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›2010年01月20日

リアル入りした菅原が悪の連係で1DAYトーナメント制覇!そこに不満をぶつけたのは…

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】DRAGON GATE・武勇伝 / 0 TrackBack

100119_DragonGate-1.jpg 19日、新木場1stRINGで行われたDRAGON GATE『BATTLE OF TOKYO 2010』。今年で2度目となる他団体の選手も出場する1DAYトーナメント。全試合の詳細はバトル・ニュースをご覧下さい。
 現在ドラゲー本戦では世代闘争の真っ最中だが、CIMAや望月成晃らベテラン軍の助っ人としてドラゲーマットに復帰した元悪冠一色の菅原拓也。昨年12・27福岡大会をキッカケにしてユニット編成がさらに変動し、菅原は第二世代軍となっている新生リアル・ハザード入り。その後、CIMA&Gammaとの関係がうまくいっていなかったKAGETORAも「菅原ぐらいしか知らないんで」とWARRIORS-5を抜けてリアル入り。
 その菅原とKAGETORAがいきなりBATTLE OF TOKYO(以下BOT)1回戦で激突。菅原のセコンドにはKzy、KAGETORAのセコンドには当初BOTに出場する予定だったが、眼窩底骨折のため欠場することになったKen45°がつく。Kzy以外は元ElDoradoというのも不思議な光景。しかもKAGEは菅原がElDorado時代に着用していたパンタロン姿。
 試合はKAGEが菅原が負傷している左ヒザを徹底的に攻撃していき終始優勢。まるでElDorado時代にエースとして悪冠一色に向かっていったときを彷彿させるような展開に。だが、手の内を知り尽くしている菅原は絶対に一騎当千だけは決めさせない。徐々に菅原が盛り返してきたところで、KAGEは菅原を羽交い締めにしてKenをリングに呼び込む。
 Kenは持参したギターを思い切り振り下ろしていったが、菅原がかわしたためKAGEに誤爆! すkさず菅原が必殺の十三不塔を決めて3カウント。しかし、仲間割れをすることもなく、KenはKAGEに何度も謝り、敗れたKAGEも菅原と共に引き揚げていった。

 そのほかの1回戦はベテラン軍の一員として最近大活躍のスペル・シーサーがフリーの円華を必殺のヨシタニックで下し、いつもハイテンションの戸澤陽はKenの代わりに出場した666の忍相手に好勝負を展開。久しぶりのドラゲーマット参戦でファイナルSEXボンバーを解禁した忍だったが、これをフランケンシュタイナーに切り返した戸澤が、デッドエンドのような急角度ジャーマンで3カウント奪って勝利。Kzyはセコンドの手を借りながら、FREEDOMSのGENTAROに挑んだが、この日はなぜか長州力が憑依していたGENTAROは終始意味不明な怒声でKzyを威嚇。さらにリキラリアットばりに、腕を回してからのラリアットを叩き込んでからのダイビング・エルボードロップで貫禄勝ち。
 準決勝で戸澤は大先輩シーサーの壁に挑んでいき、いいところまで追い込んでみせたが、最後は欧州式エビ固めで辛くもシーサーが勝利。もう一方の準決勝は菅原vs.GENTAROという渋い組み合わせに。1回戦に続いて長州モードのGENTAROは怒声をあげながらのストンピングからシャープシューター(この日ばかりはサソリ固めか?)を決めて、菅原が爆弾を抱えた左ヒザを攻撃していき、十三不塔も卍固めで切り返すという“らしい”攻撃で試合を優勢に進めたが、菅原は意表を突いたフランケンシュタイナーからの十字固めで丸め込んで3カウント。この結果、BOTの決勝はシーサーvs.菅原というベテラン軍vs.第二世代の世代闘争となった。

