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›2009年11月02日

新日本の会場に来たIGF軍団が「ファンがやれって言ってるんだからやるべき」と主張!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 1日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『NEW JAPAN TRUTH〜G1 TAG LEAGUE〜』最終戦。G1タッグリーグの準決勝〜決勝以外にも11・8両国大会を見据えた試合や、思わぬ発表や来客が登場し、異様な盛り上がりを見せた今大会。全試合の詳細と試合後のコメントはナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 G1タッグリーグは準決勝で中西学&大森隆男のワイルドチャイルドを下したバッド・インテンションズ(ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソン)vs.同じく準決勝で中邑真輔&矢野通から大金星を奪った現IWGPジュニアタッグ王者コンビのApollo55(田口隆祐&プリンス・デヴィット)。決勝の試合前、TNAで再びIWGPタッグ王者に返り咲いたチーム3Dから11・8両国大会に参戦して誰の挑戦でも受けるというビデオメッセージが上映された。つまりG1タッグリーグ優勝者が自動的にIWGPタッグのベルトに挑戦するというわけだ。
 試合は断然不利と思われたApollo55だが、クイックタッチと機動力を活かして応戦。しかしバッド・インテンションズはデヴィットを捕まえて代わる代わる攻撃していく。何とかピンチを脱して田口にタッチすると、機動力をフル回転させてバッド・インテンションズを分断。バーナードを場外に追いやってデヴィットがトペコンを発射している間に、田口がアンダーソンに必殺のどどんを決めたがカウントは2。
 バーナードがリングに戻ってくると、田口の円盤中毒からデヴィットのダイビング・フットスタンプ、さらにデヴィットの顔面へのガットバスター〜スクールボーイで大金星かと思われたが、これもカウントは2。するとバーナードが一気にバーナードボムで叩き付け、アンダーソンが必殺のガン・スタン。田口が辛くもカットに入ったが、その田口にバーナードがバーナードライバーを決めると、デヴィットにはマジックキラーを決めて3カウント。
 最後は圧倒的なバーナードのパワーとアンダーソンのナイスフォローで、バッド・インテンションズがG1タッグを制覇。試合後、バーナードはチーム3Dの持つIWGPタッグ王座に再び挑戦することをアピールすると、「ニュージャパンプロレスリング、イズ、イチバーン!」と高らかに宣言した。

 さらに試合後、バーナードを主役とした映画『マザコング』の制作発表会見が行われた。映画の内容だが、何と“世界一のマザコン”という設定のバーナードが、母親のもとを離れて日本の旧家のお嬢様を振り向かせようとするロマンティック・コメディとのこと。すでに曙や新日本プロレスの協力が決定しており、お嬢様役の女優などをキャスティングした上で2010年中頃より撮影開始するという。
 この映画の脚本を務めるジェーソン・ハーウィツ氏はバーナードとは30年来の友人。このハーウィツ氏に、写真家・荒木経惟氏のドキュメンタリー映画『アラキメンタリ』などを制作した25th Frame,LLCが協力してこの映画が作られるという。まずは日本のファンに向けて公開できるようにするとのことなので、完成を楽しみに待とう。

 さらにこの日、11・8両国大会で中邑の持つIWGPヘビー級王座に挑戦する棚橋が、自分の試合を終えたあとに中邑を呼び出し、「中邑、お前にタイトルマッチの前に1つだけ聞きたいことがある。お前はIWGPのベルトが輝いていないって言ったな。どうだチャンピオン、いまIWGPのベルトは輝いているか? どうだ、答えろ!」と詰め寄ると、中邑はニヤリと笑って「ちっちゃえー奴が背伸びしてうるせぇな! テメーの挑戦受けたときからかまってやっているだろうが? そんなにベルトが欲しいか? U-30でも巻いてろよ」と吐き捨てた。これには怒り心頭の棚橋だったが、その棚橋を狙ってTAJIRIも来場。
 逆にTAJIRIが棚橋を呼び出した際は棚橋は姿を現さず。「今日は臆病者の棚橋弘至に2つ言いたいことがあってやって来た。1つ、僕からのメッセージにどうして応えようとしないのか? 1つ、今度の両国でお前が中邑のベルトに挑戦するのはおかしい。なぜならお前は僕に負けているからだ! というわけで棚橋弘至、出てこい! 出てこないならお前を臆病者と思う!」と言うTAJIRIに対し、殴りかかっていったのは岡田かずちか。「お前の相手はこの俺で十分なんだよ! 1つだけ言ってやる! お前は新日本のリングに相応しくないんだよ!」と叫ぶ岡田を尻目に、不満を露わにしながら去ってTAJIRIだが……

