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›2010年01月31日

J-CUP決勝の熱戦が再び!勝った丸藤は「新日本Jrは俺が盛り上げるが、ノアJrは最強!」

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 30日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『NEW JAPAN ISM』。全試合の詳細や試合後のコメントはバトル・ニュースをご覧下さい。
 メインでは1・4東京ドーム大会でタイガーマスクを下してIWGPジュニアヘビー級王座を奪取したノアの丸藤正道に、昨年はベスト・オブ・ザ・スーパージュニア、天下一ジュニア、J-CUPとすべて“準決勝”止まりだったプリンス・デヴィットが挑む一戦。両者は昨年12・23第5回『SUPER J-CUP』決勝戦でも対戦しているが、そこでは丸藤が勝利。しかし丸藤は試合後にデヴィットの実力をデヴィットの実力を大絶賛! それだけに丸藤にとっては、初防衛戦からいきなり最強の挑戦者を迎え撃つと言っても過言ではない。
 試合前、超満員の後楽園ホールに新日本ファンの「レッツゴーデヴィット」コールと、ノアファンの「丸藤」コールが激しく飛び交う。デヴィットのセコンドにはパートナーの田口隆祐のほかに、金本浩二やタイチ、前王者のタイガーマスクと新日本ジュニア勢がズラリ。デヴィットはそんな新日本ジュニアの思いをぶつけるように、回転体のような目まぐるしくグラウンドで体勢が入れ替わる中、丸藤の時間差ロープワークからのアックスボンバーをかわすと、ドロップキックで場外に追いやってからいきなりノータッチトペコンを発射!
 丸藤も事あるごとにデヴィットの鼻っ柱を攻撃してペースを掴むと、デヴィットの顔をロープから外に出しておいて場外から助走をつけてドロップキック。しかし、これをかわしたデヴィットは逆にロープ飛び越しフットスタンプ。さらに丸藤をコーナーに乗せておいて、ドロップキックで場外に叩き落とすと、トップコーナーから鉄柵越えプランチャ!

 空中戦ではやや劣勢の丸藤はコブラクラッチ式三角絞めでギリギリと絞め上げていくと、そこからの技のバリエーションを次々に披露。中でも圧巻だったのが、コブラクラッチのまま立ち上がり、反対側の腕をリストクラッチしてバックドロップ・ホールドで投げていく技。さらにエプロンに出たデヴィットに、ロープを飛び越えての飛び付きDDTを決めると、垂直落下式ブレーンバスターでデヴィットの脳天を亜婦ロンに突き刺す。
 そしてリングに戻って来たデヴィットに向けてFromコーナーtoコーナーを発射! だが、これまたかわしてみせたデヴィットは、ダイビング・フットスタンプを投下。グサリと丸藤のボディに突き刺さり、手応えを感じたのかデヴィットはダメ押しのもう一発を狙ってコーナーへ。何とか起き上がって追いかけていった丸藤は不知火・改を狙う。
 ところがデヴィットはコーナー上で背後に回り込むと、雪崩式バックドロップ! そしてプリンスズ・スロウンを挟んでトドメのブラディ・サンデーを狙う。これを食ってはマズイと必死に堪えた丸藤は何とか不知火を返して両者ダウン。先に立ち上がった丸藤はトラースキックを放つが、これをかわしたデヴィットがスクリューキック。さらにプリンスズ・スロウンを出していったのだが、丸藤は空中でバランスを崩させると、『キン肉マン』に出てくる超人の悪魔将軍が使う“地獄の断頭台”のような形で切り返す!
 そこから渾身のトラースキックと張り手を叩き込んだ丸藤は一気にポールシフトの体勢に。J-CUPではこの技で敗れているデヴィットは、必死に回避してみせたが、丸藤は間髪入れず至近距離からのトラースキックを叩き込むと、タイガーマスクを破ったタイガー・フロウジョンで叩き付けて3カウント! J-CUP決勝以上の熱戦を制した丸藤に対し、早速金本が近付いていって、両者は激しい睨み合いを展開。
 そして大歓声とブーイングが激しく交差する中、マイクを向けられた丸藤はデヴィットについて「本当に素晴らしい選手でもう二度とやりたくないです」と独特の言い回しで賛辞を送ると、「盛大な応援と盛大なブーイング、ありがとうございます!」とアウェーに乗り込んできた者らしく、新日本ファンを挑発。さらに金本に対しても「金本選手は劣化版KENTAじゃないんですか?」と言ってのけ、最後は「ノアファンの皆さん、今日は盛大な応援ありがとうございます。そして新日本ファンの皆さん、今度はもうちょっとブーイングをください。これからも新日本ジュニアのメインイベントは俺が締めます。ひとこと言わせてもらうと、ノアジュニアは最強です!」と丸藤節で後楽園大会を締めてみせた。
 インタビュースペースでも丸藤は新日本ジュニアに対して「やっときたね。やっときたかって、おせーよ。誰も来なかったら菅林社長に俺が誰か直訴しようかと思った」と外敵にベルトを獲られたのに、「俺が取り戻す!」と誰も名乗り出てこなかったことに不満タラタラ。だが、ようやく名乗り出てきた金本に対しても「オヤジ狩りだよ、オヤジ狩り! ノアの会場でやったら俺に大声援で金本浩二にブーイングで全然面白くない。だから新日本プロレスでやる。いいね、お客さんもあんな感じでね、(声援が)二つで。手を出さないにしても戦ってほしいよね。手は出しちゃダメだよ。それは俺が変わりにやるから」と、敵地に乗り込んで両団体のファンがヒートアップする姿に手応えを掴んでいるようだった。

 テレビ朝日『アメトーーク』の新春SP「俺たちのゴールデンプロレス」で“悲劇のマスクマン”として特集されたエル・サムライが、久しぶりに古巣の新日本マットに登場! 以前同じように『アメトーーク』で特集されたS・S・マシンも同じ試合に出場したため、悲劇のマスクマン対決が実現! 多くの観客がやはり『アメトーーク』を見たようで、両マスクマンには大声援が飛ぶ。思わずサムライが大「サムライ」コールに対して、「まあまあ、落ち着け」というようなジェスチャーを見せるほど。
 そんな『アメトーーク』効果があった試合だが、この試合は2006年に亡くなったブラック・キャットさんのメモリアルマッチとして行われた。そのため試合後にはキャットさんの功績を紹介するVTRが流され、ご家族(奥さんと息子さん)がリング上へ。奥さんからは「満員の後楽園はとても気持ちいいです。主人もこの後楽園で行った金本さんとの試合が一番思い出に残っていると言ってました」という言葉も。
 その後、金本が「みんなアメトーーク見た? 俺、マスク剥がした人、(サムライを指差して)剥がされた人!」とマイクアピールして観客を沸かせると、戸惑うサムライにマイクを渡す。苦笑いを浮かべながらマイクを取ったサムライは「スミマセン、こんな声で。みんなの期待に応えられるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします!」と、お馴染みのしゃがれ声で大歓声に応えた。

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