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›2009年11月29日

ユニオンの石川が飯伏を下してKO-D無差別級奪取!マイケルがCEO就任!ヤゴラが…!?

Posted by TEAM-angle at 16:51 / Category: 【プ】DDT・マッスル / 0 TrackBack

091129_DDT-1.jpg 29日、後楽園ホールで行われたDDT『DDT Special 2009』。年1回行われる全ブランド参加のテンコ盛り大会。今年はYAGOプロレスやドロップキック&ミツボシといった店舗部門も参加して、より内容盛り沢山! 全試合の詳細はバトル・ニュースをご覧下さい。
 メインは11・15新宿大会で行われた次期挑戦者決定ブランド対抗バトルロイヤルを制したユニオンプロレス代表の石川修司の挑戦を、飯伏幸太が受けるKO-D無差別級戦。石川は木高イサミや大家健といったユニオンの選手をセコンドに従え、さらにユニオンのテーマ(ユニオン・ロッカー)を前奏に付けた曲に乗って入場。
 先手を取ったのは飯伏だったが、飯伏のプランチャを場外でキャッチした石川はそのまま鉄柱や鉄製のフェンスに飯伏を叩き付けていき、飯伏は背中を押さえながら悶絶。その後、徹底して飯伏の背中を痛めつけていく石川だが、飯伏も三角跳びケブラーダやレッグボンバーなどで反撃。だが、エルボー合戦からかんぬきに捕らえた石川は、その体勢からヘッドバットを連打で叩き込むと豪快なかんぬきスープレックス。
 飯伏も石川のジャイアントブーツをマトリックスでかわし、さらに石川のブレーンバスターを着地してみせるが、石川はニーリフトで突き上げると、急角度バックドロップからの32文ロケット砲。1発目はかわした飯伏だが、石川は再びバックドロップで投げると今度こそロケット砲を叩き込む。続くスプラッシュ・マウンテンを必死で逃れた飯伏は、石川のヘッドバットに対してハイキックを返す。両者フラフラになりながらエプロンに出ると、飯伏は断崖式ドラゴンスープレックスの体勢に。これを振り解いた石川が断崖式のど輪落としを放つが、飯伏は空中で回転して着地!
 素早くエプロンに駆け上がり石川にハイキック。場外で倒れた石川にユニオン勢が懸命に檄を飛ばし、何とかリングに戻った石川だが、飯伏に張り手合戦を挑んでいくと“キレた”飯伏が鬼のような掌底を叩き込む! あの石川がコーナーで座り込むほど強烈だったが、さらに飯伏は不気味にニヤリと笑うと、石川の巨体を完璧なライガーボムで叩き付ける。そして踏ん張る石川の後頭部へまたも掌底を入れた飯伏はドラゴンスープレックスで投げてから、フェニックス・スプラッシュを狙ってコーナーへ。
 執念で石川が追いかけていくと、飯伏は先にマットに着地してパワーボムで投げようとするが、石川はウラカンで切り返す! それでも飯伏は突進してくる石川のアゴにソバットを叩き込んでオーバーヘッドキック。これをキャッチした石川は、そのまま飯伏を脳天から落とすと再び張り手合戦へ。張り手を打ちながら飯伏を抱え込んだ石川は、急角度のフロントスープレックスで飯伏を顔面からマットに突き刺していく! さらにTSUNAMIと32文ロケット砲で飯伏を吹っ飛ばした石川は、クロスアームで飯伏を抱え上げ、ランニング式のスプラッシュ・マウンテンで叩き付けて3カウントを奪った!

 ナオミ・スーザン代表が涙を流す中、ユニオン勢に祝福された石川の腰についにKO-D無差別級のベルトが巻かれる。飯伏は意識が朦朧とする余り、まだ勝負は終わっていないと思い、なおも石川に向かっていくが、そんな飯伏に向かって石川が「飯伏、お前やっぱ天才だよ。お前がいたから俺はもっと強くなりたいと思った。今日は勝ったけど、またやろう。俺はお前という後輩がいて幸せだよ」と声を掛けると、飯伏もようやく敗れたことを実感。お互いにヒザをついて一礼して健闘を称え合うと、石川は改めて「僕がDDTを辞めてユニオンに入った頃、僕は何の価値もないレスラーだと思います。でもこうやってベルトを巻けたのはユニオンの仲間と、応援してくれるファンのお陰だと思います。やっと恩返しできました」と改めてユニオンを愛する者たちにベルト奪取を報告。
 そして11・16新宿大会で約束していた通り、KO-D無差別級の初防衛戦を12・16ユニオンの新木場大会でイサミ相手に行うと発表した。そこに現れたのが……

091129_DDT-2.jpg ちょっと話が逸れるが、この日は元WWEのスーパースター、スティーブ・オースチン主演映画『監獄島』の特別宣伝部長に高木大社長が就任したのを記念して、10人の囚人ども(=レスラー)をリングという孤島に集め、情け容赦ない殺し合いをする『監獄島プレゼンツ運営権が欲しければ、殺せ!バトル』も開催された。
 試合前に当初DDTテック代表として出場する予定だった藤岡典一が高熱のため欠場することになり、急遽DDTテック代表のマッスル坂井……から村田晴郎アナが代打に指名され、ドラマチックファンタジア代表として出場することに! 神実況の1人でもある村田アナは試合に出場しながらも、リング上から試合を実況するという神業を見せる。しかもこの試合は殺し合いだけに、オーバー・ザ・トップロープ(以下OTR)で退場となるのと同時に、リング下に仕込まれた(?)爆弾が爆破して爆死するというルール。
 試合の途中にはウェポンが入った鞄が投げ込まれるのだが、中に入っていたウェポンはピコピコハンマーだったり、三輪車だったり、大社長がかつて選挙に出馬したときのポスターだったり。それでも記者席に乗り込んで生きた大社長が中澤マイケルを捕らえ、大鷲透が三輪車で轢いたりしながら、次々と囚人たちがOTRで爆死していく!
 そして最後に残ったのは大社長とマイケル……と、何気に実況していた村田アナの3人。マイケルがこっそり姿を消していると、村田アナが思わず大社長に向かって「映画の宣伝部長なんだから高木三四郎が勝つに決まっているじゃないですか! 出来レースですよ」と悪態をつき始める。これに怒った大社長が容赦なく村田アナをOTRで爆死させようとするが、村田アナは突進してくる大社長をトップロープを下げてうまくOTRに誘い込んで爆死させてみせた!
 かつてマッスル坂井自主興行で見せた“黒村田”となった村田アナが「ハハハハ! 俺は前からDDTの経営権が欲しいと思っていたんだよ!」と勝ち誇っていると、いつの間にやらマイケルが現れて、村田アナにエルボーを見舞いOTRで爆死させて見事優勝! DDTの経営権を手に入れCEOに就任したマイケルは、いま流行りの“仕分け人”となって、DDT内から不要なものを仕分けすると宣言。すると大社長はあっさりマイケルに経営権を譲ると発言。早速集客が難しいという12・6銀座大会を満員にしてくれるように託した。
 早速重責を担うをことになりビビってたじろくマイケルCEOと、無理矢理ストーンコールドばりに缶ビールで乾杯した大社長。その後、お約束のスタナーを食らったマイケルCEOだが、メイン終了後に石川がユニオンでの防衛戦を宣言したところで、D-BOX、ベルトHUNTER×HUNTER、イタリアン・フォーホースメンのほか、正規軍の選手たちを従えてリングに上がり、「CEOの僕を差し置いて勝手に決めないでください」と割って入る。
 だが、やっぱり大社長からスタナーであっさり蹴散らされると、高木大社長が改めて石川に「石川、おめでとう。お前がベルトを獲ったんだから、お前が防衛戦を決めていいよ。12月16日の新木場でお前とイサミがタイトルマッチやっていいよ。ただそのベルトはDDTのベルトだ。だから12月27日の後楽園でお前らの勝者とDDTの誰かとタイトルマッチを組ませてくれ」と要求。石川もこれを承諾し、KO-D無差別級のベルトを巡ってDDTとユニオンは対抗戦に突入しそうな雰囲気に。なお、DDT側からの挑戦者はこの日の観客と、メールによるアンケート投票によって決められることになった。

