プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2009年08月08日

Jrリーグ戦を制した近藤は世界Jr戦に照準!8・30両国に小橋参戦も決まり、前哨戦加熱

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

090807_AllJapan-1.jpg 7日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『2009 SUMMER ACTION SERIES』最終戦。ジュニア・ヘビー級リーグ戦の決勝トーナメントや、8・30両国大会に向けた前哨戦&追加カード発表を含めた全試合の詳細はバトル三昧をご覧下さい。
 『餃子の王将presents 2009ジュニア・ヘビー級リーグ戦』優勝決定戦は、スペル・クレイジーと近藤修司という顔合わせで行われた。昨年はベストバウト賞を受賞した近藤だが、今年はなかなか結果が出せず苦しんでいた。ようやく勝ち取ったチャンスだが、対するは全日本初参戦ながら数々の団体で活躍してきた実力をいかんなく発揮して決勝進出を決めた実力者・クレイジー。
 クレイジーはいきなりスライディングキックで近藤を鉄柵の外まで吹っ飛ばすと、鉄柵超えケブラーダを発射。さらに近藤を南側ひな壇席の中腹まで連れて行くと、出入り口にある壁に昇り、階段にいた近藤に再びケブラーダを発射! まるでECW時代のようなクレイジーファイトを見せたクレイジーは、かつてのライバル「TAJIRI」の名前を叫んでタランチュラを狙うが、近藤はパワーで引きはがすと、逆に場外に引きずり出して壁に叩き付けていく。
 それでもリングに戻ったクレイジーはムーンサルトプレスを連発するが、トップコーナーからの3発目をかわした近藤はカナディアン・パイルドライバーの体勢に。これをパワーボムで切り返したクレイジーはモスカエスパニョーラ(不知火・改)を決めるが、近藤も雪崩式リバースブレーンバスターをお返し! そして近藤は立ち上がろうとするクレイジーに、渾身のキングコング・ラリアット2連発を叩き込んで3カウント。ようやくビッグチャンスを掴んだ近藤は、珍しくマイクを取ると……

 「優勝したから言わせてもらうぞ! そろそろ俺も世界ジュニアのベルト、巻いていいだろ! カズさん!」と現世界ジュニア王者のカズ・ハヤシを呼びつける。リングに上がったカズが近藤との握手に応じると、近藤はいきなりラリアット。これをかわしたカズもトラースキックを放っていくが、近藤もかわしてみせ睨み合う両者。すると近藤は引き揚げていくカズに向かって「カズさん、タイトルマッチはもう始まってますよ。容赦なく獲りにいきますからね」と言い放った。
 バックステージに戻ってきた近藤をタッグパートナーの諏訪魔が祝福。お互いに8・30両国大会でシングル王座奪取を誓って「今年後半から巻き返していこう!」とエールを送り合った。近藤が「もう一度ジュニアの絶対王者になって、世界ジュニアのベルトの価値を高める」と語れば、その後カズもまだ8・30両国大会でタイトルマッチを行うことが決まっていないものの、もし近藤とのタイトルマッチが決まれば、ベストバウトの呼び声が高い06年8月26日両国大会での近藤戦を超えるような試合をすると宣言した。

090807_AllJapan-2.jpg 開幕戦で近藤を破り、リーグ戦を全勝で終えたAブロック1位の稔は、優勝決定トーナメント一回戦でBブロック2位のクレイジーと対戦。記者席のあるステージ上でクレイジーと激しい場外乱闘を展開した上、ミドルキックでクレイジーを蹴落とすとステージ上からケブラーダを発射した稔。
 リングに戻っても雪崩式フィッシャーマンバスターから腕十字を決めていった稔だったが、ここで上体を起こしたクレイジーは、そのまま稔の腕を挟み込んで回転! ラ・マヒストラルで丸め込んで逆転の3カウントを奪ってみせた。
 Aブロック2位の近藤としては優勝決定戦で稔と再戦し、開幕戦のリベンジをした上で優勝するのがベストなシチュエーションだが、稔が一回戦でクレイジーに敗れて脱落。それでもここで負けるわけにはいかない近藤はトーナメント一回戦で前年度覇者、Bブロック1位のKAIと対戦。珍しくKAIが入場してきたところに奇襲攻撃を仕掛けていった近藤だったが、コーナーから馬跳びでかわしたKAIは、ロープに飛び乗ってのジャンピングキック。しかし、これをかわした近藤がいきなりキングコング・ラリアット!
 さらに近藤がエプロンで断崖式DDTを決めていくと、KAIは首に大きなダメージを負ってしまう。それでもKAIは垂直落下式ブレーンバスター、フットスタンプ、LATで追い込んでいき、一気にスプラッシュ・プランチャで勝負に出たが、近藤は剣山で迎撃。逆にランサルセ、カナディアン・パイルドライバーで追い込んでいった近藤だが、KAIは完璧首固めやKAIクラッチなど丸め込み技を連発。
 しかしカウント2で返した近藤はショートレンジラリアットを叩き込むと、さらにダメ押しのキングコング・ラリアットを叩き込んで3カウント。KAIの2連覇を阻止して優勝決定戦に進出し、そこで稔を破ったクレイジーを下してジュニアリーグ戦を制した近藤は、カズから世界ジュニア王座を奪った暁には、第一コンテンダーに稔を指名すると語った。

090807_AllJapan-3.jpg 休憩時間前には8・30両国大会で曙組vs.ブードゥーの6人タッグマッチと西村組みvs.長州&越中のタッグマッチが追加カードとして発表された上に、ノアの小橋建太が約9年ぶりに古巣・全日本マットに参戦することが決定したことが発表された。またGURENTAIが昨年から使用しているボニー・タイガーの『ヒーロー』を、ソニー・ミュージックが“公式テーマ曲”として認定することも発表された。
 8・30両国大会では武藤敬司&船木誠勝vs.蝶野正洋&鈴木みのるのドリームタッグと、高山善廣vs.諏訪魔の三冠ヘビー級戦が行われることがすでに発表されているが、この日は武藤と鈴木、高山と諏訪魔のダブル前哨戦となるタッグマッチが行われた。それぞれ両国大会に向けて「負けられるか!」という意地を覗かせる熱い前哨戦となったが、武藤は鈴木の左足をドラスクやアキレス腱固め、低空ドロップキック、足4の字で集中攻撃。
 すると鈴木も武藤の右腕をタランチュラ式腕十字やフロントキックなどで破壊。右腕を破壊された武藤が若干戦線離脱した間に諏訪魔が鈴木のスリーパーに捕まり、勝負あったかと思われたが、諏訪魔は辛くも踏ん張ってみせる。試合時間はみるみるうちに経過し、28分を経過したあたりからリング上で武藤と鈴木が激しくやり合っている間に、高山と諏訪魔は場外へ。
 高山は本部席に置いてあった三冠のベルトの中からPWFヘビー級のベルトを持ち出すと、何とベルトで諏訪魔を一撃! 残り試合時間もわずかとなり、リング上の武藤はシャイニング・ウィザードを連発していくが、ブロックした鈴木はヒールホールドを極めてから、一気にゴッチ式パイルドライバーへ。だが、鈴木がカバーした瞬間に時間切れ引き分けを告げるゴング。
 前哨戦は30分時間切れ引き分けで決着がつかなかったが、試合後鈴木は引き揚げようとする武藤に向かって「オイ、武藤! 逃げるんじゃねぇよ! 俺の足を折れるものなら両国で折ってみろ! お前のその腕と船木の首も俺がもらうぞ!」と言い放った。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif