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›2009年12月23日

5年ぶりに開催された第5回J-CUP。初日に最もインパクトを残したのは男色ディーノ!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 22日、後楽園ホールで行われたジュニアヘビー級オールスター戦『SUPER J-CUP 5th STAGE〜Land of Confusion〜』。約5年ぶりの開催となったJ-CUPだが、今回は第1回大会以来となる新日本プロレス主催&獣神サンダー・ライガープロデュース。全試合詳細&試合後のコメントはDoCoMo・iモード公式サイト『バトル三昧』でご覧下さい。
 今回のJ-CUPは16名参加のトーナメントを後楽園2連戦で開催となったが、初日1回戦は8試合とも新日本vs.他団体というマッチメーク。その中で注目を集めたのは、新日本の邪道vs.DDTの男色ディーノ! 会見でも邪道に対して「アンタもコッチだと確信した」と暴言を吐いたり、尾崎リングアナの唇を奪ったりと大暴れだったディーノは、入場時も入場ゲートではなく南側客席の中腹から登場し、男性客に襲いかかり、女性客の被っていたパンダの帽子を奪い取り、やっぱり尾崎リングアナの唇を奪ったりと早くも大暴れ!
 超満員の観客からは歓声やら悲鳴やら挙がり、一気に会場の雰囲気がディーノ色に染まっていく。そんな中、珍しく邪道がTシャツ姿で入場してくると、ディーノは「今日ワクワクして来たら、何よこの大会! 出場者のほとんどゲイじゃない! これじゃJ-CUPじゃなくてゲイCUPじゃない! それにアナタ、最近『かっこいいカラダ』って雑誌の表紙になったそうじゃない。調子に乗るんじゃないわよ! そのTシャツ脱ぎなさいよ!」と挑発。
 邪道がTシャツを脱ぎ捨て、その文句なしに“かっこいいカラダ”を披露すると、さすがのディーノもビビってたじろいだ。さらに邪道は試合が始まると、容赦なしに強烈な逆水平チョップを連打。白くてポッチャリ体型なディーノだけに、みるみるうちに胸元がミミズ腫れでドス黒く変色していく! 何とかパイプカッター、コックボトムからの男色ナイトメアーで“こちら側の世界”に引き込もうとするディーノだが、邪道は一切付き合わずディーノは“エアーナイトメアー状態”に。ファイト一発!もディーノが後ろから突いても、邪道は素知らぬ顔……

 それでもディーノは邪道のクロスフェース・オブ・JADOを耐え抜き、雪崩式ブレーンバスターもカウント2で返し、蹴りをかわして丸め込む。そして邪道がカウント2で返したところに、ディーノは奥の手のリップロック! 当然振り払った邪道だが、ディーノはここで奥の手、邪道の“兄弟”である外道の得意技である外道クラッチ……ではなく、自分がアンダータイツ姿になって決める外道クラッチ、名付けてゲイ道クラッチで丸め込んで3カウント!
 大番狂わせが起こった瞬間、超満員の観客の反応は真っ二つに分かれた! ディーノの大金星を祝福するファンと、「それでも新日本かよー!」と敗れた邪道に不満をぶつけるファン。賛否両論ながらとにかくJ-CUPという大舞台で旋風を巻き起こし、結果を出したディーノをセコンドについていたベルトHUNTER×HUNTERのメンバーや中澤“CEO”マイケルらが祝福する。するとディーノは次なる標的としてタイガー服部レフェリーにロックオン! ギリギリのところで察知して逃走した服部レフェリー。
 その服部レフェリーを追いかけるカタチでバックステージに戻ってきたディーノは、一度はベンチにバッタリ倒れ込んだものの、すぐに起き上がって「このJ-CUP、いやゲイCUPに向けての新必殺技、ゲイ道クラッチがまんまと決まったわ! 次、青木(篤志)選手とデビちゃん(プリンス・デヴィット)の勝者とヤルわけでしょ? まぁまぁホントはデヴィちゃんがいいけど、青木選手なら青木選手でも全然(いい)。『新日ジュニアを舐めるな』ってよく言われたわよ! バカ言ってんじゃないわよ! ジュニアは舐めるためにあるんでしょうが! いままでジュニアは大きい人たちに舐められて、舐められて、その挙げ句に舐められて大きくなったんでしょうよ! 舐められて大きくなっていく、そして硬くなっていく。そういう闘いを……舐められてナンボでしょうよ! だからアタシはずっと舐め続けるわよ! 大きくなるまで舐め続けるわよ! 新日本ジュニア、いいじゃない! オイシイじゃない! アタシはオファーがあればいつだって舐めに来てあげるわ。アタシがゲイCUPを盛り上げてあげるわ!」と一気にまくし立てた。
 正論のように思えるが、途中何とも微妙な表現を挟んだディーノは邪道の唇の味を聞かれると、「ほんのりビターだった……あれは、やっぱり嫌いじゃないわよ。やっぱりアタシ、パーっとトーナメント表見て、16人中14人はゲイだなって思ったのよ。そのうちの兄弟とか兄貴とか呼び名はあるじゃない。獣の神のようなっていう、そういうのもあるのよ。隠された隠語を読み解いていくって言うのも大事だと思ってるの。だからアタシ、1回戦で勝ちあがった邪道選手のコッチを受け継いで、全部の玉を集めるわよ。で、願い事叶える」と、若干違う団体のジュニアリーグ戦と勘違いしているような発言も……。
 さらにTVカメラマンから「山本小鉄さんが入場口で顔をしかめながら見ていましたが」と言われると、「それがどうしたの? あぁリング上でそういうことバラすなって事? いや、でもそういう時代じゃないの! 分かるでしょ?」と反論。カメラマンがなおも「こういうストロングスタイルの場にそういうの持ち込むのはあんまりよくないと思うんですが……」と食い下がると、ディーノは立ち上がってカメラマンに詰め寄りながら「なに? アタシの闘い方でゲイCUP突破したのになんか文句あるの? プロレスは3つ取ったら勝ちじゃないの? 私そういう風に小鉄さんに教わったよ、昔から。プロレスは3カウント取る競技ですから見たいなことをよくテレビで聞いてきたわよ。キスしちゃダメって小鉄さん言ってなかったわよ? 何ならアタシ、小鉄さんもやってるもんだと思ってたわよ」と男色節を炸裂させた!
 そして、そのディーノの願いが叶ったのかデヴィットが青木に勝利したため、23日に行われる2回戦でディーノvs.デヴィットが実現することになった。23日の後楽園にも男色旋風が巻き起こること必至だ。

