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›2010年02月22日

8年ぶりに健介と交わった小川が蝶野にも宣戦布告!ミノワマンは怪人と大流血戦!

Posted by TEAM-angle at 23:27 / Category: 【プ】IGF / 0 TrackBack

100222_IGF-1.jpg 22日、JCBホールで行われたIGFプロレスリング『GENOME11』。アントニオ猪木のデビュー50周年記念大会の第1弾だが、まるで開けてみるまで分からないびっくり箱のような大会だった。全試合の詳細はバトル・ニュースをご覧下さい。
 メインはIGFのエースである小川直也と、猪木のデビュー50周年ということでIGFに初参戦することになった佐々木健介が、タッグマッチながら約8年ぶりに激突する一戦。新日本プロレスの2002年1・4東京ドーム大会で激突した両者は、ほとんど試合らしい試合にならず不完全燃焼に終わり、もうこの両者が交わることはないと思われていたほど。しかし、その後お互いの立場も変わり、猪木の作った団体IGFで再び交わる時が来た!
 小川が健介を指名する形で試合が始まると、まずはロープに押し込んでいった小川が離れ際に張り手。怒った健介は執拗にヘッドロックで絞め上げていくが、小川は2発目のバックドロップでようやく脱出。さらにもう一発バックドロップで叩き付けて澤田敦士にタッチ。健介も中嶋勝彦にタッチすると、澤田と勝彦は激しくぶつかり合う。
 お互いに気迫を前面に出しながら攻撃していく中で目立ったのが、勝彦の小川に対する執拗な攻撃。健介が澤田を攻撃していくと、小川がカットに入るのだが、すぐさま勝彦も入ってきて小川に喧嘩腰で向かっていく。体格差もあるため小川は勝彦を「うるさい」とばかりに蹴散らしていくのだが、それでも勝彦は事あるごとに小川に食ってかかっていった。
 澤田も負けていられないとばかりに、小川が健介に対して優勢に試合を進めていると、コーナーから必死にアピールしてタッチを志願! そして小川が澤田にタッチすると、何と合体技のオレごと刈れを決めてみせる。だが。これで自分にもダメージを受けてしまった澤田。小川が勝彦に捕まっている間に、健介が小川のSTOを改良したSTKを“解禁”! 続くラリアットをモロに食らってもカウント2で返して意地を見せた澤田だったが、健介は間髪入れずショートレンジラリアットを叩き込んで勝利。
 試合後、猪木が現れてリングサイドの席からリング上を見つめる。猪木が期待する殺気がリング上に漂う中、小川が健介に「このままトンズラするんじゃねぇぞ、この野郎!」と勝ち逃げは許さない発言!

