プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2009年08月30日

ユニオン初の後楽園で夢のライガー戦実現の大家「ライガーだって人間だろうがぁぁ!」

Posted by TEAM-angle at 15:47 / Category: 【プ】DDT・マッスル / 0 TrackBack

090830_Union-1.jpg 30日、後楽園ホールで行われたユニオンプロレス『行くぞ!ユニオン!〜ユニオンという名のもとに〜』。DDTブランドのユニオンだが、ユニオン単体としてはこれが後楽園ホール初進出! どインディー選手の登場あり、女子プロあり、デスマッチあり、そして怒りの獣神も登場したユニオン後楽園大会の全容はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 “獅子王”としてカルト的人気を誇る大家健。ユニオンに欠かせない愛すべきレスラーである大家の夢が叶い、この日憧れの獣神サンダー・ライガーと対戦。気合い満点の表情で入場した大家を観客に大「大家」コールが後押し。しかし目の前に立ったのは、紛れもなくジュニアヘビー級界のリビングレジェンドであるライガー。
 最初こそライガーをロープに押し込んで張っていった大家だったが、ライガーは場外でイス攻撃と垂直落下式ブレーンバスターを見舞うと、リングに戻ってショルダーアームブリーカー、腕ひしぎ逆十字、チキンウイング・アームロックと徹底した腕殺しを敢行。大家は何とか炎のスピアで反撃を試みるが、ガッチリ受け止めたライガーは投げ捨てパワーボムで叩き付ける。
 すると大家は何とリング上から失踪……いや逃亡しようとする! こんな大舞台でそんな失態許すかとばかりに、セコンド陣が必死に大家を止める中、本部席に座っていたナオミ・スーザン代表が堪らず大家に駆け寄っていき、ビンタを食らわしてユニオン魂を注入! これで目が覚めた獅子王は、観客の「獅子王」コールを背に炎のスピア、ジャーマンを決めていく。ライガーも掌底からブレーンバスターの体勢に。これを首固めに切り返した大家はカウント2まで追い込んだが、立ち上がったライガーは掌底からダイビング・ボディプレス。そして一気に逆エビ固めへ。
 大家は必死にロープに手を伸ばすが、ライガーは片逆エビに移行。思い切り絞め上げたところで、ついに大家はギブアップ。大家の大健闘と見るか、予想通りライガーの圧勝と見るかは観客次第だが、ライガーは大家に向かって「大家、聞こえてるのか。お前はライガーと試合をするのが夢だった、そう言ったよな。夢で終わらせてどうする! 次はライガーに勝ったと、このファンにお前の口から伝えられるようにしっかり頑張れ! 約束できるのか!」と最大限の檄を飛ばした。大家もライガーに向かって泣きながら言葉にならない言葉を叫んで返答。すると観客からは暖かい拍手が送られた。

090830_Union-2.jpg 朦朧としながらインタビュースペースに到着した大家は、号泣しながら「夢……ずっとぉ〜、夢だったんです! 試合が決まってからっ! ずっとぉ! 嬉しかったんですっ! でも……でもライガーさんはっ! 試合をするだけじゃなくてっ! 試合をするだけじゃなくてっ! 試合をするのが夢でどうするんだってっ! どうするんだってぇぇぇ! 言ってくれましたよぉ! 俺はユニオンだって、後楽園ホールが夢だったんですっ! でもねぇぇぇ! 後楽園ホール、やるだけじゃダメなんですよぉ! もっともっとお客さん入れなきゃいけないし、俺は……俺ら全員夢だった相手とやって勝たなきゃいけないんですっ! 確かに俺は今日負けましたよ! 負けましたよ! 力の差だってメチャクチャ感じたよっ! でもなぁぁライガーだってなぁ、人間だろうがぁぁ! 今日ユニオンに出ている選手みんな、確かにレベルの違いがあるけど、全員人間だろぉぉぉぉ! なぁ? その人間が、人間に勝てねぇわけねぇだろがぁ! なぁ? そうだろ? そう思うだろぉ? だから次、俺たちユニオンはホールにいっぱいにして……ホールのお客さんをいっぱいにしてぇぇぇ、その上で夢の相手と試合をして、俺たちは全部勝つぅぅぅぅ! 全部勝つんだぁ! 勝ち続けるんだぁぁぁぁ! ユニオンは絶対負けねぇんだぁぁぁ!」と絶叫。
 何度も床をバンバン叩き、悔しさを露わにした大家だが、ひと通り言い終わると床にバッタリと倒れ込む。それでも自力で立ち上がり、フラフラと控室へと入っていくと、大家の健闘を称える拍手が聞こえてきた。ガンバレ、大家☆

090830_Union-3.jpg このほかにも大日本プロレスでタッグリーグ優勝&タッグ王者にもなった木高イサミと、STYLE-Eの竹田誠志のラダー&有刺鉄線ボードデスマッチは、タッグパートーナー同士とは思えないほど妥協一切なしの壮絶な試合となった。
 またメインではユニオンのエース・石川修司が3日後に新団体FREEDOMSの旗揚げ戦を控えている佐々木貴と対戦。石川にとって佐々木は同じ岩手県出身で、岩手県立一関第二高等学校・柔道部の先輩に当たる存在。そんな先輩・佐々木に大きな身体全部を使ってぶつかっていった石川だったが、最後はランニング式の右脚(バズソーキック)で佐々木が勝利。
 試合後、佐々木が「今はお互い背負ってるものがあるんだよ。お前もユニオンプロレス初の後楽園、エースとしてメインに上がったんだろ。俺も3日後にFREEDOMSの旗揚げを控えてるんだよ。今日は団体を背負う者同士、1vs.1で戦ったつもりだ。修司、俺は勝ち逃げなんかしねえよ。ユニオンをどんどん面白くして、両国をやるぐらいになってみろ。俺だって目指してる。追いつけ追い越せDDT、目指せ高木三四郎だよ。もっとデッケェ、すげえ会場で一関最強決定戦やろうぜ!」と言うと、石川も「集まってくれたお客さん、僕はみんなを裏切りません。次に佐々木貴に会ったときは、強さはもちろん、実績も知名度も上回って勝ちます!」と叫んだ。
 そして最後はユニオンの選手全員がリングに上がり、「いくぞ、ユニオン!」の唱和で初の後楽園大会を締めくくった。なお、カオス状態だったダークマッチや高木三四郎、ケニー・オメガ、猪熊祐介似のガイジンA&ガイジンA&ガイジンAと19人のどインディーレスラーが対戦し、ド肝を抜くような“オチ”が待っていた試合などはナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif