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›2009年09月28日

武勇伝のメインで完全燃焼したという岩佐が、突如引退発言!しかし観客や鷹木の声で…

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】DRAGON GATE・武勇伝 / 0 TrackBack

090927_Buyuuden-1.jpg 27日、新木場1stRINGで行われたDRAGON GATE・望月成晃プロデュース大会『武勇伝・甦』。甦ってからは2回目となる武勇伝だが、全試合の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 プロデューサーの望月はまだ病み上がり、そして当初出場予定だったバトラーツの澤宗紀が首の負傷で欠場となり、数日前にZERO1の日高郁人が1日2試合行うことが決定。2試合目となるメインで日高はフリーの稔、みちのくプロレスのフジタ“Jr”ハヤトとバチバチトリオを結成し、KAMIKAZEの鷹木信悟&YAMATO&岩佐拓と対戦。
 まずは稔vs.鷹木という異色の顔合わせから試合がスタート。さらに日高と岩佐がやり合い、その後にはハヤトvs.YAMATOというこれまた興味深い顔合わせが実現。ハヤトとYAMATOはお互いにサッカーボールキックをやり合ったり、激しくエルボーを打ち合ったりとお互いにかなり意識している様子。KAMIKAZEはイキのいいハヤトを捕まえて代わる代わる痛めつけていくが、バチバチトリオ側も日高が正面からYAMATOの左ヒザを蹴っていき、そのヒザを集中攻撃。
 岩佐がハヤトに絶華を叩き込めば、日高がジャンピングニーからのアイルビーバック。それをキャッチしたYAMATOがジャーマンで投げていくが、日高は鷹木とYAMATOの同士打ちを誘い込んでおいて、ミスティフリップからYAMATOにショーンキャプチャーと目まぐるしい攻防が展開され、ノンストップのままあっという間に時間が過ぎていく。
 そして鷹木が稔にデスバレーボムからショートレンジラリアットを叩き込んだところで、20分時間切れのゴング。最後のほうは観客も沸きっぱなしだったためこれでは消化不良。すると鷹木が「20分1本勝負なんて望月が勝手に作ったルールだろ? 決着がつくまでやろうじゃねぇか!」と言い出し、武勇伝では異例の延長戦に突入した!

 延長戦でも激しくやり合うハヤトとYAMATO。YAMATOがスリーパーからギャラリアを狙うが、ハヤトは空中で切り返してK.I.Dで捕獲。これを鷹木がカットすると、岩佐、日高、稔も入って来て、各人が次々に技を決めていく。混戦の中、ハヤトが岩佐の後頭部にハイキックを叩き込むが、岩佐は続いて襲いかかってきた稔を熨斗紙で叩き付ける。
 辛くもカウント2で日高たちがカットし、日高&ハヤトは岩佐にサンドイッチFK。続いて稔が迷子の子猫ちゃん(バズソーキック)から雪崩式リストクラッチ式フィッシャーマンバスターで叩き付けるが、岩佐は自力でキックアウト。最後の力を振り絞ってエルボーを叩き込んでいく岩佐だが、ここで稔が鮮やかにカウンターでミノルスペシャルを決めてついにギブアップを奪った。
 本戦20分+延長戦5分18秒=計25分18秒、6選手が止まることなく真正面からバッチバチにやり合った素晴らしい試合だった。試合後、鷹木が「次、このリングに上がるときは自分たちの好きなカードを組んで、自分たちが主役になります」と言うと、おもむろにマイクを持った岩佐が「鷹木、俺は降ろさせてもらうよ。首を負傷して欠場して、復帰して、今まで誤魔化し誤魔化しやってきたけど、もう限界だよ。まぁ今日の試合でひと区切りつけて、今日の結果で完全燃焼したつもりだよ。これからはスタッフとして……」と突然の引退宣言!
 場内のファンにも衝撃が走る中、鷹木とYAMATOも初耳なのか唖然呆然。しばらくして観客から「辞めないで!」「大丈夫だよ!」といった声が飛ぶと、鷹木が我に返ったように「いまのお客さんの声、聞いたかよ? 全然やれていたじゃねぇか!」と岩佐に向かって訴え、場内からは「岩佐」コールが起こる。観客の声を聞いて複雑な表情を浮かべる岩佐に対し、鷹木は「ケガなんて気合いと根性で治せ! 一時は休んでいいから、必ずリングに戻ってきてくれよ。お願いします!」と懇願。すると岩佐も「鷹木! 気合いと根性で治してくるよ!」とようやく前向きな発言をして、ファンをひと安心させた。
090927_Buyuuden-2.jpg インタビュースペースで岩佐は「首の負傷から復帰した時点でね、自分の中では100%治る事はないと分かっていた。自分が満足いくまでやるつもりで今日まで来て、今シリーズで限界だというのは自分で分かっていたんで、ちょうど今日が今シリーズの終わりでメインを張るということで、そこで一区切りつけようと思って。社長にも次のシリーズからスタッフとして出来ますって伝えて」と語ったのだが、鷹木が「何を言ってんですか、岩佐さん」と檄を飛ばす。
 すると岩佐は「(リングに再び)戻る自信なくても、お客さんの声もあって、鷹木のありがたい言葉もあって、やってみようかなと。お客さんの前で誓った以上、必ず復帰を目指します。ただ状態が状態なんで、いつ復帰できるかというのは言えない。復帰のメドが立たない。そこを(同じく首の負傷から)復帰したCIMA選手のこともあるんで、時間をかければ必ず出来ると(信じて)。それだけですね」と決意を口にした。
 これを聞いた鷹木が「復活してくれることを信じて、岩佐さんが帰ってこれる場所必ず作って待ってます」と言い、YAMATOは「僕らはプロレスラーですから。どんなキツイ状態でも、リングに上がって、やっぱりお客さんの声援があったらやれちゃうんですよ。最後まで闘えるんですよ。だから僕たちが求めちゃったら岩佐さんは無理してでも(リングに)上がっちゃうから。岩佐さんのペースで怪我を治してもらって、また近い将来帰って来れるリングを僕らは残していきます」と岩佐のことを気遣いながらコメント。
 2人のコメントを聞いて「しみったれた空気にしてもしょうがないんで」と気持ちを切り替えた岩佐は、復帰を目指すモチベーションとして、この日敗れた稔&日高&ハヤトへのリベンジを挙げた。そして「奇しくも(バチバチトリオは)この3人の一番嫌いなモッチーの息のかかった人間だ(笑)。その3人に最後ボコボコにされて取られて、これはやり返さなきゃいけない」と言って笑顔を見せた。KAMIKAZEにとってはもちろん、ドラゴンゲートという団体にとっても貴重な選手である岩佐は、首のケガの治療のためしばらく欠場となるが、必ず完治させてリングに帰ってきてくれるだろう。

090927_Buyuuden-3.jpg ドラゲー本戦8・26後楽園大会で、突如勃発したリアル・ハザードのサイバー・コングと健介オフィスの起田高志。両者の因縁に決着をつけるべく、一騎打ちが武勇伝マットで実現。
 いきなり奇襲攻撃を仕掛けていったサイバーだが、倒れずに受け止めてみせた起田は立ち合いからのタックル勝負を要求。巨体の2人がド迫力のぶつかり合いを見せたが、タックル勝負は起田がやや優勢。するとサイバーは起田を場外に連れ出してラフ攻撃。さらにミドルキックやアキレス腱固めなど、珍しい攻撃で起田を追い込んでいくサイバー。
 だが、カウンターのフライングショルダーから串刺しのラグビータックルなどで反撃していった起田は、カチ上げ式エルボー、バックフリップ、ダイビングショルダーと一気に追い込む。お互い開始早々エンジン全開でぶつかり合ったため、フラフラの状態になるが、サイバーもハイキック、串刺しラリアット、バックドロップで反撃し、トドメのファイヤーサンダーを狙う。
 何とか回避した起田はスピアからフロッグスプラッシュを投下し、サイバーのバックを取るが、急所蹴りで逃れたサイバーは何と首固め! ところが起田はクルリと反転し、逆に首固めで丸め込んで3カウント。何とも悔しい負け方をしたサイバーはレフェリーに八つ当たりすると、起田にもパイナップル・ボンバーを叩き込んでから引き揚げていった。

 なお、病み上がりだった望月は第1試合で椎葉琴香と組んで、日高&吉川裕太と対戦。日高と吉川というバチバチタッグと真正面からぶつかっていった望月は、キレのある動きと重みのある蹴りで一歩も引くことなくやり合った。最後は椎葉が日高の野良犬ハイキックを食らって敗れたが、もう本格復帰と見ていいだろう。

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