100222_IGF-2.jpg 小川と睨み合った健介組が引き揚げていくと、小川は次なるターゲットとして放送席の蝶野正洋に向かって「オイ、何しに来たんだ、蝶野! お前のことだから心の準備は出来てんだろ? 上がって何か言ったらどうなんだ?」と挑発。澤田がロープを開けて、リングに招き入れようとするが、蝶野は放送席からまったく動こうとしない。蝶野は新日本プロレスとの契約を更改せずフリーとなったため、今後新日本とはどういうスタンスになるかは不明だが、新日本プロレスとIGFが絶縁関係にあるのは昨年の中邑真輔問題を見ても明らか。それだけにもし蝶野がIGFのリングを"跨げば"新日本との関係に何らかの影響が出る可能性はある。
 場内から「蝶野」コールが起こる中、シビレを切らせた小川がリングを降りていって、放送席の蝶野に「(試合用の)パンツを穿いて来ねぇなら用はねぇって言っただろ?」と詰め寄る。すると、ついに蝶野は「お前、何か俺に言ってきたことあるのか? 物事は人に伝わってから初めて返せるんだよ! 俺は全然聞いてねぇぞ!」と返答。さらに「オメー、やりてぇならやりてぇってハッキリ言ってみろ、オラ!」と凄むと、小川も「やりてぇからココに来てるんだろ!」と言い放ち、事実上対戦決定とも取れるやり取り。
 しかし蝶野は「やりてぇならもうちょっと、ちゃんとプロレスやれ! あれがプロレスか、オラ!」と小川にダメ出し。だが、小川はひとまず蝶野の言葉を対戦受諾と取ったのか「いい返事もらったよ、ありがとう」と言って引き上げていく。そんな小川に蝶野は「ちゃんとプロレス練習しておけ!」とキツイ捨て台詞。そのあと、リングに上がった猪木は「一寸先はハプニング! 何が起こるか分からないのがプロレスだなって思うんだけど、俺から言わせればお前らもっと怒れ!」と激を飛ばした。
 インタビュースペースに現れた小川は「契約がうんたらかんたらって言ってるようじゃね。事前に話を聞いてる、聞いてねぇって次元で話してたら、IGFのリングは務まらねぇよ! 根底はプロレス復興にあるから! 話し合いがうーだ、かーだじゃないんだよ。彼と会う機会はいましかないから行動に出ただけ。一寸先はハプニングって言うけど、本当だよ。俺の若い頃はアポなしでやったもんだよ。アポなしだから、俺もおもしれぇし、みんなもおもしれぇと思うんだよ。いつまでもアポなんて言ってるから、ダメにしたんだよ、彼らは。その責任をキッチリ刈り取る意味でも、彼には復興のための一員となってほしいね」と意味深発言。この先、蝶野がIGFのリングを跨ぐことはあるのか?

100222_IGF-3.jpg 総合格闘技『DREAM』のハルクトーナメントに優勝したミノワマンがIGFに初参戦! 総合の試合でも赤いショートタイツ姿のミノワマンだが、この日はレスリングシューズではなく赤のリングシューズ姿で登場し、ますますキン肉マン度がアップ! そんなミノワマンの相手はIGFの怪人“デスマッチジーザス”ネクロ・ブッチャー。まさしくIGFのリングでしか実現しなさそうな異次元対決だが、これこそミノワマンが目指す超人になるためには持ってこいのカードかもしれない。
 ヘッドバットや噛みつきなど予想通り荒っぽい攻撃を仕掛けていくネクロに対し、ミノワマンはヒザ蹴りや掌底で応戦。そこからドロップキックでネクロを場外に叩き出すと、ネクロは本部席からゴングを強奪してミノワマンに殴り掛かる! 何とか真剣白刃取りの要領でキャッチしたミノワマンだが、今度は場外に引きずり出したネクロが鉄柱攻撃。しかし怒ったミノワマンもネクロに鉄柱攻撃をお見舞いして、額を叩き割っていく!
 大流血したネクロだが、一本足頭突きからのエアプレンスピンで反撃。しかし自らも目を回してしまい、すかさずミノワマンがバックドロップからのブレーンバスター。だが、ネクロは意表を突いたショートレンジラリアットを叩き込むと、ミノワマンをコーナーに追い詰めて天龍源一郎ばりに、グーパンチと逆水平チョップを交互に叩き込む。
 するとミノワマンも左目尻を切って流血! お互いに血を見て熱くなったのか、血しぶきを飛び散らせながら掌底を打ち合うと、そこからミノワマンがジャンピングエルボー。さらに水車落としで叩き付けたミノワマンは、ボブ・サップを破ったフロント逆エビ固めを決めてネクロからギブアップを奪った。
 試合後、ミノワマンから握手を求めると、ネクロもそれに応じてミノワマンと健闘を称え合う。そしてお馴染みのS.R.F.8回をIGFのリングでもやって大歓声を浴びたミノワマンは、インタビュースペースでドクターが傷を縫おうとしているところを、ひとまず制して「いい怪人でした。怪人ていう意味がよくわかりましたよ。自分のプロレスの心を、魂を引きたたさせてくれる、今までなかったこの眠っていた物を叩き起してくれた試合でした。簡単にいけると思ったんですけど、やはりそうはいかないですね。またちょっと考え直します、1から」と、また一歩超人に近付いた手応えを掴んだかのようなコメントを残した。

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