 また、邪道がディーノの不覚を取ったものの、“兄弟”の外道は優勝候補の1人だったDDTの飯伏幸太を急所蹴りからの本家・外道クラッチで破った。飯伏は入場ゲートの上に昇ってのケブラーダなど、インパクトのある攻撃を見せたが、外道の巧さの前に完敗。飯伏は「正直(外道が)巧かったっていうのはありますけど、でもトーナメントなんで別に巧いとか僕はどうでもいいんで、勝てればどうでもいいんで……。でも負けたんで、何も言うことはないです」と言って肩を落とした。
 メインではJ-CUP第2回、3回大会の優勝者で今大会のプロデューサーであるライガーと、第4回大会優勝者のノア・丸藤正道が激突。ライガーは丸藤の古傷である右ヒザを狙っていき、場外でのパワーボムやコーナーに昇ったところへ追いかけてきた丸藤を、ランニング式ライガーボムに切り返すなど、パワー全開の攻撃を繰り出していったが、要所要所でうまい切り返しを見せた丸藤が、前方回転のその場跳び不知火からの変形ポールシフトで叩き付けて勝利。
 インタビュースペースで丸藤は「もう俺9カ月休んでたんで、その穴を埋められるようにしっかり頑張ります。またやりたい、獣神サンダー・ライガーと。でも組んでも面白いかな獣神サンダー・ライガーなら。いま(新日本とノアは)対抗戦というカタチになっているけど、獣神サンダー・ライガーにはそういう特別な気持ちが沸きます。ライガーさんっていくつですか? 佐野(巧真)さんと同じぐらいですよね? あの世代は何なんですかね、すごい世代ですね」とライガーを絶賛。
 一方のライガーは「巧いだけじゃなくて強さがあった相手だ。俺はプロデューサーとして勝たなきゃいけないけど、彼はノアっていうものを背負って来た。青木がやられて、ますます背負ったモノが重くなった。勝機はあったけど、やっぱり巧いな。金丸(義信)も青木もそうだけど、巧いわ。強さだけならウチのタイガー(マスク)や金本(浩二)が上に行くけど、巧さって言ったらノアの選手は全体に上だな。アレは俺の苦手とするタイプだ。言い訳かも知らんけど、エル・サムライに分が悪かったり、巧い選手ってダメなんだな」と言って悔しがった。

 なお、23日の2回戦では丸藤はタイチに勝った大阪プロレスのタイガースマスクと対戦。みちのくプロレスのフジタ“Jr”ハヤトとのシバキ合いを制した金本浩二は、プロレスリングFREEDOMSのGENTAROを下した田口隆祐と同門対決。飯伏を下した外道は、秘密兵器の変形ダブルニーロック(カタチとしてはケンドーカシンが使っていたIVニーロック)でAKIRAに勝利したDRAGON GATEのYAMATOと対戦。そして残る1カードは前記した男色ディーノvs.プリンス・デヴィット! 果たして優勝して来年1・4東京ドーム大会で、タイガーマスクの持つIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦するのは、誰か……

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