100119_DragonGate-2.jpg 菅原のセコンドにはKzyやKAGE、Kenのほかにも神田裕之、新井健一郎、堀口元気らリアル・ハザード軍が集結。堀口はセミのクネスカvs.吉野正人&谷嵜なおきの試合でもクネスカのセコンドについていたのだが、その際は大きな声で「享」コールを送っていた。すると坊主頭の吉野が睨み付けていき、堀口は鉄柱に隠れながら「享」コールを送り続けるというDoFIXER時代を彷彿させるようなコミカルなシーンも見られた。
 決勝戦ということでシーサーは序盤から菅原が爆弾を抱える左ヒザを攻撃していったのだが、菅原は「コイツの素顔見せてやる!」と叫ぶと容赦なくシーサーのマスクを引き裂いていった! 必死に手で顔を覆って隠すシーサーだが、菅原はなおもマスクに手をかける。その姿は“虎ハンター”ならぬ“シーサーハンター”! 為す術がなかったシーサーは、手で顔を隠したままノーモーションで菅原にヘッドバット! 菅原がのたうち回っている間に、シーサーBOYが持ってきたスペアマスクを被ったシーサーは怒りの反撃!
 足4の字固めで菅原を悶絶させたシーサーだが、菅原が窮地に追いやられると、リアル・ハザード勢が乱入して集団でシーサーを攻撃。そして菅原が十三不塔で止めを刺そうとしたが、シーサーはギリギリのところでヨシタニックに切り返す! だが、神田がレフェリーの足を引っ張ってカウントを阻止。シーサーは当然猛抗議するが、その隙を突いて菅原がシーサーをレッドボックスで殴打! そして今度こそ十三不塔で叩き付けて3カウントを奪った。

100119_DragonGate-3.jpg 悪の連係で優勝賞金50万円をせしめた菅原は神田やアラケンらと「飲み代だ!」と大ハシャギ。その姿を見ていた堀口が突如、「お前、強いのに何でちゃんと実力で勝負しないんだよ? こんなんじゃ世代闘争勝てないぞ。俺も横須賀もK-ness.も選手生命賭けてんだよ! アラケンも神田も目を覚ませよ!」と熱く訴える。
 するとアラケンが「お前、飲みが足らねぇんだよ」と言って堀口の頭からビールをかけていく。さすがに怒ったK-ness.が「お前ら、菅原が来てからおかしいんだよ!」と殴り掛かろうとするが、それを制した堀口は「友達なんだから分かってくれるよ!」とK-ness.と横須賀を説得。それを見て神田が「友達なら俺の酒が飲めるだろ?」と言って缶ビールを差し出すと、堀口は“杯を交わす”かのように缶ビールを一気飲み!
 「飲めるじゃねぇか」と満足気に引き揚げていった神田とアラケンだが、菅原は「汚いことするなって言うけど、いまの世の中、正直な奴がバカを見るんだよ!」と言い放ち、“後輩”の自分が賞金で奢ってやると言って引き上げていった。クネスカ、さらに観客にも言い聞かせるように「アイツらも言えば分かるよ。明日の世代闘争も絶対に負けないからよ!」と叫んだ堀口だが、バックステージに戻ってきてもその表情は冴えない。
 「難しいよな、人間関係ってな。メキシコから10年経ったら、人それぞれ変わるのかなぁ」とつぶやく堀口に、横須賀が「とりあえず、斎了が安心して帰ってこられる環境を俺らが頑張って作らなきゃダメだよ」と言って元気づけると、K-ness.も「俺たち別に実力あるんだよ! わざわざあんなものに頼らなくたって。何1つ反則しなくたって、俺だって(ブレイブゲートの)ベルトだって獲ってんだよ! やれば出来るの、俺らは! 俺らが結果出せば、アイツらだって付いてくるんだ」と檄を飛ばした。
 だが、一方の菅原らは「アイツらどうしちゃったんだよ、オイ?」「分からねぇよな」「あんな熱い堀口さんなんて、あったんすね?」「初めて見たよな」と何とも素っ気ない態度。神田は不適に笑いながら「一応友達だけどね」と言ったが、最後は菅原が賞金で飲みに行こうと言うと、「さぁ何を食うかな! ごっちゃんし!」と上機嫌で夜の街に消えていった。欠場中の斎了、そしてこの日セコンドについたKenを含めると10人に膨れあがった新生リアル・ハザードだが、その結束力は微妙な感じになってきた……

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