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›2009年12月04日

ドラゲー版世代闘争第1Rはベテラン軍が圧勝! Dr.マッスルの正体はやっぱりあの男!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】DRAGON GATE・武勇伝 / 0 TrackBack

091203_DragonGate-1.jpg 3日、後楽園ホールで行われたDRAGON GATE『THE GATE OF GENERATION』。例年ならドラゲーNo.1を決めるKING OF GATEが行われる時期なのだが、今年は11・6後楽園大会で勃発したドラゲー版世代闘争の第1Rが行われた。全試合の詳細はバトル・ニュースをご覧下さい。
 いきなり世代闘争は新世代軍とベテラン軍が6vs.6なにわ式イリミネーションマッチで激突。試合前に行われた抽選の結果、有利な先攻は新世代軍がゲット。まずは90秒ごとに先攻→後攻の順で1選手ずつ入って来るのだが、いきなりYAMATOとCIMAという因縁対決で試合開始! しかもCIMAはベテランらしく入場ゲートから入場せず、背後から忍び寄ってYAMATOを急襲!
 新世代軍2番手として土井成樹が入って来ると、土井とYAMATOはお互いにvs.CIMAを譲らない。いがみ合いながらも合体攻撃をCIMAに決めた土井とYAMATOだが、そこにベテラン軍2番手のドン・フジイが登場すると、久しぶりに復活した“夫婦タッグ”がコンビネーションで上回る。その後90秒ごとに吉野正人、Gamma、鷹木信悟、望月成晃の順に入ってきて、試合は徐々に白熱していく。
 そして新世代軍5番手の戸澤陽が登場するなり、鷹木に三角絞めを決めていた望月にエプロンからトザワを投下。ハイテンションの戸澤が加わったあと、ベテラン軍5番手には“助っ人”として古巣に戻ってきた菅原拓也が登場! その途端目の色が変わった土井がスライディングキックを見舞ってリングインさせない。だが、新世代軍6番手のB×Bハルクが登場したところに、リアル・ハザードが現れてハルクを襲撃! ハルクを痛めつけたリアル・ハザードは早々と退散。
 より一層混沌としてくるリング上だが、場外でも土井と菅原が激しい場外乱闘を展開。ベテラン軍最後のマグニチュード岸和田が登場したところで、ルールがオーバー・ザ・トップロープ(以下OTR)ありのイリミネーションルールに。ベテラン軍は戸澤を捕らえて集中攻撃していくが、戸澤は混戦の中でGammaにジャーマンを決めて3カウント! 何と退場第1号はGamma。一気にハルクが絶倫ズを攻めていくが、コーナーに昇ったところをフジイがパワーボムに切り返すと、そこからラ・マヒストラルで丸め込んで3カウント! さらに望月が健闘をしていた戸澤に渾身の新・最強ハイキックを叩き込んで3カウント。これでベテラン軍が5vs.4で1人リード。

