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›2010年02月08日

F4との解散を懸けた大一番を制したブードゥー! 鈴木は船木との金網戦を要求!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

100207_AllJapan-1.jpg 7日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『2010 エキサイトシリーズ』。タイトルマッチこそなかったが、ホールには超満員の観客が詰めかけて大いに盛り上がった。全試合の詳細や試合後のコメント尾はバトル・ニュースをご覧下さい。
 メインはユニット解散を懸けてF4とブードゥー・マーダーズ(以下VM)が4vs.4のキャプテンフォール・イリミネーションマッチで激突した一戦。煽りVで「このVMは俺らの代紋やからね。代紋を潰すわけにはいかん」と語ったTARUは全身白のコスチューム=白装束で登場すると、リングサイドの観客にTARU水を手渡し、自らの頭の上から水をかけるように指示。この一戦に懸ける意気込みはかなりのもの。
 いきなり小島聡とTARUのキャプテン同士から試合が始まると、両ユニットが会場中で入り乱れての大乱闘に雪崩れ込む。そこからVMは小島を捕らえ、メンバーが入れ替わり立ち替わりで攻撃。キャプテンの小島が敗れればF4は即解散だが、VMはハナからそれを狙っているかのよう。それでも小島は何とかピンチを脱してゾディアックにタッチしたのだが、背後からセコンドのヘイトが灯油ケースで殴打したところにレネ・デュプリがダイビング・ボディプレスを投下して3カウント。
 その直後に小島がラリアットでレネを沈めてイーブンに持ち込んだが、VMは稔と歳三がラフを織り交ぜながらキレのある動きで試合をかき回し、稔がKAIをFIREBALLスプラッシュで、歳三が大和ヒロシを三角絞めで落とし、3人残っているVMに対してF4はキャプテンの小島のみに。圧倒的不利の小島はTARUを倒せば一発逆転だが、VMはキャプテンのTARUを守るように稔と歳三が前面に出て小島を追い詰める。
 すると小島はまずラリアットで歳三を、そして苦しみながらも稔もラリアットで沈め、これでVMの3人をラリアットで3タテ。ついに小島とTARUの一騎打ち状態となったのだが、TARUは小島のラリアットを徹底的にブロックしたり、ニールキックで迎撃したりと攻略。ショートレンジでは入れたもののラリアットを封じられた小島は、最後TARUドリラー→バズソーキック3連発→TARUドリラーと連続で食らって轟沈! VMはRO&Dに続き、F4をも解散に追い込んでみせた。

 試合後、TARUは「ブードゥーはわざわざ嫌われ役をやってやってるんや。知らん奴から帰り道に石を投げられたり、イタズラ電話をされたり、いろんな辛い目に遭っても、そういうことすべてひっくるめてVMっちゅうこっちゃ。お前らも普段の生活での不満をワシらにぶつけるためにここに来てるんやろ。そういうブーイングをすべて受け止めてやるわ!」と、実にTARUらしい“ヒール道”を説くと、歳三やヘイトのよにVMには“再生工場”としての役割もあるため、曙、さらにいま話題の朝青龍を加入させるのも面白いとマイクアピール。
 インタビュースペースでもTARUはF4のことを「アイツらの提唱しとるF4、4つなんやったかな? フレンド? フレンドもなくなったのう。フューチャー? 未来なんかあらへんがな。それからなんやったか、ファン? ファンもこれで離れるやろ。あと1つは?」と言うと、稔が「ファミコン!」と答える。TARUは「ファミコン? そんなのもう終わっとるわ! フェ○オやろ!」と言いたい放題。何度も解散の危機があったVMだが、ここに来て再び存在感を増してきた。

