郷さんは“いつでも挑戦できる権”を発動したのだ!

 いままで何度も挑戦する空気を作りながらも×印を作って溜めていた矢郷さんだが、長井を捨て駒にしてHARASHIMAにダブルヘッダーを強行させるというコスイ手を使ってきた。有無をも言わさず急遽タイトルマッチのゴングが鳴ると、矢郷はいきなり殺人コブラツイストを狙っていく。
 長井戦のダメージが大きいHARASHIMAもそれだけは食うまいと必死に防御。矢郷はデスペナルティーを予告しておいて違う技(=マジックスクリュー)をやるというフェイントを見せたかと思えば、「本当のデスペナルティー!」と叫んで本当に本当のデスペナルティーを決めるという、1回目はフェイントじゃなくて単なる掛け間違えだったことが分かるお茶目な攻撃でHARASHIMAを苦しめる。
 セコンドのマイケルが介入しようとするが、これはHARASHIMAのセコンドについていた大鷲透が辛くもカット。だが矢郷はついに殺人コブラからのグラウンドコブラで押さえ込んでいくが、辛くもカウントは2。ハイキックを相打ちに持ち込んだHARASHIMAは、渾身のハイキックで矢郷をダウンさせると、長井を破ったその場跳び蒼魔刀→蒼魔刀という必殺フルコースを決めて曲者・矢郷を撃破!
090719_DDT-2.jpg 何とかHARASHIMAが長井・矢郷というダブルヘッダーを制したことで、これで8・23両国大会のメインがHARASHIMAの持つKO-D無差別級王座に、飯伏が挑戦する試合に決定! 飯伏をリング内に呼び込んだHARASHIMAが「飯伏、俺も今日山を越えたよ。これで8月23日、俺とお前で決定だ! 両国がひっくり返るくらいの熱い試合をしよう!」と叫ぶと、飯伏はいつも通り「そうしましょう」とポツリ。それでも会場はDDT頂上対決に対する期待感で一気に膨れあがった。

 そんなメインカードに引き替え、三四郎、大鷲、松永智光、マサ高梨、佐藤光留といった“今のところ両国大会で何も決まってない人たち”は、とりあえずこの日意見交換会を行うことが発表されていたが、大会のオープニングでいつもいつも試合がグダグダになるアイアンマン選手権が、両国大会ではグダグダにならないため責任者であるリーダーを、この5人の中から観客の投票によって決めることが発表された。
 「ふざけるなよ!」と抗議する三四郎たちだが、休憩時間に観客の投票を行い、さらに休憩明けに5thスレッドマッチで対戦。勝った選手には自分に投票するもよし、他人に投票するもよし、自由に使える50票分が与えられるという。するとまずは松永が「日頃からお世話になっているアイスリボンさんにベルトを贈呈します」とマニフェストを発表。これを聞いた三四郎、光留、大鷲が揃って“松永支持”を表明すると、高梨だけは両国という場所に人一倍思い入れのある大鷲をアイアンマンに出してグダグダな試合をさせることを画策。
 大鷲が本気で嫌がりながら「メキシコ時代、散々お世話したよね?」と高梨を説得しようとするが、高梨は不適な笑い。そして休憩時間に運命の観客投票が行われ、その後50票争奪の5thスレッドマッチに突入。三四郎と光留、大鷲は何とか松永を勝たせようと高梨を集中攻撃していく。途中で会場に流れる選挙速報でも三四郎、大鷲、松永が接戦にいることが分かり、松永が勝てばほぼ当確と思われる展開に。
 三四郎らが高梨をボコボコにしている間に、ライセンス制の導入、アイスリボンの投入、さくらえみのスーパーバイザー就任、東京ドームやMSGでの大会開催など、次々と公約を掲げていく松永。最後にいざ松永がレッグクラッチホールドで丸め込もうとしたところで、高梨がまさかのエビ固めに切り返して逆転の3カウント!
 「50票だってさ、透ちゃん! ついに復讐のとき、来る!」とメキシコ(闘龍門)時代の復讐を果たさんとばかり大鷲に50票を投じるかと思われた高梨だが、「お前にはなんだかんだ世話になったし、両国に賭ける意気込みも知っている。だから前みたいに強い大鷲透でやってくれ」と言うと、やる気のある松永に50票を投じるからアイアンマンを盛り上げてくれとエールを送った。ところがリーダー決定投票の最終結果を見てみると、高梨が投票した50票をプラスしても松永の票数を大鷲が上回っていたため大鷲が両国大会で行われるアイアンマン戦のリーダーに決定!
090719_DDT-3.jpg 失意の松永を尻目に、意を決して大鷲がバッチバチのアイアンマン戦をやると宣言すると、そこに一宮章一が乱入!? ただしこの日はレスラー一宮ではなく、TBS『サンデージャポン』の一宮ジャーナリストとして登場。大鷲に両国大会に向けた意気込みを語ってくれとインタビューする一宮ジャーナリストだが、マイクがトラぶったり、明らかに実現不可能な試合形式を提案したりと、早くもグダグダの展開に。居たたまれなくなった大鷲は、苦笑いしながらカメラに向かって「サンデージャポン!」と言うと逃げるように引き揚げていった。なお、一宮ジャーナリストは三四郎に手渡したサンジャポ手帳に「両国大会参戦をアピールするのを忘れてました」というメッセージを残していった。