091203_DragonGate-2.jpg しかし新世代軍も現ドリームゲート王者の土井がフジイにV9クラッチを連発。何とかカウント2で返していったフジイだが、土井はフジイのパワーボムをウラカンで切り返して3カウント。これで4vs.4のイーブンに持ち込んだ。新世代軍は一気呵成に菅原を攻撃していくが、トレイン攻撃を狙ってダッシュするYAMATOに横からCIMAが体当たり!
 そこからCIMAはシュバインを狙うが、YAMATOはスリーパーに切り返す。これをCIMAがクロスファイヤーの体勢に切り返すが、YAMATOはもう一度スリーパーに。そのまま揉み合いながらトップロープから転落した両者だが、辛くもエプロンに着地。するとCIMAがYAMATOを抑え付けて、そこに望月がランニング式サッカーボールキック。そのままCIMAはYAMATOと心中OTR!
 土井、吉野、鷹木は代わる代わる菅原を攻撃。吉野はミサイルキック、トルベジーノからソル・ナシエンテを決めていくが、望月がカット。ならばと鷹木が菅原にパンピングボンバーを放っていくが、これはかわされて吉野に誤爆。菅原はすかさず吉野に十三不塔を決めて3カウント。優位に立ったベテラン軍だが、鷹木が菅原にMADE IN JAPAN、望月にブラッド・フォールを放つが、望月は着地してハイキック。さらに鷹木に菅原と岸和田がラリアットを叩き込み、望月が顔面にソバットを叩き込んでから、菅原が再び十三不塔を決めて3カウント。
 これで望月、菅原、岸和田の3人が残っているベテラン軍に対し、新世代軍は土井1人に。圧倒的不利の状態から土井は岸和田をDOI555で叩き付けていくが、望月の一角蹴り、菅原のエルボー、岸和田のダイビング・ボディプレスでカウント2まで追い込んだベテラン軍は、菅原の十三不塔、望月のツイスターから、最後は岸和田がラストライドで叩き付けて3カウント!
 50分近い熱戦だったが、終わってみれば3人残しでベテラン軍が圧勝。望月が「お前らはやっぱり大したことないな。(こっちは)3人残りだよ。次の13日名古屋、ドリームゲートの挑戦者、今日決めるって言ってたよな。誰でもいいんだけど、ここは今日LRを決めてくれた岸和田兄さん!」と、13日の名古屋大会で行われるドリームゲート戦の挑戦者に、ベテラン軍から岸和田を出すと発言。王者・土井もこれを了承すると、今度は菅原が「俺もまだドラゴンゲート出てやるからな。俺とも遊んでくれよ」と挑発していく。
 当然土井は受けて立つが、そこに鷹木が「俺もドラゴンゲートの看板背負ってんだよ。年内にシングルやろうじゃねぇか」と割って入る。すかさず菅原が「アレ、鷹木君だっけ? お前とそこのチリチリ頭の奴(=YAMATO)。お前ら一生懸命会社が売り出してくれてるんじゃないの? そんな奴が俺に負けちゃったらどうするの?」と挑発していき、25日の後楽園大会で鷹木とシングルをやると言い放つ。菅原から“チリチリ頭”呼ばわりされたYAMATOは「俺は一度も会社に売り出されたことなんてねぇんだ。俺は腕1つでここまで登り詰めたんだ」と反論すると、土井に対しても「お前曲がりなりにもチャンピオンだろ? 自分から降参してどうするんだよ」とダメ出し。
 土井とYAMATOは仲違いしながら、お互いに「俺1人で世代闘争を終わらす」と豪語。そんな様子を見ていたCIMAは「あれだから子供は困るよな。この間教えてやったやないかな。試合が終わればすべてチャラや。誰がまとめてもええよ。誰が時代獲ろうが構わんよ。俺らは迎え撃つだけや!」と余裕しゃくしゃく。新世代とは積み重ねてきた歴史と実績が違うということを改めて強調すると、この日はフジイに締めを託す。「俺、久しぶりのメインでの挨拶でっせ!」とやや緊張気味のフジイだが、最後は観客と共にベテラン軍の完勝を祝して三本締めで締めた。