091129_DDT-3.jpg 11・15新宿大会でウルトラマンロビン一族から勝利して、この日伝説のYAGOプロレスを復活させることになった矢郷良明。矢郷は“RAW IS YAGO”という新ブランドで、矢郷vs.三四郎の一騎打ちを衛星生中継すると予告していたが、スクリーンではアメリカの某メジャー団体で見るのとそっくりなRAW IS YAGOのPVが流れたあと、銭湯で腰にタオル一丁の三四郎と矢郷が一騎打ちを行う模様が生中継(?)された。
 試合と試合の合間にちょっとずつ生中継が差し込まれるカタチで進んでいったのだが、試合は矢郷が電気風呂に三四郎を落として感電させたことでTKO勝ち。その後、しばらくマミー化していた矢郷さんは、2カ月ぶりの風呂をゆっくりと堪能したのだが、ホールの廊下で再び三四郎に襲撃されてしまい、またもや悪夢のロッカーに閉じ込められてしまう!
 しばらくすると、矢郷さんが閉じ込められたロッカーが、繭で覆われていることに趙雲子龍が気がつく。趙雲が驚いていると、そこにバラモン兄弟が突如現れ、趙雲に「これは繭ではありません。ヤゴラです」と告げて、「♪ヤゴラ〜や、ヤゴラ〜や」とどこかで聞いたことのあるような曲を歌い出した。そんな矢郷さんのことはすっかり忘れていたメイン終了後のリングで、DDTとユニオンの睨み合いがあったあと、マイケルCEOの音頭で大会が締めくくられることに。そのとき、全ブランド参加の今大会に呼ばれないことに激怒した新北京プロレスのロングリバー黄河が殴り込んでくる足音が、ホール中に鳴り響いた!
 選手たちが慌てていると、そこに再びバラモン兄弟が登場! バラモン兄弟が「ヤゴラは戦いの神です。ロングリバーを倒せるのはヤゴラだけなのです。皆さんも一緒に祈ってください」と完璧に声を揃えて言うと、選手たちは観客と共にホールの廊下で繭にくるまれたロッカーに向けて祈りを捧げる。すると、モスラの格好をした矢郷さん……ではなく、守護神獣“ヤゴラ”が登場!
 もの凄く納得がいっていない表情のヤゴラは、選手や観客から祈られ渋々ロングリバーと対戦するためにホールを去っていく。するとスクリーンには羽根を羽ばたかせて、ロングリバーに向かっていくヤゴラの姿が映し出される。「なんでこんなことになったんだろう。それもこれも高木三四郎、DDTのせいだ。いつも俺に尻ぬぐいさせやがって! 悔しいけどこれも戦争なんだよね。やってやるよ!」と愚痴りながらも、スレッガー中尉ばりにロングリバーに突撃していったヤゴラ。だが、ロングリバーはまるで蚊を潰すように両手であっさりヤゴラを叩き潰してしまった……

091129_DDT-4.jpg さらにこの日は大会開始前に高木大社長が緊急公開会見を行い、DDTの新戦力となる入団選手を発表。そこに現れたのはマッスル坂井!
 坂井は「先月まで本場のエンターテインメントで学んでいたんですが、古巣に戻ってくるということで。僕みたいな人間でも力になれるのかなと思いまして」と挨拶したのだが、大社長は坂井が本場のエンターテインメントを勉強したという部分を評価して、映像班としても頑張ってもらいながら、選手としては練習生から始めるように告げる。
 坂井は「ニューヨークでトップを取ったTAJIRI選手から3本勝負で1本取ってるんですよ!」と『ハッスル』での実績を盾に抗議するが、大社長は「そんなのはウチでは関係ないんだよね。実績ゼロだよ!」とバッサリ。来年7月25日に開催する両国国技館大会での再デビューを目指してほしいと非情通告。最後は坂井も「プロレスが出来ればもうどうでもいいっすよ」と承諾し、何と大社長の音頭で「いくぞー、スリー、ツー、ワン、ハッスル! ハッスル!」と、あのポーズをDDTのリングでやってみせた。
 また、なかなかベルトがハント出来なかったベルトHUNTER×HUNTERだったが、この日イタリア軍を破り、ついにUWA世界6人タッグのベルト奪取に成功! プロレスラーになって初めてのベルトをハントした佐藤光留はベルトを抱きしめながら感激しきり。これに味を占めた男色ディーノとマサ高梨は1つ上のベルト(KO-D無差別級のベルト)へステップアップすることをほのめかした。

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