100207_AllJapan-2.jpg 船木誠勝が鈴木みのる&太陽ケアから世界タッグ王座を奪取したことで、さらに抗争が激化してきている船木と鈴木。お互いに奇襲攻撃を仕掛けたり、失神させたりとエスカレートしていたのだが、この日はさらに爆発!
 船木がリングインしてきたところに鈴木が襲いかかっていき、試合開始のゴングも鳴らせない状況の中、パートナーのケアや河野真幸が必死に両者を分けようとする。どうにか試合は開始されたものの、鈴木が河野をフェースロックに捕らえると、船木がリングインして鈴木に張り手、後頭部へのストンピングと、いちいちカットプレーの当たりがキツイ! 激しくやり合う船木と鈴木はフロントキックも張り手も相打ちとなり、苛ついた鈴木がタックルで船木もろとも場外に転落!
 試合そっちのけでやり合う両者だが、船木はリング下からホウキを持ち出して殴り掛かっていく。さすがにレフェリーや河野が止めに入ったが、何と鈴木のパートナーであるケアまでもが船木を止めようとするほど。鈴木も完全に表情が“イッており”、イスを持ち出す。ケアが鈴木を止めようとするが、何と鈴木は止めるケアにイス攻撃をお見舞い! ついに鉄柵の外まで出てやり合う両者を見て、和田京平レフェリーは両者リングアウトを宣告して、わずか6分32秒で試合終了!
 当然観客からは不満の声も飛んだが、何せ2人の乱闘がハンパではない。すると鈴木はマイクを持ち「オイオイオイ、船木! テメーに逃げ場なんかないんだよ! テメーらも手を出すんじゃねぇよ! 船木、誰にも手を出せないように、俺と金網で勝負しろ!」と何と船木との因縁決着の場に金網デスマッチを要求! 全日本マットで金網戦というのも異例だが、元パンクラシスト同士で金網戦というのも、実現すれば超異例!
 河野から「落ち着いてください!」と言われ、ようやく船木が引き揚げようとすると、鈴木は「また逃げるの? また逃げちゃうの? また俺の前から消えて終わりかよ!」と素の感情を吐露するかの如く叫んだ。

100207_AllJapan-3.jpg 1年2カ月のメキシコ修行から凱旋帰国したT28改め、マスクマンのBUSHIがカズ・ハヤシ、近藤修司とタッグを組んで、新たにFUJITA(藤田ミノル)が加入した東京愚連隊相手に後楽園凱旋マッチを行った。いきなり開始早々、三角跳び式のトルニージョを発射して観客を驚かせたBUSHIだが、愚連隊はBUSHIのマスクを引き裂いてBUSHIは半分以上素顔が晒された状態に!
 マスクをかばうあまり動きが鈍くなったBUSHIを愚連隊は3人がかりの攻撃でいたぶったのだが、カズと近藤が辛くもカットに入り、最後はBUSHIがファイアーバード・スプラッシュからのレボルシオン(=トルネードボムの体勢からのショルダーバスター)でMAZADAから3カウントを奪った。
 また、西村修とタッグを組んだ武藤敬司は、全日本新世代軍の諏訪魔&浜亮太と対戦。ベテランらしいグラウンドテクニックで浜の巨体をも見事にコントロールしてみせた武藤。さらに散々諏訪魔のヒザを攻撃した挙げ句、得意の低空ドロップキック→ドラスク→足4の字固めという必勝パターンに持ち込みながらも、ギブアップを奪うことが出来ず。
 西村も何とドラゴンスリーパー(無我離脱の経緯を考えると、驚きの技!)まで出して新世代と真っ向対決してみせたのだが、試合時間20分を超えて浜が爆発! 武藤のシャイニング・ウィザード3連発を食らっても沈まず、逆にボディプレスを返すと、諏訪魔もラリアットと投げ捨てジャーマンで加勢。さらにジャンピング・ボディプレスを落とした浜だが、武藤も何とか肩を上げる。すると浜は武藤を完璧なリョウタハマーで叩き付けて3カウント!
 何と武藤から完璧な形で大金星を挙げた浜は、マイクを持つと「僕は相撲界に13年いまして、頂点どころか関取にすらなっていません。でもいまは自分の想像以上に波の乗っていると思います。波に乗っているうちに三冠挑戦、よろしくお願いします!」と三冠挑戦を表明。この日、4・13〜4・11まで今年もチャンピオンカーニバルが開催されることが発表されたが、浜はその前に三冠挑戦→三冠奪取となるか? 試合後、武藤は「こればっかりは俺が『はい、(浜の三冠挑戦が)決まりました』じゃ、クソ面白くもないプロレス界であって、もう1プッシュかまして自分でその座を奪い取れ!」と浜に社長として檄を飛ばした。

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