091203_DragonGate-3.jpg このところCIMAやGammaとの不協和音から、Dr.マッスルの“中の人”ではないかと噂されていた横須賀享だが、この日組まれたカードはKAGETORAとのタッグでリアル・ハザードの斎藤了&堀口元気との対戦。ところが、KAGETORA1人だけで入場。KAGETORAは「電話しても享さんが出てくれない!」と訴えたが、それでも1人で斎了&堀口に向かっていく。急遽ハンデ戦となったが、斎了&堀口は2人がかりでKAGETORAを痛ぶると最後はダブルクロスであっさり仕留めてみせた。
 すると、そこにDr.マッスルが登場! 堀口にラリアットを見舞い、KAGETORAを救出したと思われたDr.だが、斎了にも攻撃すると思いきや抱擁! さらにKAGETORAに夢限を決めていくと、斎了が「もうみんな分かっているだろう? このDr.マッスルの正体は横須賀享だ!」と叫び、Dr.も自らマスクを取って正体が横須賀であることを明かした。そこにCIMAとGammaが登場してKAGETORAを救出すると、横須賀は「CIMA、Gamma、お前ら世代闘争で忙しいんだろ? もう俺のことなんてどうでもいいんだろ?」とスネたように言い放つ。
 横須賀とは因縁があった斎了だが、「CIMA、お前の言葉を借りれば“チャラ”ってやつだ!」とすでに和解していることを明かした。CIMAとGammaは無言だったが、KAGETORAは「なんでですか、享さん!」と訴えながら横須賀に詰め寄っていく。だが、リアル・ハザード勢に袋叩きにされ、場外に叩き出されたKAGETORAは、なだめようとするCIMAらを振り払って引き揚げてしまった。
 すると今度は、ハルクが乱入して横須賀を襲撃! 「横須賀、お前が狙っているのはこの俺だろ!」と言い放つハルクに対し、横須賀は「確かに俺が狙っているのはお前だ。でもお前、大阪でドリームゲート取れなかったくせにアメリカでベルト獲ったらしいじゃねぇか? どうせ大したことねぇベルトなんだろ」と悪態をつく。これを聞いたハルクが「俺のことを何と言おうが勝手だが、フリーダムゲートを知らねぇ奴に言われたくねぇよ!」と反論。
 27日の福岡国際センター大会で一騎打ちが決まっている両者だが、横須賀は「なんで俺がお前ごときとシングルやらなきゃいけないんだよ」と不満を漏らしつつ、「髪の毛を懸けるならやってやってもいい」と言い出す。「なんでやらなきゃいけないんだよ!」と当然の反論をするハルクだが、そこに斎了が割って入り福岡大会で行うマスカラ・コントラ・カベジュラ金網サバイバル5WAYマッチ(吉野vs.ドラゴン・キッドvs.斎了vs.MAZADAvs.Dr.マッスル)にハルクに入るように要求。斎了から「俺にも恨みがあったんじゃないのか? なんだ、ドラゴンゲートUSAのチャンピオンは金網に入れないビビリなのか?」と言われたハルクは、金網戦に入ることを承諾!
 だが、これによりWORLD-1(吉野、ハルク)、リアル・ハザード(斎了、Dr.、MAZADA)となり、KAMIKAZEのキッドが1人孤立する格好に。当初vs.リアルという共通目標から吉野と共闘するつもりだたキッドは「吉野がそう簡単に裏切るわけないだろ! ハ、ハルクだって必ず協力してくれると思うしよ」とやや自信なさげに語ったが、とりあえず福岡大会直前の25日後楽園大会で、吉野&ハルク&キッドvs.斎了&横須賀&MAZADAの6人タッグで前哨戦を行うことが決定した。

091203_DragonGate-4.jpg 現ブレイブゲート王者の谷嵜なおきは、この日現FIP世界王者のデイビー・リチャーズとインターナショナルマッチを行った。デイビー・リチャーズといえば、2007年にはノアの日テレ杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦に出場し、ROHではDDTの飯伏幸太とも対戦して勝利している選手。動きが激しいリチャーズは谷嵜のリープフロッグをニールキックで迎撃したり、川田利明ばりのフロントキックを叩き込んでいく。激しい試合は得意の谷嵜はFHやスタガリンブローで反撃していくが、リチャーズは谷嵜を場外に落としていくと、トップロープとセカンドロープの間からトペを発射しておいて、そこからトペコンにチェンジ!
 さらにダメージ・リフレックス(=ハンドスプリング・レッグラリアット)からノーザンライト・スープレックスで投げていくと、谷嵜がカウント2で返したところにダブルリストロックを決めていく。何とか逃れた谷嵜は一気に突進していくが、受け止めてみせたリチャーズはブレーンバスターでトップロープ越しに場外に叩き出す。試合が荒っぽくなってきて、張り手を連打していった谷嵜だが、続くフロントキックは相打ちに。そこからコーナーに押し込んでDHを放った谷嵜だが、これを受け止めたリチャーズはターンバックル・パワーボムで叩き付ける。
 さらにgo2sleep2.0(=KENTAは最後ヒザ蹴りだが、リチャーズは下から蹴り上げる)を決めたリチャーズはショートレンジラリアットからジャーマン。さらにコーナーに昇っていったリチャーズだが、谷嵜は追いかけていってインプラントの体勢に。これを回転エビ固めで切り返したリチャーズだが、さらに後転した谷嵜はカサノヴァ! さらにリチャーズのツームストンパイルを逆にツームストンパイルに切り返した谷嵜がコーナーに昇っていくと、リチャーズはコーナーに駆け上がっていって、雪崩式ジャーマンでブン投げていく。
 場内が大きくどよめく中、ランニング式ソバットからダブルリストクラッチ式ジャーマンで投げていったリチャーズは、高さのあるシューティングスタープレスを落としていくと、またも谷嵜がカウント2で返したところをキムラ(=ATロック)に捕らえてギブアップを奪った。飯伏に続き谷嵜にも勝利したリチャーズは、6日の札幌テイセンホール大会では望月とのFIP世界戦が組まれている。これは非常に楽しみな一戦だ。

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