 また、12月22日と23日には後楽園ホールでジュニアヘビー級のオールスター戦『SUPER J-CUP』が開催されることが電撃発表された。94年に新日本が主催となって第1回大会が開催され、その後95年にWAR主催の第2回、2000年にみちのくプロレス主催の第3回、04年に大阪プロレス主催の第4回が行われたが、今回再び新日本が主催となって第5回大会が開催されることになった。
 発起人でもある獣神サンダー・ライガーは「来る12月22、23日の両日、ここ後楽園ホールでJ-CUPを開催します。協力してくれる団体、参加してくれる団体は追って発表できると思います!」と宣言。以前『PREMIUM』でJ-CUP復活を訴えていたライガーだが、今回も蝶野正洋に相談しながら進めていくとのこと。とりあえず2DAYSトーナメントが開催されることは発表されたが、果たしてどの団体のどの選手が出場するのか非常に楽しみだ。

 そして、この日1番のサプライズは中邑のアントニオ猪木への挑戦&初代IWGPヘビー級ベルト奪還発言を受けて、11・3JCBホール大会への来場を呼び掛けていたIGFが、新日本の会場に現れたことだろう。放送席横のリングサイドからサイモン猪木取締役をはじめ、ジョシュ・バーネットと赤い闘魂タオルを巻いたモンターニャ・シウバが陣取り、別の席にはジョン・アンダーセンとエリック・ハマーの姿も。
 休憩時間には多くのマスコミと熱狂的な新日本ファンに取り囲まれたIGF軍団だが、サイモン氏はほとんど口を開くことなく一緒にいた宇田川強エグゼクティブディレクターが応対。「11月3日、ウチは試合を空けて待ってますから。逆にファンの皆さんから中邑真輔に言っておいてくださいよ」と言う宇田川EDに対し、「初代のIWGPベルト持っているのは誰だ!」と叫ぶ新日本ファン。
 「そんなの新日本のフロントに聞けばいいじゃないですか。そんなのは我々に言うことじゃない」と言いながら苦笑いする宇田川EDを見て、新日本ファンはさらに「新日本のリングに上がる勇気のある奴はいるのかって?」と叫びながら詰め寄る。すると宇田川EDは「逆に(新日本側に)IGFのリングに上がる勇気のある奴はいるのか? そっちのチャンピオンが先に仕掛けてきて、それはないんじゃないんですかって!」と応戦。
 一色触発のムードの中、マスコミに向かって「これぐらいは(熱が)ないとダメでしょ」と余裕を見せた宇田川EDは「逆にファンの皆さんの手で中邑を動かしてくださいよ。向こうから言ってきて、向こうから挑戦したいって言ってきてるのにさ。ジョシュにしろ、モンターニャにしろ、小川(直也)さんにしろやるって言ってんのに」と中邑への不満を吐露。すでに小川やジョシュのカードは決まっているが、「相手を空けていたのに、来なかったのはどっちよ(苦笑)。こっちだって早めに(カードを)決めないといけないからね。ファンの熱を(中邑に)伝えてよ」と、あくまでもIGFとしては「中邑を待っていたのに来なかった」という部分を強調。
 「サイモン帰れ!」といった怒号や中邑コールなどが新日本ファンから起こる中、「ファンがやれやれ言っているんだからやろうよって。ファンの方からどんどん盛り上げていってもらえばいいんじゃないですか。ひと言で言うなら(中邑は)逃げたってことじゃないですか」と、ファンのこの反応は中邑にvs.IGFをやってほしい証だと介錯。だからそのファンの声に応えず出てこない中邑は逃げたという見解を崩さなかった。
 宇田川EDは「当日券で来ただけ。(新日本側の人間との接触は)ない」と語り、新日本サイドもこのIGFの視察に対する反応はとくに見せなかったが、11・3IGFのJCBホール大会で新たな動きはあるのだろうか?

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