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›2010年01月04日

船木が武藤との同期タッグで純プロレスのベルト初戴冠!世界Jr次期挑戦者は大和に

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

100103_AllJapan-1.jpg 3日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『2010 新春シャイニング・シリーズ』。新春恒例全日本後楽園2連戦の2日目。全試合の詳細はバトル・ニュースをご覧下さい。
 メインは鈴木みのる&太陽ケアのGURENTAIが持つ世界タッグ王座に、昨年の世界最強タッグリーグ戦で優勝した武藤敬司&船木誠勝が挑戦した一戦。鈴木と船木の因縁は最大の見所だが、鈴木はすでに船木は眼中にはなくいようで、「次なるステージ」として新日本プロレスやノアへの出陣を示唆。しかし試合はいきなり鈴木と船木の顔合わせから開始。緊張感のある間合い地獄から、鈴木がタックルでテークダウンを奪いアキレス腱固めを狙うと、船木は下からの三角絞めに切り返す。
 やはりまだまだ新鮮味のある鈴木と船木の顔合わせだが、GURENTAIの2人は船木に狙いを定めて攻撃していく。鈴木はスリーパーで船木を捕獲したが、船木はロープエスケープ。しかし鈴木は離さず、止めに入るレフェリーを突き飛ばしてしまう。昨年9月の一騎打ちのときのような不透明決着になるかと思われたが、武藤をフロントネックロックで捕まえていたケアが鈴木に向かって武藤をホイップ。すると鈴木も船木をケアにホイップし、試合の権利があるケアが船木をフロントネックロックで捕らえ、鈴木は武藤にスリーパー。
 リング中央でガッチリ決まったが、船木は何とかロープに脱出。ケアと鈴木は船木を仕留めようとするが、武藤が抜群のタイミングでシャイニング・ウィザードを放ち船木を救出! さらに武藤はケアと鈴木にシャイニングを連発。すると船木がケアのヒザに向けてミサイルキックを発射。そして浴びせ蹴りからアキレス腱固めへ。その間に武藤はドラスクからの足4の字固めで鈴木を捕獲し、鈴木はケアを救出することが出来ない!

100103_AllJapan-2.jpg さらに船木はクロスヒールホールドにチェンジ。悲鳴を上げるケアに向かって鈴木も必死で手を伸ばすが、武藤の足4の字がガッチリ決まって鈴木は動けない。そして、ついにケアはギブアップ! 船木はキング・オブ・パンクラシスト以来のベルト奪取、純プロレスのベルトは初戴冠となる。世界タッグのベルトを受け取った船木に武藤がマイクを渡し、船木が「(ベルト)獲りました! 皆さんの応援のお陰で……」と言ったところで、一部の観客から「応援してねぇぞ!」「してない!」といった痛烈な野次が飛ぶ。
 すると船木は「してなくてもいいです。自分はプロレスに帰ってきた、ものすごく充実しています! 帰ってきてよかったと思っています! この勢いで2010年も突っ走りたいと思います。よろしくお願いします!」と挨拶した。インタビュースペースに現れた船木はいつも通り表情こそクールだが、「プロレスのベルトは初めてなんで本当に嬉しいですね。去年のタッグリーグ戦でやった結果が実った気持ちです」とコメント。
 武藤は「例年は1・4が入ったりとか、大晦日だとか、ハッスルが入ったりとかイマイチ。(今年は)そういう点ではこれに集中できた。若干緊張感がなくなりつつある中、この船木選手のこの存在、自分にやる気を起こさせてくれる」と、近年他団体に出場する機会が多かった年末年始だったが、今年はホームリングに集中できた上に船木という刺激的な存在がいたことが、タイトル奪取につながったと分析。さらに船木に対しては「20年間という空白、それはレスラーとして痛いところであって、やっぱりレスラーは作品を残してナンボ。ベルトを獲ったからにはタイトルマッチもあるし、色んなカードも生まれるわけだから、今年一年色んな作品を残してくれるんじゃないかな」と船木にとって今年は空白期間を埋めるための年になることを期待している様子。
 ファンから厳しい声も飛んだが、船木は「自分は自分のためにやってるんで、誰に何と言われようが契約が切れるまではやります」と至ってクール。しかし武藤から「作品を残してほしい」とエールを送られたのを受け、「これをキッカケにどんどんチャンスをいただければ……本当に全部のベルト挑戦したいですね。残された時間もあまりないんで。20代とかなら別ですけどもう40代なんで。積極的に行かないと途中で身体がぶっ壊れるかもしれないですし、やるところまでやります!」という熱い思いも口にした。

100103_AllJapan-3.jpg 今シリーズの最終戦で三冠ヘビー級王者の小島聡は、ジョー・ドーリングの挑戦を受け、KAIとゾディアックは曙&浜亮太のSMOPが持つアジアタッグ王座への挑戦が決まっている。そんな中、再三世界ジュニア王座への挑戦をアピールしているものの、2日の後楽園大会で渕正信の挑戦を退けた世界ジュニア王者のカズ・ハヤシはいまだに大和の挑戦を認めない。
 この日のセミで行われたジュニア・ヘビー級バトルロイヤル。ブードゥー・マーダーズの稔や歳三、ヘイト、GURENTAIのNOSAWA論外、そして前日のタイトルマッチのためにコンディションをいつになく整えていた渕ら曲者揃いの全日本ジュニア。だが、渕はカズとの試合と、この日の中之上靖文戦で腰を痛めてしまい腰痛用腰バンドを着用して登場。
 それでも渕は歳三を首固めで仕留めたが、そのままヘイトが抑え込んで失格に! その後もKAIや論外、稔、ヘイトが失格になっていき、最後に残ったのがカズ&近藤修司のTEAM246と大和の3人。絶対的不利の大和だが、TEAM246の合体攻撃をかわしてうまく近藤を丸め込んで3カウント奪う。そして、ついにカズとの一騎打ちとなった大和は、カズのライオンサルトをかわすと気合いのスピア2連発!
 カズもファイナルカットの体勢に入ったが、強引に振り払った大和は必殺のクロスアーム式ジャーマンで投げていってカズから完璧な3カウントを奪って、ジュニアバトルロイヤル優勝! カズが王座挑戦の条件に掲げていた“実績”という点でも文句なしの結果を残した大和は、「この優勝よりももっと大きいことがあります。ハヤシさん、もうこの実績で十分でしょう! ハヤシさんのベルトに挑戦させてください!」とアピール。
 するとカズも大和とガッチリ握手を交わしてタイトルマッチを受諾。F4のリーダー小島からも「よかったな大和。成長したのは筋肉だけじゃなかった」とエールを送られた大和は、インタビュースペースで「この賞金の代わりに僕の願いを1つ聞いてもらえるんでしたら、1月11日の最終戦で、僕もタイトルに挑戦させてください!」とバトルロイヤルの賞金50万円を返上するから、F4のほかのメンバーがタイトルマッチを行う最終戦でカズのベルトに挑戦出来るよう会社側に懇願。
 一方の王者カズは「アイツが肉体改造して、今までやってきた実績というか、やるしかないかなという感じはします。ただ、まぁ俺は大和を潰さなくちゃいけないから。やっぱりこのベルトを価値あるベルトにしたい自負があるし、そのためにはアイツの努力は分かるけど、僕は潰しにいきます」と王者らしくドンと潰す宣言。その後、シリーズ最終戦1・11浜北大会でカズvs.大和の世界ジュニア戦が正式に決定した。

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