 せっかく粋な計らいを見せながらもまったく役に立たなかった高梨だが、この日趙雲子龍を破ってエクストリーム王座、大森級王座に続いて大中華統一四川流無差別級王座を奪取した男色ディーノが「これで(ベルトが)3つ集まった。両国で8冠戦をやりたいって言い続けてきたけど、肝心の対戦相手を言うのをずっとためらっていて……。ワタシってDDTにおけるジョーカーだと思っていたのね。そうしたかったし、そうしてきたつもり。両国ではDDTのためにどうジョーカーを切るか、ずっと考えてきたんだけど、最近答えが出ました。ワタシが両国でやりたいのは……まだ本人も知らないと思うけど、高梨!」と、突如試合後に高梨を呼び出す。
090719_DDT-4.jpg 突然名前を呼ばれ、ワケが分からない様子でリングに上がった高梨に対し、ディーノは「ワタシたちずっとDDTの前座を守ってきたじゃない? だからもしDDTにわがままが言えるなら、ジョーカーを敢えて2ペアで切りたい。高梨君、両国でやろうよ」と両国大会での一騎打ちを申し出る。これを聞いた高梨は「理解できない! 無理です! 俺も自分の身の丈を知っているし、観客もディーノさんがほかの選手とやりたいのを見たいと思っているはずです」と狼狽しながら全力で拒否!
 だが、ディーノは「カードって2種類あると思うわ。攻めるのと守るもの。ワタシは攻めるよりも6年間見続けてきた人への守るカードよ」と高梨を説得し、最後は半ば強引にカードを決定してしまう。泣きながらディーノと握手を交わした高梨は……何と、次の瞬間、ディーノに急所攻撃! そして倒れたディーノを見下ろしながら「やる前から握手とは甘いな! ここからは俺も動く! 8冠だろうが9冠だろうが、俺もベルトを集めまくってやってやるよ! 罵声でも歓声でも失笑でも、両国ではお前を超えてやるよ!」とまさかの下克上宣言。
 そんなさくらえみばりの全力否定から一転して、ディーノへの下克上を宣言した高梨だが、「ディーノさん、ありがとう」とポツリと本音を吐露して退場。うっすらと笑みを浮かべながら高梨を見つめていたディーノは「両国国技館、男色ディーノvs.マサ高梨、決定よ!」と叫んだ。

 また、大会開始前に公開会見を開いた三四郎大社長から、かつてみちのくプロレスの両国大会『竹脇』でVHSテープが観客全員にプレゼントされたのを超えるべく、DDT主要選手セレクトの試合映像やHARASHIMAと飯伏のPVが収録されたスペシャルDVDの無料配布を行うことと、かつて学生プロレスで“BIMA”のリングネームで活躍し、『マッスル』にも出場したことがある高尾蒼馬が8・23両国大会でデビュー戦を行うことが発表された。
 また、大会終了後に集会を開いた三四郎は矢郷第三帝国に裏切られた長井は、両国大会でバトラーツの澤宗紀とタッグを組み、星誕期&タノムサク鳥羽と対戦することを発表。さらにマッスル坂井が両国大会参戦をアピールしていたグレート・サスケからビデオメッセージが届いていることを三四郎に報告。スクリーンにそのビデオを流してみたところ、サスケはなぜか謎の呪文を唱えて三四郎が痛めている頸椎を“遠隔ヒーリング”で治療!
 さらに満員電車の中で周りの人から勝手にケータイのカメラで撮影されているという催眠術をかけると、暴れようとする三四郎に「暴れてしまうと捕まってしまうので、我慢してください。それがあたなの使命です。両国大会でのあなたの対戦相手はまだ決まっていないんですよね? その相手は私、ザ・グレート・サスケがシングルマッチで闘います!」と、何と催眠術ついでに両国大会での一騎打ちを要求。
 完全に催眠術がかかってしまい(?)大暴れしながら「グレート・サスケが40歳! 俺様は39歳! どっちが大人げないピーターパンか、両国のシングルで大人げない試合をして決めてやるぞー! トップ・オブ・ザ・ピーターパンをやってやるー!」と絶叫する三四郎を、坂井が何とか控室に押し戻して大会は終了した。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif