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›2009年10月19日

桜庭が弁慶の対戦相手に立候補?強制指名?柴田は憧れの先輩だった石澤と金網戦だ!

Posted by TEAM-angle at 17:08 / Category: 【格】DREAM / 0 TrackBack

091019_Dream12-1.jpg 19日、都内のLaughter7ジムでDREAM初のケージマッチとして行われる『DREAM.12』(25日、大阪城ホール)の記者会見が行われた。会見で発表された対戦カードや会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 まず柴田勝頼が新日本プロレス時代の先輩である、ケンドー・カシンこと石澤常光と対戦することが発表されると、突如カシンが会見に乱入! カシンらしく奇襲攻撃かと思われたが、タックルのフェイントを見せたこのカシン、明らかにあのカシンではない。柴田も立ち上がって臨戦態勢を取り(?)、ニセカシンのタックルのフェイントに合わせて反応してみせる。するとニセカシンはおもむろに着席。よく見るとニセカシンのマスクには“KS”のロゴが……。
 報道陣が笑いを堪える中、笹原圭一イベント・プロデューサーは「気分を変えて、残念なお知らせが1つあります」と会見を進行。その残念なお知らせとは、ゼルグ“弁慶”ガレシックとの対戦が決まっていたメルヴィン・マヌーフが5日くらい前に、練習中右腕上腕筋断裂というケガをしてしまいドクターストップがかかってしまったというもの。
 急遽弁慶vs.マヌーフに見合う代替カードを検討していたところ、10・6『DREAM.11』に出場した桜庭和志が名乗りを上げ、桜庭vs.弁慶というカードがD12で行われることになったという。すると、シレッと着席していたニセカシンがいきなりマスクを脱いで床に叩き付け、笹原EPに向かって……

091019_Dream12-2.jpg 「ふざけるな! 一昨日試合したばかりじゃないですか! 一昨日ですよ、一昨日!」と激怒。その男の正体は、もちろん桜庭。笹原EPが苦笑いしながら「一昨日じゃないですよ。もうだいぶ前ですよ」と言うと、桜庭は「いつもこれですよ!」と不満気味に着席。だが、自分で叩き付けたマスクを拾って、なぜかダチョウ倶楽部の上島竜平ばりに「クルリンパ」と頭に乗せてみせた。隣に座っている柴田もどうしていいか分からず、ひとまず桜庭からカシンマスクを受け取って半笑いするしかない。
 とりあえず笹原EPは「いつものように明るく言っているが、弁慶は決してラクな相手ではない。本当にキツイ相手なのに、時間がないところで(対戦に)手を挙げてくれたことは本当にかっこいいと思うし、感謝の言葉しかない」と桜庭の男気を称えたが、桜庭は「ぼくは一度も手を挙げたことはない。強制です! おかしいです!」と自分から名乗り出たわけではないと主張。
 笹原EPとしてはD11の前から「D11でケガをしなければD12にも出場してもらいたい」とは言っていたが、現実問題大晦日もあるだけにD12への出場は厳しいと思っていたという。だが、そんな時マヌーフが負傷欠場することになり、桜庭が自ら弁慶の相手に名乗り出たのだと説明。その上で笹原EPは残りのカードに関して、まずアリスター・オーフレイムの試合は組む予定でいることを告げると、突然桜庭が「ハイ、アリスター(とやります)」と対戦相手に立候補。
 笹原EPは「本当にやりますか?」と苦笑いしながら、D11からのスライド出場となるはずだった中村大介に関して、D12でも試合を組むのが難しい状況にあると説明すると、またも桜庭が「ハイ、中村(とやります)」と立候補。笹原EPから「じゃあ3連戦で」と言われ、さすがに手を下げた桜庭だが、その後もマスコミからも「もしD12に出ることになったら」「もし金網でやることになったら」「もし弁慶と対戦することになったら」と、あくまでも仮定の話として質問が飛ぶと「ぼくは“もし”って言葉が嫌いで(笑)」と言いながらも「金網は昔UFC-Jのとき(=1997年)に中に入ったとき、やっぱりリングと全然違う感じだったのは覚えてます。“もし”は置いておいて(苦笑)、弁慶選手は動きが止まらなくて、いい意味でうるさそうな感じ。軽量級ぐらいの動きをする速いイメージがあります」と答えてくれた。
 とはいえ、いまの桜庭の年齢とコンディションで中18日での連戦は相当キツイが、桜庭は「コンディションよりは気分的なもののほうが大きいですかね。1回(D11の)試合前に盛り上げて、それが終わって落ちて、また(D12に向けて)盛り上げていかなくてはいけないっていう気持ちの部分が、やっぱりどうしても盛り上がらないですね」と語った。今回は相手がかなり強敵なだけに、桜庭にとっていろいろな面で過酷な試合になりそうだ。

091019_Dream12-3.jpg また桜庭から「柴田君が品川区に引っ越してくることになったようなので(苦笑)、じゃあここで練習したらってことで」と説明され、Laughter7入りしたことが発表された柴田。柴田は以前からLaughter7に出稽古に来ていたが、ARMSの船木誠勝が全日本プロレスと1年契約を結び、プロレスに専念したことで開店休業状態だったARMSよりも、ここらでLaughter7に入って総合により専念するということだろう。
 Laughter7所属選手としての第1戦が、新日本時代の先輩である石澤との対戦というのもある意味運命的。しかも柴田は新日本vs.Uインター対抗戦を見て「プロレスをやりたい」と思ったという。その時、新日本所属としてUインターと戦った石澤に憧れた柴田はその後新日本入り。そして巡り巡って、かつてUインター所属として新日本と戦っていた桜庭が主宰するジムの選手として、今回柴田は石澤と対戦するのだ。
 それだけに「憧れの人だし、いまこのタイミングで試合が組まれたってことで、勝って恩返ししたいと思います」「まさかこのタイミングで決まるとは思っていなかったし、自分がこの世界に入るキッカケとなった人なので、すごいテンションが上がっています」「試合後とか試合前とかも想像つかないですね。生の感情でいきます」「金網は非常に楽しみです。逃げ場がないってことにワクワクしています。金網デスマッチみたいで」と語る姿を見ていると、かつて憧れたプロレスラーに金網の中で再会し、対戦するということが、柴田のレスラー心をくすぐっているように思えた。

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